こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
自分と向き合うようになって、心理的な成長を求めるようになってきたはいいものの、どのようにして成長を遂げていけばいいのかがイマイチわからない。
今のままではだめだと思うけど、どうやって自分を変えていったらいいのかが分からない。
こんな悩みを抱えている人も多いのではないかと思います。
実際心理的な成長には様々な要素が必要になると思いますが、その要素の一つに責任感という要素があります。
今回の記事では責任感と心理的成長の関係についてお話していきます。
なぜ責任感が必要なのか
心理的成長、特に自己受容において責任を持つことは非常に重要です。
というのも、責任を持つということは、どんな結末も受け入れるということであり、それは良い自分も悪い自分も受け入れるということだからです。
逆説的に言うと、自己受容が出来ていない人は、責任感が欠如しているとも言えます。
例えば、なにか間違いを犯してしまったとしましょう。
自己受容が上手くできていない人は、その間違いを誤魔化したり、言い訳をしたりするのです。
自分が間違えてしまったということを素直に受け止めず、バレないように細工したりすることで、悪い自分を良い自分に捻じ曲げようとします。
これでは、悪い自分を否定することとなり、自分を受け入れることは困難ですよね。
どんな自分も受け入れるということが自己受容の基本ですから、心理的成長には責任感というのが必要になるのです。
責任感の養い方
では、どのようにして責任感を養えばいいのでしょう。
責任感が持てない理由にもよると思いますが、今回は2つ方法をご紹介します。
1.ダメな自分に許可を出す
まずは、ダメな自分に許可を出すという方法です。
失敗を認めるとも言えるでしょう。
小さい頃、両親などに責められて育ってきた人などはダメであることが許せません。
その結果、なにか間違いを犯した場合も、その責任について言及されるのを避けようとします。
また、そもそも失敗しないように挑戦を避けるなんてことも。
嘘をついたり、誤魔化したりすることで身を守ろうとするのです。
なんとなくこういった傾向がある人は、ダメであること、間違いを犯すこと、弱い存在であること、他人に否定されるような要素を持っていることを自分に自分で許してあげましょう。
本来ダメであることは何も問題ではなく、他人の弱さを認められない周囲の人間が問題だったのです。
ですが小さいあなたにはそれが分からなかった。
そして小さいあなたは、あなた自身に原因があると考え、ダメな自分でいることは悪いことだという認識を持ってしまったのです。
ダメであってもいい、そんな自分も受け入れるという姿勢を持つことで、自己受容感、責任感は高まっていきます。
2.どんな結末も受け入れる決意をする
次に、どんな結末も受け入れる決意をするという方法です。
どんな自分であってもいい、良い自分でも悪い自分でもいいという姿勢は、どんな結末であっても、自分が起こした結末として受け入れるということです。
これは自分が選択した結果なのだから、甘んじて結果も受け入れるという潔さが必要なのです。
初めて行ったレストランでメニューを眺め、どれを頼めばいいか迷うなんてこともあるかと思います。
責任感をもって結末を受け入れる決意をするということは、美味しかったとしても、まずかったとしても、自分が選んだ結果なのだからといって納得することなのです。
僕は今、将来やりたいことに向けて仕事を変えようとしています。
責任感をもって結末を受け入れる決意をするということは、仕事を変えて成功だったとしても、失敗だったとしても、自分が選んだ結果なのだからといって納得することなのです。
自分の選択の結末がいかなるものであろうと、責任をもって向き合えていればダラダラ後悔はしませんし、次はどうしようかという前向きな姿勢になれるかと思います。
それゆえに、結末を受け入れる覚悟というのは大切なのです。
まとめ
心理的成長に必要な責任感とは、失敗を認めるということであり、ダメな自分を許可するということであり、どのような結末でも受け入れる決意をするということです。
責任感というのは失敗に対して前向きであり、自分の過ちを認めることで現状をより良くしていくことができます。
いつも言い訳ばかりしていたり、保身のために嘘をついてしまっていた人は、自分の責任感について改めて考えてみる必要があると思います。
自分の人生の責任をとれるのは自分だけです。
しっかりと責任感を身に着け、より良い人生にしていきたいですね、