【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

なぜ人は他人に期待してしまうのか

こんにちは、たけうちです。

 

前回の記事の延長のような話になりますが、今回は他人に期待してしまう理由について深掘りしていきたいと思います。

特に仕事で部下に対して期待してしまってイライラしてしまう人などには是非読んでいただきたいですね。

 

さて、結論から申し上げますが、なぜ期待してしまうのかというと「相手を大きな枠でしか見れていないから」という可能性があるんです。

可能性があるというのは、他にも甘えが残っていたりして期待してしまうパターンとかもあるのですが、今回はそれは置いといて「相手を大きな枠でしか見れない」という要素に注目していきたいなと思うので、そう表現しています。

 

相手を大きな枠でしか見れないというのはどういうことでしょうか。

具体的に言えば「男なんだから」「大人なんだから」「自分と同じなんだから」

こういった表現のものを大きな枠と表現しているのですが、このような物差しでしか他人を認識できない人、結構多いんです。

 

例えば、男なんだからご馳走して当たり前だとか、大人なんだから他人に迷惑をかけるなとか、自分と同じなんだからこれくらいの仕事はできて当たり前だとか、こういった思考回路の人がどれだけいるでしょうか。

 

僕は元々こういった思考をしがちで、僕にできるんだからできて当たり前でしょ?とか普通に考えてしまっているタイプだったのですが、今思い返すと中々の暴論ですね笑

 

これって、本当は相手個人をしっかりと認識して、相手個人を主語として考えないといけないところを、相手個人ではなくもっと大きな枠、男だとか、大人だとか、そういった枠に入れ替えて考えてしまうのが原因なんですよね。

しかも無意識に行っています。

 

世の中全員が全員違いますし、大きな枠に当てはめたところで全員が枠に収まるわけではないですよね。

そこを考慮せずに枠に嵌めてしまうと、枠からズレた部分を知らず知らずのうちに相手に期待してしまっているということになるんです。

 

これがわりと無意識に相手に期待してしまっているパターンで多いのではないかなと思います。

 

コミュニケーションで大事なのは、相手をしっかりみること。

大人でも当たり前のことが出来ない人もいますし、男でも男らしい人もいればそうでない人もいます。

 

そうやって相手を個人として見ていくことで、相手に無理な期待をすることはなくなっていきますし、結果的に相手を個として見ることが相手を尊重することにもつながっていきますよね。

 

もし、無意識に相手に期待してしまってイライラしてしまったりする人は、一度相手をしっかり個人として見れているかどうか考えてみてください。