【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

自己犠牲的な行動をやめる方法

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

 

自己犠牲的な思考が根付いてしまっている人がいます。

自分は悪くないはずなのに自分が悪いような気がして、相手の要求を呑んでしまったり、本当はやりたくないのに、相手に気を遣いすぎて自分を削ってしまったり。

 

とにかく自己犠牲型の人間はストレスが多いのです。

それ故に自己犠牲的な行動をやめれるのならやめたいと思っている人も多いことでしょう。

 

今回の記事では、そんな人たちのために自己犠牲的な行動をやめる方法について解説していきます。

 

 

 

 

自己犠牲的な行動をとる理由

どうして自己犠牲的な行動をとってしまうのかと言えば、相手に嫌われたくないといった迎合的思考があるからだと言えます。

精神的に自立をしていなく、相手を重要視してしまうからこそ起きてしまう現象なのです。

 

目の前にいる人が自分にとって重要であるかのように感じ、その人の好意を失うのが怖いという感覚があるので、つい自分の本音を偽り、相手が望むであろう、相手に拒否されないであろう行動をとっていきます。

 

自己犠牲的な行動をやめるには

こういった自己犠牲的な行動をやめるには、相手を重要視していて、自分を蔑ろにしてしまっている事実を受け止めることが大切です。

 

そして、相手と自分はあくまで対等な関係であり、お互いがお互いに自分を大切にして生きて良いと気づくことです。

自分がしたいことを優先することは悪ではないのです。

 

よく、自己犠牲は美徳のように扱われますが、それは間違っています。

自己犠牲が美徳なのではなく、相手を思いやって行動した結果、たまたま自分を犠牲にしていた行動が美しいのです。

嫌々自分を押し殺してまで相手に尽くすことは美徳でもなんでもないのです。

 

そういった行動をすべきだといった思い込みを持っているから、つい自分を犠牲にしてしまうのです。

 

大切なのは自分の気持ちを優先すること。

仮に自分を優先した結果相手に嫌われたとして、あなたの気持ちを尊重できない人間に好かれる意味があるのか、一度考えるべきです。

 

上記とは別に、過去に責められて育ってきた人間もまた、自己犠牲的な思考に陥りやすいです。

それは、なんでも自分が悪い、自分に責任があると思い込んでしまう思考回路が出来上がってしまっているからです。

 

自分にこの傾向があると感じるのなら、責任の所在についてしっかりと考えましょう。

自分が相手に攻撃的な態度(悪口など)をとった結果、相手が不機嫌になった場合はあなたに責任がありますが、たまたま自分のしたいようにした結果相手の機嫌が悪くなったり、それで相手が困ろうが、それは自分の責任ではありません。

 

それは他人を尊重できない相手の責任なのです。

 

その相手の責任を自分が負って、相手のために自分を削る必要はないのです。

少し冷たいような、ドライなような感じもしますが、自分を優先するのであればこういったことも起こりうるのです。

 

もちろん、相手が困ってしまったり、機嫌が悪くなってしまっていることを心の底からなんとかしてあげたいと思って行動するのであれば問題はありません。

それはあなたの本心に従っているので、ストレスにはならないからです。

 

大切なのは全ての行動が自分の本心と同期しているかどうかであり、同期しているのであれば自己犠牲的な行動に見える行動も、本人からしてみれば自分を犠牲にしている感覚はないのです。

 

 

 

まとめ

いつも自分を蔑ろにしている自己犠牲型の人間は、本音を抑圧していることを自覚し、自分のやりたいことを優先すること。

そして、今自分が感じている責任は本当に自分の責任なのか、責任の所在について考えること。

こういった姿勢が大切なのではないかなと思います。

 

他人よりも自分を大切にすることが、幸せになる第一歩になりますよ。