【脱欠乏感】足りない人生から豊かな人生へ

欠乏感を解消して、なりたい自分に。

自己価値の見い出し方

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

多くの人は自分が価値ある存在であることを求めます。

あるときは承認されることで自身の価値を見い出そうとし、あるときは失望されないように他人に迎合したり、期待に応える形で自分の価値を形作っていくのです。

 

きっとみなさんもこういった欲求に従い生きている部分は少なからずあるのではないでしょうか。

 

人間は欲深い生き物ですから求めるものですし、僕自身も抱えているものでもありました。

 

ですが、こういった自己価値の見い出し方をしていて、あなたは心から幸せを感じることが出来ているでしょうか。

心の底から満足できている人は少ないのではないかなと思います。

 

承認を得るために頑張って得れなければ苦しみに繋がりますし、得られたとして今度はそれを失うことを恐れて執着をしてしまう。

そんな状態を幸せと呼ぶのは、少しばかり違うのではないかと思うのです。

 

では、どのようにして僕たちは自己価値を見い出していけば良いのでしょうか。

それは、外部ではなく内部に依存した価値の測り方を身につけることで解決するのです。

 

今回の記事では、自己価値の見い出し方についてお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

外部依存の自己価値

僕たちは自分の価値を測る時に、つい外部に依存した測量をしてしまいます。

 

誰かに認められていれば自分に価値があるし、逆に認められていなければ自分には価値がないと考えるので、相手の物差しに自分をはめようとして苦しくなってしまうのです。

相手の物差し、つまりはこう在るべきだという規範意識があなたを鎧のように拘束し、そのあるべき姿からはみ出す自分を責め立てます。

 

外部依存の自己価値というのはあくまで他人がどう思うかが軸となるので、コントロールできません。

自分の支配できないことに自分の価値を委ねてしまうことが、この外部依存の問題点なのです。

 

認められるために努力をして、そこそこ有名な企業に就職したとしましょう。

それでチヤホヤされればあなたの自己価値というのは満たされるでしょうが、例えば精神的に未熟であったり、人間として魅力が少なかった場合、期待しているほどの承認を得られないこともあります。

客観的にみればいい企業に就職したあなたはすごく、価値のある人間のように思えるものですが、外部に依存して自己価値を見い出していると、認められない限りはそんな自分には価値がないと思ってしまうのです。

 

外部依存から内部依存へ

そういった不幸な自己価値の計測から脱する為には、外部依存から内部依存へと、自己価値の測定法を変えていく必要があります。

 

では、内部依存の自己価値とはなんなのでしょうか。

 

内部依存の自己価値とは、他者を介在させずに満たされる承認欲求だということです。

言い換えると、他人の物差しで生きずに、自分の物差しで世界を見るということです。

 

あなたの物差し。

あなたの抱えている価値観の殆どは、いわゆる世間一般の常識であったり、モラルであったり、自分の内側から湧き出るものではなく、外の世界にあるものです。

 

そういった、生きてくる過程で培った物差しをいったん捨てて、自分の物差しに持ち替えてみるのです。

 

例えば、あなたはかっこいいこと、可愛いことが価値であると考えているとしましょう。

どうしてそれが価値があるのかというと、かっこいいこと、可愛いことは他人から承認される物だからです。

不細工である自分を許すことが出来ないのは、ありのままの自分では承認が得られないと思っているからです。

 

では、この外部依存の自己価値を内部依存に変えてみましょう。

 

内部依存は他者を介在せずに満たされる承認欲求です。

外部依存が誰かにとってカッコいい、可愛い自分でなければならないのに対して、内部依存であれば自分自身が満足をすればよいのです。

 

でも、どこからどうみても自分が不細工だったら満足なんて出来ないのではないかと思うかもしれませんが、自分が満足できるかどうかは、あなたが不細工かどうかではなく、あなたが不細工な自分を受け入れているかどうかで決まります。

 

ですから、自分自身がありのままの自分を認めてあげられればそれでいいのです。

 

ここで大切なのは、結果ではなく過程を大切にすることです。

 

結果というのは変えられません。

今回の例で言えば、自分が不細工であることは変えられません。

それは受け入れがたいことではありますが事実なのです。

 

変えられないことは、受け入れます。

抗っても仕方ないので、その嫌な現実に白旗を振り降参するのです。

 

そのうえで、そんな不細工な自分がどう生きるかにフォーカスを当てていくのです。

 

現実というのはすぐには変わりません。

だから、受け入れがたい現実というのは変えることを諦めるしかないのです。

 

ですが、不細工な自分がどう生きるかは変えることが出来ます。

自分なりにファッションやメイクを頑張ってみてもいいでしょう。

容姿が不細工でも、精神的に成熟し中身で勝負するのもいいでしょう。

 

不細工なら、不細工なりに生きる。

不細工としての人生を歩み、不細工としての100点満点を叩き出すことに精を出すのです。

 

価値がないと思われるような自分としてどのように生きるか、それが内部依存の自己価値の見い出し方なのです。

 

 

 

まとめ

外部依存の自己価値はコントロール権が他者にあるため、不確かなあるべき姿をひたすら追いかけ続ける人生になってしまいます。

 

それでは幸せになれるものも幸せにはなれません。

 

大切なのは、外部ではなく、内部に依存した自己価値を見い出すことです。

 

他人には価値がないと思われるかもしれないあなたは、あなたなりにどう生きるのでしょう。

どう精一杯生きて、価値がないなりの100点を出すのでしょう。

 

その答えこそが内部依存の自己価値であり、僕たちが持つべき物差しなのです。

 

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