こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
新しくやりたいことがあるけど、なんとなく億劫になってしまいやっていない。
色々と挑戦してみたいけど、結局理由をつけてやるのを諦めてしまう。
こういったことで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
様々な行動で人生をより良くしていきたいのに、なかなか行動できずにいつもと同じ人生を歩んでしまっている。
もしかしたらそれは、無意識に失敗を恐れているせいで行動が出来ていないのかもしれません。
では、どうすれば失敗を恐れずに物事に挑戦していけるようになるのでしょうか。
今回の記事では、失敗の価値をテーマにお話しをしていきます。
失敗に価値を見い出す
僕たちが行動できない理由が「失敗に対する恐れ」だとして、その恐怖を乗り越えるためにはどのようにすれば良いでしょうか。
1つの解決策として、失敗に価値を見い出すという方法があります。
失敗が悪いという観念を手放し、失敗は良いことであるという観念、認識に変更するのです。
失敗に価値を見い出すことで失敗を受け入れやすくなり、行動にブレーキをかけていた恐怖心を弱めることができるので、失敗に価値を見い出すことは成長において非常に大切なのです。
ですが、そもそもなぜ僕たちは失敗を悪いことと認識し、恐れるようになったのでしょうか。
なぜ失敗を恐れるのか
僕たちが失敗を恐れる原因は過去にある可能性が高いです。
小さい頃、失敗をしたときに馬鹿にされたり、失敗した自分を受け入れてもらえなかったりといった結果至上主義とでもいうような環境の中で育つことで、失敗に対してネガティブな感情をもつようになります。
失敗=悪という方程式が成り立ってしまうのです。
例えば、学校教育ではテストによって失敗に対する認識がネガティブになります。
どれだけ勉強を頑張っていても、正解していなければそのテストに向けての努力は評価されないのです。
こういった世界で育ってくれば、成功に価値があり、失敗には価値がないと感じてしまうのは仕方のないような気もします。
ですが、視点を変えて失敗に価値を見い出すことでこの恐怖は克服できるのです。
物事を見る視点を変える
失敗に何故価値があるのかと言えば、それは失敗からは学ぶことができ、失敗は成長に必要な要素になるからです。
つまり、失敗は失敗ではないのです。
僕たちが普段使っている価値観は、結果的価値観です。
つまり、結果が上手くいったら成功であり、上手くいかなかったら失敗なわけです。
この価値観で物事を見れば見るほど苦しくなるし、行動できなくなっていきます。
だったらどうするのかと言えば、結果的価値観ではなく、過程的価値観に切り替えることでこの問題は解決します。
過程に重きを置くと、結果が成功だったらそれはそれでOKだし、結果が失敗になったとしてもそれは学習の機会、成長の機会として捉えられるので、ネガティブな感情を抱かなくて済むのです。
人間は失敗から学び、成長に繋げていきます。
赤ちゃんが何回も転びながら歩けるようになったり、子どもが補助輪なしの自転車を何回も転びながら漕げるようになったりと、常に僕たちは失敗の積み重ねで成功にたどり着いているのです。
だから結果にばかりこだわるのではなく、過程をもっと大切にして、失敗に価値を見い出すことが大切なのです。
価値の再確認を
自分の価値観というものは変更できます。
結果にこだわることもできるし、過程にこだわることもできるのです。
結果にこだわる人は成功にこだわり、過程にこだわる人は成長にこだわります。
自分にとってどちらが大切なのかを明確にし、しっかりとした価値観をもつことが大切です。
まとめ
失敗が怖い人は失敗に価値を見い出すべきです。
それが成長の種であることに気づくべきなのです。
失敗が怖いのは分かります。
ですが、最初はできなくて当たり前だし、失敗して当たり前だし、負けて当たり前なんです。
成功がデフォルトではありません。失敗がデフォルトなのです。
勝ち戦から学ぶことは少ないですが、負け戦からはたくさんの学びが見つかります。
あなたがもし成長したいのであれば、勝ち戦ではなくむしろ負け戦をすべきなのです。
成功しようとしないでください。
失敗してもいいんです。
全力を尽くして失敗したときこそ成長の可能性があり、その失敗に価値が生まれるのです。
いままで失敗に対して価値を感じていなかった人も、今一度自分の価値観を見直してみてください。
失敗こそが自分の人生をより良くする成長剤ですよ。