【脱不幸論】自分の幸せが見つかるブログ

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

あなたを変える劇薬はない

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

このブログに到達する多くの人が、人生に何かしらの問題を抱えている人が多いのではないかと思います。

 

なんとか自分の人生を変えたい。

どうにかして自分の生き方を変えたい。

 

自分の人生と向き合い始めた人というのは、こういった動機から自分を変えてくれるようなものを求めて彷徨うものです。

僕自身、自分と向き合うようになってきて様々なコンテンツを貪るように漁っていました。

自分自身を大きく変化させてくれるような、魔法のようなものはないのかと期待をしていたものです。

 

でもそんなものを探しても見つからなくて、結局はコツコツと自分と向き合うという作業の中で本当の自分を見つけていって心を軽くしていったものです。

 

今回の記事でお伝えしたいこと、それはあなたを大きく変えるような劇薬は存在しないということ。

特に僕のように救いを求めてコンテンツを漁っているような人にぜひ最後までご覧いただきたいと思います。

 

 

 

あなたを変える劇薬はない

自分を変えたいと願うのであれば、まずはこの事実を抑えなければなりません。

あなたを変える劇薬は存在しないのです。

魔法のように、何かに取り組めば一日二日で自分の人生は大きく変化するなんてことは起こりえないのです。

 

今あなたが抱えている苦しみは、大抵があなたの心の問題から来ています。

自身の価値観の問題とも言えるでしょう。

自分の中にある価値観が現実と摩擦を起こし、その結果苦しみが生まれているのです。

 

この価値観を摩擦が起きないように変容させていくこと、これが自分を変えるということであり、成長するということです。

 

でもそれが難しいのです。

それは自身が抱えている価値観は、何年にも渡って築き上げられてきたことが多いからです。

そんなものを新しい価値観で塗りつぶすというのは、ほぼ不可能に近いと言ってもいいでしょう。

 

中国の万里の長城をご存じでしょうか。

万里の長城は2000年に渡って造成を重ねてきたそうです。

 

それほどに時間をかけて造り上げたあの建築物を1日や2日で取り壊し、新しく建て直すことは可能でしょうか。

難しいですよね。

 

価値観も同じです。

古くは幼少期から刻まれている「当たり前の価値観」を取り壊し、新しい価値観を据えて生きるということは非常に時間のかかることなのです。

 

しかも、万里の長城のように目に見えるものとして存在しているのであれば物理的に壊すことが出来ますが、価値観は目に見えるものではなく、壊すことは難しい。

だから、壊したくても意図的には壊せないですし、どうしても時間はかかってしまうのです。

 

それでも取り組んでいく

魔法のように自身に大きな変化を及ぼす劇薬は存在しません。

だとしても、あなたが自分の生き方を変えたければ毎日の変化を感じられなくても取り組むしかないのです。

 

千里の道も一歩から。

どれだけ歩幅が小さかったとしても、歩み始めないことには目的地にたどり着くことはできないのです。

 

僕は劇薬を探していた側の人間でしたが、劇薬は結局見つからず、コツコツと自分と向き合うことで本来の自分を取り戻しました。

 

毎日毎日自分の本音を探り続ける日々でした。

毎日毎日自分の至らない点を許す日々でした。

 

そんなことを繰り返していく中で、気づけば自分は変わっていたのです。

 

劇薬はなくても、自分を理解し、自分を受容していくことが何よりも良薬であり、その効き目をすぐには実感できない薬を飲む続けるしかないのです。

 

こんなことをやっていて意味があるのかと不安になる人もいるでしょう。

結果が出なくて心が折れそうになる人もいるでしょう。

 

でも、大丈夫です。

なぜなら僕が変われたから。

 

僕は特別な人間ではありません。

そこらへんにいる一般人と何も変わらない。

 

でも、変われたんです。

あなたと同じ一般人が変われたのなら、あなたも変われるじゃないですか。

 

取り組めば必ず結果は出てきます。

自分を許し続け、今の自分の価値を認めていけばあなたは自由になれるのです。

 

 

 

まとめ

自分を変えたいと思ったときに、自分を変えてくれるような劇薬を探したところで、そんなものは見つかりません。

長年にわたって積み重ねてきたあなたの価値観を変えるには、それなりの時間を要するものなのです。

 

でも、あなたは間違いなく変われます。

劇薬を求めずに、良薬をコツコツと接種していけば、あなたは間違いなく変われるのです。

 

確かに良薬は口に苦しといいますから、自分と向き合うことは苦しいかもしれません。

だとしても、その苦さから逃げていては、あなたに幸せは訪れないのです。

 

自分の精神的幼児性と向き合い続けること。

これが何より人生で大切なのだと思います。

 

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