こんにちは、たけうちです。
前回の記事で、相手を大きな枠に当てはめて見てしまうから期待をしてしまうという話をさせていただきました。
ですが、なんとなくしっくりこない人もいたかもしれません。
そこで今回は別のパターンをご紹介しますので、自分にそういった傾向がないか確かめてみてくださいね。
他人に期待してしまうもう一つの理由、それはあなたが自分のことばかり考えているからです。
なかなかヘビーというか、不快な気分になる表現だとは思いますが、もし不快に感じたのであれば実際これが原因の可能性もありますので、一度疑ってみてください。
さて、自分のことばかり考えているというのは、相手の立場に立って物事を考えられない人であり、甘えの精神が強く要求がましいという性質があります。
自分が傷つきたくないから相手に動いて欲しいだとか、自分が損したくないから相手にやって欲しいとか、とにかく自分が不快な感情になりたくないがために、相手に行動を要求するんですね。
アダルトチルドレン傾向の人は育った環境的にこういった思考に陥りやすいので、アダルトチルドレンの自覚がある人はここもしっかり疑いたいところです。
もしあなたが、自分のことばかり考えてしまっているとしても、別に問題はありません。
無意識にそうしてしまっていただけで、そこに悪意はないのですから。
ですが、今あなたは気づいたわけです。
自分が如何に自己愛が強く自分中心に物事を考えているのかを。
もしもそういった自分にはバイバイして、相手中心に物事を考えられるようになりたいのであれば、ここで一度自分と向き合う必要があります。
まず、自己中心的な思考を持つ自分を受け入れること。
そして、受け入れたら今度は自分の行動基準を、相手が気持ちよくなる行動、喜ぶであろう行動を基準にしていくのです。
今までは、自分を守るためだったりしていた行動を、相手の幸せのための行動に変えていくのです。
最初は常に意識していないと、元の行動に戻っていってしまいますが、意識して行動を続けていくことで、だんだんと自己中心的な思考から抜け出せることでしょう。
あなたが相手中心の考え方を養うことが出来たなら、確実に周りの人たちを幸せにすることが出来ます。
自分が幸せになるのも大切ですが、周りの人を幸せにするのも良いものですから、自己中心的な考え方からの脱却を目指していきましょう!