こんにちは、たけうちです。
自分の人生をより良くしていこうと考える人がいる一方で、自分の人生を現状で妥協して上を目指さない人がいます。
僕は後者でしたが、マインドが変わり前者になりました。
どうせ生きていくならより良い人生の方がいいに決まっているのに、何故か現状で妥協してしまう。
今回はそんな向上心が持てない人が向上心を持つためにはどうすればよいのかを考えていきます。
まず、どうして向上心が持てないのかというと、上を目指すことが自分にとって不都合だからです。
より良い人生を選ぶことが不都合ってどういうこと?って話ですよね。
向上心とは、上を向く心と書きます。
上というのは、今の自分よりも良い自分であるので、上を見ると必然的に今の自分を知覚してしまいます。
上を見なければ意識しなくてもいい今の自分を、向上心を持った途端意識せざるを得なくなるのです。
今の自分を受け入れられていない人、現実を直視するのを避けている人は、向上心を避けることで傷つかないようにしているんです。
実際目指したい理想像がないのかと言われるとそうではなくて、理想像はあるんだけど、そうなりたいという気持ちをなかったことにして生活をしています。
今のままでは良くないと思いつつも行動を起こせてない人は、自分にこういった要素がないかを確かめる必要があると思っています。
さて、向上心を避けることで自分を守ってきた人はこれからどうしていけばいいのでしょうか。
まずは今の自分の状態を理解する必要があります。
自分がなぜ向上心を持てていないのか。
自分が見たくない現実とは何なのか。
自分が受け入れがたく感じている自分の要素は何なのか。
こういったことを理解していくことで、客観的に自分を捉えられて、受け入れることが容易になっていきます。
自分についての理解が進んでいったら、自己受容に移ります。
未熟な自分を受け入れることです。
情けないと感じている現実を直視することです。
そうやって自分の弱点を自分の要素として認めていくと、その未熟な部分をどうしていきたいか考えられるようになります。
このままでも問題ないと感じるかもしれませんし、自分の理想像に向けて前進したいと思えるようになるかもしれません。
いずれにしろ、自分を受け入れることが向上心を持つためには大切な要素になります。
今の自分を直視することが自己受容だとしたら、向上心というのは自己実現といえるでしょう。
とにかく僕たちは現実の自分から目を逸らしがちです。
ここにいるのは平凡ですごくない、たいしたことない自分です。
そんな自分から目を逸らさずに向き合うことで、向上心というものはあなたの心に根付いてきます。
現実の自分を直視することは辛いと思いますが、必ず未来を良くしてくれますから、一度逃げずに向き合ってみることをオススメします。