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他人に期待しないとは、他人に要求しないこと

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

恋愛をうまくいかせる方法や人間関係をうまくいかせる方法を調べたりするとよく出てくる「他人に期待しない」という言葉。

みなさんも、一度は聞いたことがあるかもしれません。

 

この「他人に期待しない」というのを頭ではわかっているし、期待していないつもりでも、いざその場面になるとイライラしてしまったり、落胆してしまったりしてなかなかうまくいっていない人も多いかと思います。

 

イライラした生活から離れるためにも、出来ることなら他人に期待しない方法を知りたいものです。

 

ではどうしたら他人に期待せずにいられるのでしょうか?

 

今回の記事では、他人に期待しないとはどういうことなのか、ということを掘り下げていこうと思います。

他人に期待しないようになるためのヒントになりますので、是非最後までご覧ください。

 

 

 

期待と要求

まず結論から言ってしまうと、他人に期待しないというのは「他人に要求しない」という意味になります。

多分こちらの方がニュアンス的に納得しやすいのではないかなと思うのですがいかがでしょうか?

 

他人に期待するということは「〜してくれたらいいな」と思ってしまうということで、それはまさしく相手に対する要求なんですね。

そして、その要求を叶えてもらえないからイライラしてしまう、ということなんです。

 

例えば仕事で、これくらいはしてくれよと思って同僚にイライラしてしまうことはありませんか?

どうして期待してイライラしてしまうのかと言えば、あなたがあなた基準のクオリティを無意識に相手に要求し、期待してしまっているからです。

 

あなたが意識的にか無意識的にか、相手に対してあなたの価値観を押し付けているのです。

 

相手を個人として見る

こういった期待をやめるには、相手は相手なんだから自分が求める基準を満たせないのは当然だと理解することが大切です。

自分と他人を同じだと思ってしまうからこそ、相手を個人としてみることが出来ないのです。

 

確かに、自分と相手は同じ組織の同じ地位の人間かもしれません。

肩書だけを並べたら同じ人間です。

ですが、肩書が同じなだけで、それぞれ考え方も、成熟度も、得意なことも、苦手なことも、全部違うのです。

 

なので、肩書だけが同じ人間に、自分と同じ価値観や能力を求めても、それは無理なことなのです。

これは、同じ生き物なんだから、人間のように高度な文明を生んでみろと動物に言っているようなものです。

同じ人間なんだから、自分のように二次関数を解いてみろと小学生にいっているようなものです。

 

スケールが違うだけで、肩書だけで同列とみなしてしまっている点は同じなのです。

 

この事実を理解し、あなたが相手を肩書でカテゴライズせずに個人として向き合うことが出来たとき、相手に要求することがなくなり、期待することもやめることができます。

 

この「相手を個人として見る」という感覚は仕事や恋愛など、人間関係が生まれる場所全てに通用する感覚です。

なので、自分のイライラした気持ちに気づいたときに、相手を肩書でカテゴライズして見ていないかどうか、自分の価値観をそのまま相手に要求してないか意識することをオススメします。

 

個人と向き合う

相手に期待するという行為は、相手の権利を無視しているということであり、人間関係を良好にしていくには避けるべき行為です。

なので、この要求をやめるということは、結果的に相手を個人として尊重することにも繋がります。

 

他人には他人の価値観や行動理念、その人が行動を選択する自由があります。

それを相手には選ぶ権利があるという当たり前のことを、もう1度自分の中でしっかり理解するのです。

 

もしもあなたが、誰かから常にあるべき姿というものを要求され続けていたらどうでしょう。

好きにさせてくれと不満が出てくるのではないでしょうか。

それは、自分の自由を侵されているからです。

そういった一線を、自分は越えてしまっているのです。

 

自分には自分なりに価値観があったとしても、それを他人に押し付けないこと。要求しないこと。

あくまでも自分が大切にしているマイルールとして捉えておくことが大切なのではないでしょうか。

 

要求ではなく提案を

この理論でいくと、じゃあ相手に対して何かを思っても全部求めてはいけないのか、どれだけ相手に悪い部分があったとしても見て見ぬふりをしろと言うのかと思われるかと思いますが、そうではありません。

 

どうしても人間関係ですから、相手にここを直してほしいだとか、お願いしたいことがあるだとか、やってほしいことというのは出てきます。

そういった場合は、要求ではなく提案をしましょう。

 

こうしろ、ああしろという自分のルールに従えというメッセージは要求です。

こういった、自分が絶対に正しく相手は自分に従うべきだという感覚が要求がましい姿勢を作ってしまいます。

そうではなく、自分はこう思うのだけどどうだろうという風に提案してみるのです。

あくまで選択権は相手にあるから、好きに選んでもいいというスタンスが提案です。

要求が相手を下に見ているのに対して、提案は横の関係なので、お互いの権利を侵食せずに付き合うことが出来ます。

 

自分が相手に要求していると気づいたら、まずは自分が相手を上下の関係で見ていることを自覚し、意識的に横の関係で見直すことによって、要求的思考から提案的思考に移行することができるでしょう。

 

 

 

まとめ

相手に期待してしまうのは、相手に自分の中の正解を要求してしまうからです。

それは相手個人の権利というものを無視した、自己愛的な行為です。

 

相手を肩書などでカテゴライズしてみるのではなく、相手個人として見てあげることが人間関係では大切だと言えるでしょう。

 

相手個人と向き合っていたとしても、相手にこうしてほしい、ああしてほしいという気持ちは湧いてきます。

そういうときは、あくまで自分の気持ちを提案する形で、相手に伝えてみてください。

 

しっかりとお互いの権利というものを意識し、適切な距離感でいることが、他人に期待しないために必要なことなのではないかなと思います。