【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

コンテンツが溢れた時代にこそ何もしない時間を

こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

インターネット、そしてスマートフォンの普及によって、情報や娯楽というものがスマートフォン一台で満たせるようになってきました。

 

昔に比べて娯楽が身近になってきた今、僕たちはコンテンツの消費効率を意識し、多くのコンテンツを消費するような生活になっているのです。

 

さて、この生き方が当たり前となった今、僕たちの生活はコンテンツに支配される生活になっている可能性が高いです。

それによってゆとりのない、急かされる毎日を過ごすことはどことなく窮屈で、楽しいけど心が満たされない生活に繋がっていきます。

 

だからこそ、このコンテンツ消費社会をどう生きていくかを考え、本質的に幸せになれる生き方に修正していくべきなのです。

そこで今回の記事では、コンテンツ社会における生き方をテーマにお話ししていきます。

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

コンテンツ社会の弊害

このコンテンツ社会は多くの娯楽を生み出し、余暇を生まないような社会に変化してきました。

それくらいにコンテンツを消費しても次から次へと消費したいコンテンツが現れてくる、いい時代になったと思います。

 

ですがそのコンテンツ量が故に、僕たちはコンテンツを消費し続ける生活を強制されているとも言えます。

インターネットが広げた世界は、スマートフォンというデバイスを通して僕たちの生活を彩るのと同時に、時間を奪うようになってきたのです。

 

もちろんコンテンツを消費することは楽しいですし、コンテンツを悪とするわけではありません。

ただ、コンテンツ消費に自分の幸福を委ねている状態が問題があると言いたいのです。

 

ドーパミン的幸福

幸福を感じるホルモンは何種類もありますが、3大幸せホルモンとして、ドーパミンオキシトシンセロトニンが取り上げられます。

 

この3種類のうち、コンテンツを消費することで発生するホルモンがドーパミンで、このドーパミンに依存した生き方になりがちなのが、現代のコンテンツ消費社会のデメリットなのです。

 

本来ドーパミンだけではなく、オキシトシンセロトニンといったホルモンもバランスよく出すことで幸せをしっかりと感じられるのですが、コンテンツの多い現代ではドーパミンを出すことが容易く、オキシトシンセロトニンを出さなくてもなんとなく幸せに生きられてしまうのです。

 

短期的幸福よりも長期的幸福を

過去に書いた記事に、短期的幸福と長期的幸福について書いた記事があります。

 

 

www.takeuchipsychology.com

 

 

この記事では、刺激の強い瞬間的な幸福よりも刺激の弱い持続的な幸福を大切にすることが大事なのだと書きました。

まさにこれは、短期的幸福であるドーパミンを重視するのではなく、長期的幸福であるセロトニンを大切にしようという話なのです。

 

人が心に不安や悩みを抱えた状態でも、現代のコンテンツ量を持ってすれば、ある程度幸せな生活を送ることは可能です。

ですが本来、ドーパミンによって得られる瞬間的な短期的幸福は、0を1にするようなプラスの幸福であって、-1を0にするような力はないのです。

 

欠乏感を感じ、幸福度がマイナスの状態であるのならば、まずはドーパミンよりもセロトニンを大切にして、心の安定をとっていくことが大切なのです。

 

ドーパミン依存から抜け出すために

コンテンツ消費によるドーパミン的幸福から抜け出すために、意識的にセロトニン的幸福を得られるような行動をとっていきましょう。

 

セロトニンは、日光を浴びたり、リズム運動をとったり、入浴をしたりすることで出すことができます。

 

心地よい時、リラックスしているときに分泌されるので、あえてコンテンツを消費せず、何もしないでリラックスすることが大切なのです。

 

何もせず、五感で世界を感じてみましょう。

思考を止め、鳥の囀りの心地よさを、空の青さを美しさを、季節の香りを、口に広がる味わいを、肌触りの良さを感じてあげるのです。

 

そうして強い刺激から離れ、心地よい弱い刺激を大切にすることで、ドーパミン的幸福からセロトニン的幸福へ移行することができるでしょう。

 

大切なのはバランスです。

ドーパミンだけ、セロトニンだけ、オキシトシンだけという生き方ではなく、3つの幸せホルモンをバランス良く分泌し、心地よい中に刺激のある日々を過ごすことが、僕たちの幸せに繋がっていくのです。

 

 

 

まとめ

コンテンツ消費社会における生き方は、どうしてもドーパミン的幸福に依存しやすくなってしまいます。

 

もちろんコンテンツを消費し続ければ幸せですが、それは短期的な幸福であり、持続性のある幸福を手に入れることは難しいです。

だからこそ、あえてこのコンテンツ消費社会において、何もしないというコスパの悪い生き方をする必要があるのです。

 

何もせず五感で世界を感じることは、今を生きることにも繋がり、不安や悩みに対しても効果があります。

 

今自分は何を感じているかを大切にするのです。

暖かくて心地良いなぁ、空が綺麗で癒されるなぁ、良い香りでリラックスするなぁ、そういった心が感じているものをしっかりと意識をして感じてあげることで、セロトニン的な幸福を感じることができるでしょう。

 

このコンテンツ消費社会での生き方を改めて考えることで、より幸せな生き方を見つけられると思いますので、今一度考え直してみてくださいね。

 

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