【脱欠乏感】足りない人生から豊かな人生へ

欠乏感を解消して、なりたい自分に。

何故人々は失敗が怖いのか

こんにちは、たけうちです。

 

人は失敗を恐れます。

人によっては失敗を恐れるがあまり行動を止めてしまう人も少なくないでしょう。

この失敗に対する警戒心というのは、人生の歯車を止めてしまい、人生の停滞を招いてしまいます。

 

では、どうして人はこんなにも失敗を恐れるのでしょうか。

失敗に対する恐怖心がなければ、より理想的な自分に向かって進んでいくこともできるはずです。

今回の記事では、人々が失敗を恐れる理由について考えていきます。

 

 

どうして失敗を恐れるのかと考えていくと、一つの可能性として、失敗によって自分の価値が下がってしまうからという理由にたどり着きます。

 

確かに、失敗ばかりする自分というのは価値をあまり感じられにくく、無力感を感じたりしてしまうこともあるでしょう。

というのも、僕たちは小さい頃から正解か不正解か、それから他者との比較で自分たちを採点されてきました。

テストの点数、かけっこの順位付けなど、何かと結果を正解不正解、又は序列をつけられて評価されてきています。

 

そうすると、失敗することや、序列が低いことがいけないことだという思考が自分の無意識の中に刷り込まれていくんですね。

 

大切なのは、出来ない自分なりに課題に取り組む姿勢だったり、その失敗から学んで次に活かすことなのですが、そういったことをあまり教えてもらえませんでした。

 

こういった環境で育つと、失敗したりうまく結果を残せなかった時に心が傷つくようになる場合があります。

 

人は傷つくことに対して防衛的になるので、その結果自分が失敗することを恐れてしまうんです。

 

ですが、人々はそもそも持ちうるスペックがそれぞれ違いますし、大切なのは結果より過程なので、そういったことを恐れるというのはあまり意味のないことなのです。

 

失敗や順位が低いことであなたの本質的な価値は変わらないからですね。

本質的な価値は問題や課題に対するあなたの姿勢に現れます。

 

そして、もし失敗が怖くて行動できていないという人がいましたら、以下のような認識を持つことが大切です。

 

自分の価値が失敗によって下がることはなく、失敗によって現実に直面するだけであり、その現実を受け入れて前に進むことが大事である。

 

失敗によって現れるのは、現実です。

そこまで優れていない自分というものを突き付けられるのが失敗というもので、それ自体に良いも悪いもないんです。

 

ただ、その出来ない自分と向き合って自分がどう生きていきたいのかを選択することが大切で、それはあなたの決断一つでどちらにも舵をとることが出来るんです。

 

確かに現実と直面するのっていやですよね。

やっぱり理想の自分というのはなんでもこなせますし、失敗なんてしません。

 

ですけど、理想の自分ばかり見ていたら苦しくなっちゃいます。

だから現実の自分を見ながら生きることが大切なんです。

それは、今生きているのは理想の自分ではなく現実の自分だから。

 

そのためには失敗をすることも人生を良くするためには必要なんですね。

 

失敗をたくさんしながら学んでいく姿勢に価値を見出していくことで、あなたの失敗に対する恐怖心というのも和らいでいくのではないでしょうか。