こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
僕たちが幸せになるためには、自己理解、自己受容、自己実現の3ステップを経ていく必要があります。
ダメだと感じている自分をまじまじと見つめ、その自分を受け入れて行ったその先に自己実現的な未来が待っているのです。
しかし、折角自己受容までできたとしてもなりたい自分がなく、自己実現の段階で躓いてしまう人もいます。
あとはなりたい自分になるだけなのに、どうして自己実現の段階で躓いてしまうのでしょうか。
もしかしたらそれは、ポジティブな自己理解が進んでいないからかもしれません。
今回の記事では、ポジティブな自己理解についてお話していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
2種類の自己理解
僕が掲げる幸せの3ステップである、自己理解、自己受容、自己実現ですが、僕は特に自己理解が重要だと考えています。
自分を理解しないことにはその自分を受け入れることが出来ないので、まずはここで正確に自分を捉えることが大切なのです。
この3ステップで語る自己理解とは、自分に対してネガティブに捉えている考え方、またはネガティブな要素を直視するという意味で、ネガティブ要素を適切に知覚するという要素が強いです。
ですが、実は自己理解には2種類の自己理解があり、ネガティブな要素だけではなくポジティブな要素を理解することも重要になってきます。
ポジティブな自己理解
では、ポジティブな自己理解が重要だとして、ポジティブな自己理解とはなんなのでしょうか。
ネガティブな自己理解とは、ダメな自分、コンプレックスに感じている自分のことを理解することであり、それに対してポジティブな自己理解とはなりたい自分、自分の美学を理解することになります。
ポジティブな要素を理解していくことで、自分が良いと思える自分、向かうべきゴール地点を定めることが出来るので、自己受容を進める際にはネガティブな自己理解が重要でしたが、自己実現を進める際には、ポジティブな自己理解が重要になってくるのです。
具体的にどんな自分を理解すればいいのか分からない場合、以下の自己構成要素を参考に考えるのが良いです。
この自己構成要素の各カテゴリーで、どんな自分になりたいのかが全て答えられる状態が、ポジティブな自己理解が出来ていると言えるでしょう。
自分の美学の見つけ方
ポジティブな自己理解を進めようとしても、なかなか見つけることが出来ないという人もいるかと思います。
そういった人は、自分のダサいという感覚をヒントに探してみると良いかもしれません。
ポジティブな自己理解とは、自分の美学を知るということです。
そして、自分の美学に反したものを見たときに、僕たちはダサいと感じます。
つまり、自分の美学が分からないのであれば、自分のダサいという感覚から逆説的に求めることが出来るのです。
僕はだらしない体はダサいと感じていますが、だらしない体はダサいよなと感じているのであれば、引き締まった体がカッコいいと感じている訳です。
自己中心的な生き方はダサいと感じていますが、自己中心的な生き方がダサいと感じているのであれば、愛を持った生き方がカッコいいと感じている訳です。
すべての自分の美学は、ダサいという感覚から導き出すことが出来るのです。
自分が物事に対してなんと感じるかという部分を意識して生活してみることが、ポジティブな自己理解へと繋がっていきます。
まとめ
自己受容ではネガティブな自己理解が大切でしたが、自己実現においてはポジティブな自己理解が大切になってきます。
ポジティブな自己理解とは自分の美学を知ることであり、自分の美学が分からないのであれば、ダサいという感覚から辿ることで知ることが可能です。
特に物事を否定的に見てきた人ほど、ダサいという感覚は掴みやすいと思います。
このようにしてどんな自分が良いと感じるのかを理解できれば、自己受容の先にある自己実現的な生き方が充実していきますので、なりたい自分がない人はぜひ自分の美学探しに力を入れてみてください。
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