【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

自分と向き合えない理由

こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

 

www.takeuchipsychology.com

 

 

現状を変えたい、もっと幸せな人生を送りたいと思いつつも、いつまで経っても変わり映えのない毎日を送っている。

なんとなく心当たりがある人もいるのではないでしょうか。

 

変えたいという気持ちは本物なのに、行動が伴ってこないから、そんな自分に落胆してしまうんですよね。

 

どうして僕たちは、なかなか現状を変えることができないのでしょうか。

もしかしたらそれは、自分と向き合うことができていないからかもしれません。

 

今回の記事では、自分と向き合えない理由についてお話ししていきます。

 

 

 

幸福への過程

僕たちがより良い人生を歩んでいくためには、自己理解、自己受容、自己実現という3つのフェーズを経ていく必要があります。

 

自分というものを理解し、そんな自分を受け入れて、そんな自分がどう生きていきたいかを実現していく。

これが、僕たちが幸せになるために通る道筋です。

 

このフェーズの一番最初である自己理解から僕たちは始めていくことが望ましいのですが、どうしてもこのスタート地点に立てない人がいるのです。

 

それは、自分の弱さを受け入れられない人。

自分の弱さ、ダメさを認められないから、いつまでも本当の自分を理解しようという姿勢になれないのです。

 

自分にはダメな部分もあることを認める

僕たちが自己理解を進める前にすべきことは、自分にはダメな部分もあることを認めることです。

 

もちろん良くありたいと望むことは大切ですが、現実は願望とは違います。

弱くて、情けなくて、ダメで、汚い部分もあるのです。

 

現実の自分は良いところもあるけど、それ以上にダメな部分もあるのです。

 

ですが、それは責められることではありません。

もしかしたら、過去にダメな部分などを責められて育ってきたからそういった認知になっているのかもしれません。

 

ですが、あなたにダメな部分があろうがそれがあなたであり、ダメな部分ごと尊重されるべきなのです。

 

大事なことなのでもう1度言いますが、あなたにダメな部分があったとしても、それは責められるべきことではありません。

あなたが悪いのではなく、他人のダメな部分を受け入れられないような、精神的に未熟な人間が近くにいたから、あなたは勘違いしていたのです。

 

だから、認めて良いのです。

あなたに悪い部分があっても、それは他人から責められることではないのです。

 

自分には悪いところがあると認めることに抵抗があるのは、誰かに責められている気がするからでしょう。

 

ですが、誰もあなたを責めてはいません。

責めているのはあなた自身であり、あなたが責められている気がするのは、過去の責められた記憶が自分の悪い部分という要素に紐付けられて現れているからです。

 

なんだか責められている気がするのは、全て気のせいなのです。

 

ダメな自分を認めた先に自己実現がある

自分にも悪い部分があるし、それは誰からも責められてはいない。

だから、それを認めてしまっても大丈夫なのです。

 

今と過去は違うのです。

自分が過去の再体験をしていることに気づけたら、あなたは自分と向き合うことができるでしょう。

 

自己理解というのは、良い部分も悪い部分も含めて、現実を正確に捉えるということです。

良い部分だけを見て、悪い部分からは目を逸らすというのは、自己理解をしているとは言い切れません。

 

しっかりとありのままの自分を理解し、そして自己受容に繋げていきましょう。

 

あなたには、良い部分もあれば、悪い部分もある。

それでもいいじゃないですか。

あなたが今まで精一杯生きてきての今なのだから、これが現実なのだから、これで良いじゃないですか。

 

自分を偽り、綺麗な自分を演じる必要はありません。

 

あなたをわざわざ綺麗なあなたに演出しなくても、十分あなたには魅力があるのです。

魅力がないと感じるのは、ダメな部分ばかりに目がいっているからです。

ダメな部分ももちろんあるでしょうが、魅力的な部分もあるのが事実なのです。

 

ありのままの自分を受け入れてあげて下さい。

認めて、許して、尊重してあげて下さい。

 

そうした先に、あなたの本当になりたい自分、自己実現的な自分が存在しているのです。

 

 

まとめ

自分と向き合えないのは、ダメな自分はダメであるという認知が、ダメな自分を知覚することを避けようとするからです。

 

ダメな自分がダメだと思っていると、ダメな自分を知覚しただけで傷ついてしまうからですね。

 

でも、実際はそんなことはないのです。

ダメな自分でも良い。

ダメな自分だからといって責められることはないのです。

 

過去に責められたから、今も責められると思っているだけ。

その時の傷ついた経験が、あなたに間違えた常識を植え付けているのです。

 

目を覚ましましょう。

あなたは誰にも責められない、許されているのです。

 

もっと肩の力を抜いて、ダメに生きましょう。

ダメだって良いんですから、ダメに生きたっていいんです。

 

あなたが、ダメなあなたがそこからどう生きようかを考えたときに、より良い未来を選択することが自己実現をするということです。

 

ダメな自分でもいいけど、こっちの自分の方が好きだな。

こう思えるような未来を追い求めていきましょう。

 

何歳からでも遅くないです。

僕は20代を終えるまで、自分と向き合えませんでした。

今からでも十分間に合うのですから、自分と向き合って、ダメな自分なりに生きてみましょう。

 

きっと、それからの人生は今とは比べ物にならないくらい輝いていると思いますよ。