【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

やらないことで得られるもの

こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

行動しようか迷い、結局行動しない。

行動が起きないからいつまで経っても変わらない自分でいる。

それが辛いと心の奥底では感じているのに、それでも行動に移すことができない。

 

こういった状況の方もいるのではないかと思います。

もし、心当たりがあるのであれば、次の質問に答えてみてください。

 

行動を起こさないことで、やらないことで得られるメリットとはなんでしょうか?

 

やらないという選択肢をとる以上、やりたいことをやるよりも、やらない方がメリットがあるからやらないのですが、それはなんでしょう。

 

もしかしたら答えられない人もいるかもしれません。

 

そこで今回の記事では、やらないことで得られるものについてお話ししていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

やらないという選択肢のメリット

僕たちは行動を起こすか起こさないかの選択を常にしています。

 

やりたいのであればやればいいし、やりたくないのであればやらなければいい。

行動に関する選択というのは本来非常にシンプルです。

 

ですが、あれがやりたい、これがやりたいという欲求が湧いてきたとしても、やらないことがあります。

どうしてやりたいはずなのに行動に移さないのでしょう。

それは、やらないことにメリットがあるからです。

 

では、やりたいことをやるよりもそれを上回るメリットがあるとして、それはなんなのでしょうか。

 

それは、欠乏を感じないことです。

つまりは安心感を求めているのです。

 

僕たちは欠乏を恐れます。

 

自分には能力がない。

自分にはお金がない。

自分には魅力がない。

 

あれもこれもないと思っていて、やりたいことをするとその欠乏が刺激されるから、それを回避するために行動をしないのです。

 

例えば、お金に対して欠乏感が強い人は、好きなものを買うことができません。

買おうとすると、お金が減るという欠乏感に目が行き、やっぱり買うのやめようかなと悩んだり、もう少し安くなってからと先延ばしにしたりすることがあります。

 

お金に対して欠乏感がなければ、買うお金がある時点で買えるのに、理由をつけて買うことを避けてしまうのです。

 

他にも、無力感が強い人は、やりたいことをやることができません。

やりたいことをやってうまくいかなかった場合、自分の能力が無いことを証明してしまいます。

ダメな自分を許せないような状態だと、自分の能力が欠乏していることを許せないので、理由をつけて行動しないようにするのです。

 

どちらも、何か行動をして嫌な思いをするくらいなら最初からやらないという思考で選択してしまっているので、いつまでたっても自分の本音に沿った生き方ができないのです。

 

マイナスではなくプラスを見る

安心感を得ること、欠乏感を避けることは、マイナスを生まないようにしようという心理です。

 

マイナスに陥ることを大きく恐れているので、とにかく行動しないの一択になってしまうのです。

確かに、行動しなければプラスもなければマイナスもありませんから、理屈としては納得できます。

 

ですが、その生き方で本当に良いのでしょうか。

あなたが求めるものを我慢してまで、ただ安心して生きることが1番の幸せなのでしょうか?

 

行動しても実際大きな損失が起きることはないでしょう。

自分の無力さを味わったとして、別に何かを失うわけではありません。

ただ現実を突きつけられるだけです。

 

買い物を我慢してしまう人も、買うお金はあるのだから買ったところで大きな損失はありません。

自分のお金が少し減るだけで、そこに不安を感じたりすることはないのです。

 

あなたが思っているほど、その欠乏感からくる不安や恐怖は、大したことないのです。

自分がなんだかすごく大きな問題のように捉えてしまっているだけで、現実は別に問題ないのです。

 

だから、自分の本音に従うべきなのです。

やりたいことがあればやればいいんです。

 

それをすることがあなたの1番の幸せなのだから、怯えずにやればいいのです。

 

でも、だって、と言い訳が出てくるかもしれませんが、それは全て合理化です。

自分が欠乏感を感じて嫌な思いをしないよう、脳がそれっぽい理由を作っているだけです。

 

やらないのことで得られるものは何もありません。

マイナスを生まないだけで、プラスも生んでくれません。

 

やりたいことをやることは、マイナスを生むかもしれませんがプラスも生みます。

より良い人生にしていくのであれば、プラスを生まない限り現状から変わっていきません。

 

それを理解し、自分の本音に従うと決意すること、これが大切なのです。

 

 

 

まとめ

やらないことで得られるものは、損失こそないですがなにもありません。

僕たちがやらないことで得ているものは、欠乏を感じない安心感だけです。

 

今一度、自分の人生が本当にそれでいいのか考えてみてください。

 

やりたいことを追い求める自己実現的な生き方を諦める理由として、それは正当でしょうか?

そこまでして、あなたは安心したいのでしょうか?

 

あなたの幸せの定義を安心に合わせるのではなく、自己実現に合わせるのです。

本当の自分が求めているものは何か改めて考えて、本当の自分の願いを叶えてあげることが、自分のために生きることなのだと思います。