【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

今を生きるには

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

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不安や悩み、後悔を抱えると、なんとなく心が沈んでしまい毎日を幸せに送ることが出来ません。

なので出来るだけそういった負の感情を感じないようにして、毎日を幸せに過ごせるようにしたいものです。

 

こういった感情を解決できればそれが1番なのですが、簡単に解決できないから不安や悩み、後悔なんですよね。

なのですぐに不安や悩み、後悔を解決できない人は、それを解決すること以外の方法で対処するしかないのです。

 

そのために大切なのが、今を生きること。

人は今を生きることで不安や悩み、後悔といったものに意識を向けなくなり、結果的に幸せな人生を送ることが出来るようになるのです。

 

今回の記事では、今を生きることについてお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

今を生きるとは

今を生きることで不安や悩み、後悔から解放されるとして、そもそも今を生きるとはどういうことかという話ですよね。

 

今を生きるというのは、今に集中して生きるということです。

今に集中することによって、悩みや不安、後悔といった感情を感じなくなり、毎日をストレスなく生きることができるようになります。

逆説的に言うと、今に集中していないから、不安や悩み、後悔といった念に支配されてしまうのです。

 

ではそもそもどうして僕たちは悩んだり、不安を感じたり、後悔したりするのでしょう。

仕事を例に考えてみます。

 

将来どの仕事をするかが決めきれない状態が続き、精神的な苦痛を感じている状態を悩んでいると言います。

将来どの仕事をするかを決めたとして、もしもうまくいかなかったらどうしようと、見えない未来に恐れを感じている状態を不安を感じていると言います。

決めた仕事に就いたとして、やっぱり別の選択をすべきだったと、後から悔やんでいる状態を後悔していると言います。

 

僕たちは今しか生きることができませんが、思考は時間軸に囚われずに過去にも未来にも行くことが出来てしまいます。

そのせいで、過去を振り返って後悔したり、未来を想像して悩んだり不安を感じたりと、ネガティブな感情に囚われるのです。

なので、その思考の時間軸を現在に固定してしまおうというのが、今を生きるということなのです。

 

ではどうやったら今を生きることができるのでしょうか。

どうやったら思考の時間軸を現在に固定することができるのでしょうか。

 

ここで大切なのが、行動と思考を同期させるという考え方です。

 

行動と思考の同期

僕たちの肉体は今しか生きることが出来ませんが、精神は過去にも未来にも行くことが出来ます。

だからこそ行動と思考の同期ズレが起こり、悩みや不安、後悔といった念が生まれてくるのです。

 

肉体が今を生きることが出来ないのであれば、精神を肉体に結びつけてしまえばいいのです。

つまり、自分の行動を意識的に注視することで、思考を強制的に今に留めるのです。

 

あなたに何かしら辛い出来事があって、そのことで悩み続けているとしましょう。

頭はその悩みでいっぱいで、何をしていてもそのことばかり考えてしまう。

 

このとき、あなたの意識は思考に向いています。

そのせいで悩みがどんどん大きくなり、辛い思いをし続けてしまうのです。

 

そこで、その意識を自分の行動に向けてみます。

自分の行動に集中するのです。

 

まずは5感を意識してみるのもいいと思います。

 

自分が見ているのはどんなものでしょう。

聞こえてくる音はどんな音でしょう。

触れているものの肌触りはどんな質感でしょう。

食べているものの味はどんな味がするでしょう。

香ってくる匂いは、どんな香りがするでしょう。

 

ただただ世界を5感で感じるだけでも、自分の行動に集中できるはずです。

 

今あなたがしている行動を動詞化し、その動詞に集中して取り組むことで、より今を生きれるようになるのです。

 

今を大切に

現代を生きる僕たちはとにかく忙しいです。

あれもやりながらこれもやるというようなマルチタスクが当たり前になってきています。

 

ご飯を食べながらスマホをいじったり、歩きながらスマホをいじったり。

 

マルチタスクは物事を効率よく進めるために大切ではありますが、1つの行動に集中しない癖をつけてしまいます。

器用であることはメリットもありますが、デメリットとして働く場合もあるのです。

 

今を生きることが大切なのであれば、僕たちはマルチタスク的に何かをするのではなく、一個一個の行動を丁寧に集中してやっていくべきなのでしょう。

 

意識的にご飯を食べることに集中したり、意識的に歩くことに集中したりしていくと、自分の意識というものをある程度コントロールできるようになってきます。

 

そうやって今への集中力を高めていくことで、行動と思考の同期ズレが起きにくくなり、仮に同期ズレが起こったとしても、意図的に同期させることが出来るようになります。

 

 

 

 

まとめ

僕たちが悩み、不安を感じ、後悔の念に駆られるのは、今を生きていないからです。

思考が過去か未来へと行ってしまい、それが原因で苦しんでいます。

 

思考の時間軸を今に留めるには、自分の行動を意識することが必要になります。

肉体は今しか生きられないので、行動もまた、今という時間軸にしか存在しないのです。

 

なので行動に意識を向けることで今しか生きられなくなります。

 

自分の行動に集中できないとしたら、マルチタスクの癖で集中できないのかもしれません。

ながら行動を極力やめ、一つ一つ意識して行動することで、集中する感覚を養えるでしょう。

 

心を軽くするためには必須ともいえる、今を生きるということ。

もしも不安や悩み、後悔を抱えているのでしたら、自分の行動と思考の同期をさせてみることをオススメします。