こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
僕たちは人生を歩む中で、新しいことに挑戦するタイミングがあります。
その挑戦が自発的なものだったとしても強制的なものだったとしても、上手く出来ない時にはストレスが生まれるものです。
そして、そのストレスで嫌になり、挫折をして投げ出してしまったり、なんで自分は出来ないのだろうと自分を責めてしまったり。
こういったことは誰もが心当たりのあることなのではないかなと思います。
どうして僕たちは物事が上手くいかないとこういったストレスを感じるのでしょう。
もしかしたらそれは、自分に対する期待値が高すぎることが原因なのかもしれません。
今回は、自分に対する期待値をテーマにお話ししていきます。
新しい物事は大抵上手くいかない
もしあなたが新しい環境に上手く適応できなかったり、新しい挑戦をして上手くいかなかったりして、無価値観を感じたり自己否定をしてしまうような場合、1つの認知を正す必要があるでしょう。
それは、何か新しい物事に挑戦するとき、きっと上手くいくであろうという認知です。
新しい物事というのは、大抵上手くいかないものなのです。
僕たちはこれを理解しているようでしていないことが多く、なんとなく上手くいく未来を期待してしまうのです。
だからこそ、上手くいかないことに対して落胆し、その原因は自分にあると自分を責めてしまいます。
物事が上手くいくと良いなと思う人は多いですし、そういった希望を持つことは悪いことではありません。
ですが、その希望をそのまま自分への期待値としてしまうから、物事が上手くいかないことにストレスを感じるのです。
ダメな自分を認める
上手くいく未来、できる自分を期待してしまうのは、ダメな自分を認められないからといった可能性があります。
ダメな自分は到底認められない。
そう考えてる人にとって、未来は上手くいってもらわないと困るのです。
僕たちに必要なのは、ダメな自分を認めること。
物事を上手く進めることができなかったり、すぐに失敗してしまう自分が、本当の自分であると認めて、そんな自分でいることを自分に許可するのです。
ダメでも良いじゃないですか。
もしかしたら、ダメであることが許されない環境で成長してきたのかもしれません。
何かを間違えればすぐに怒られ、責められ、認めてもらえず、上手くいった時だけ褒めてもらえて、認めてもらえた。
そんな環境で育ってきたら、ダメな自分であっても良いなんて考えられるはずもありません。
ですが、それは間違った価値観、認知なのです。
本当はダメでも良いんです。
人間は弱い生き物で、ダメな生き物なのです。
もちろん周りと比べて優れている部分もあると思いますが、それと同じくらいダメなところもあるのが人間なのです。
だから、自分は当たり前にダメなところがあっても良いんだと、自分を許してあげることが大切なのです。
ダメをデフォルトに
僕たちは何か新しい物事に挑戦するときに、上手くいくことをデフォルトにしてしまいます。
上手くいくことが当然と考えているわけではないのに、よくよく考えるとそれをデフォルト、つまり当然だと思っているのです。
だから上手くいかなかったときに、想定とは違うから落胆するのです。
最初から上手くいかないと思っていれば、実際に上手くいかなくても想定内なのでなんとも思わないのです。
僕たちが新しい物事に挑戦するときは、上手くいかないがデフォルトです。
やったことないのだから当たり前です。
人間は経験値というものを積むことによって、段々と成長していくことを忘れてはなりません。
これは悲観的に現実を見ろという話ではなく、出来なくてもそれが当たり前なのだから、いちいち悲観的になって自分を責める必要はないと言っているのです。
自分はそんな優れた人間ではないのです。
やったことないことを経験者と同じレベルでこなせる程の器用な人間ではないのです。
自分に強い期待をするのをやめて、のびのびと生きませんか?
上手く出来なくても、別にこれが当たり前だからなぁと納得していれば良いのです。
出来ない自分を受け入れて、その自分がそこからどうやって上達していくのかを考えることが大事なのだと思います。
まとめ
上手くいかないことというのは、ダメな自分を受け入れられない人ほど辛いです。
失敗すればするほど、ダメな自分というものを突きつけられるのですから。
ですが、ダメであることは悪いことではありません。
良い部分も悪い部分もあって、初めて人間なのです。
そんなアンドロイドみたいな完璧人間は存在しないのです。
だからまずは、そんな不完全な自分を許すことから始めましょう。
そして、上手くいかないことこそが当たり前であると、価値観、認知を書き換えるのです。
そうすることで新しい物事に対するストレスが大幅に減り、生きやすくなりますよ。