【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

心の奥底に堆積した欠乏感を探してみる

こんにちは、たけうちです。

 

自分と向き合う過程で、欠乏感と向き合うことは必須だと最近感じています。

欠乏感から生まれた渇望は、無意識に自分の人生をコントロールしてくるからです。

 

自分が望む形ではない生き方を何故かしているなんて場合は、もしかしたらその渇望が原因かもしれません。

 

今回は僕を具体例に、欠乏感や渇望との向き合い方を考えてみたいと思います。

 

 

 

僕は女性からの興味関心が大好きです。

彼女がいたとしても、特に好みの女性から好意的に関わられることが大好きです。

別に浮気をするとかはないのですが、非常に心が満たされるのです。

 

これ、当たり前すぎて問題視もしていなかったのですが、ふと気になったので自己分析をしてみたのです。

 

女性から話しかけられるとすごく嬉しくて、女性が話しかけてくれるのを期待している心理があるんです。

なので、そういった場面になると、コミュニケーションが一気に自己愛的コミュニケーションになり、受け身になってしまうのです。

 

心の中は「話しかけてくれないかな」でいっぱいなのです。

 

今ふと思いましたが、女性に限らず友人間でもたまにこの心理は現れる気がします。

「遊びに誘ってくれないかな」といった風にです。

 

これは何が原因なのだろうと考えてみると、欠乏感が原因だと気づきました。

心に苦しみを抱えてきた人は大抵欠乏感からの行動が多いので、そうやって見ていくのがいいかもしれませんね。

 

この欠乏感は一体どんな感情だろうといえば、やはり興味関心を受けることに喜びを感じていることから、相手からの興味関心に欠乏感を感じているわけです。

 

つまりは愛、愛情飢餓感によるものでした。

愛情飢餓感に気づいた瞬間、心の奥底に堆積していた感情にも気づきます。

それは、寂しい、悲しいといった感情でした。

 

心が震えるような、今にも泣きそうな感覚に襲われて、初めてここまでネガティブな感情を抱えていたことに気付きました。

 

親子関係で、自分が思うように興味関心を持ってくれなくて、傷ついた。

寂しくて悲しかった。

 

そんな気持ちに蓋をして、心の奥底に封じ込めてしまっていたんです。

 

なんだか、すごく申し訳なくなるのと同時に、とても自分を愛おしく感じました。

 

今まで気づいてあげれなくてごめんね。

寂しかったよね。

ないと思ってただけで本当は世界に溢れてるから安心していいんだよ。

 

こうやって自分に声をかけてあげることで癒してあげています。

 

寂しい感情が大きく、一度では消化しきれないので何日かに分けて癒やしてあげようかなと思っているところです。

 

 

 

みなさんにも、なんでこんなことしてんだろって思うことがあると思います。

 

どうしても他人に意見を言えないことだったり、なぜか人と距離を置きたくなったり。

 

どんなことにも理由があって、それは大体が心の奥底に堆積した渇望だったりするんです。

 

自分は何を渇望してるのか、本当はどんな気持ちだったのか、しっかりと分かってあげてください。

 

本当の気持ちに気づいてあげるだけで、その渇望は力が弱まります。

潜在意識から顕在意識へと押し上げられることで知覚が可能になるからですね。

 

そして、可能であればその時の感情を感じてあげて、共感してあげて、慰めてあげて、癒してあげてください。

 

そうやっていくことで、渇望からくる無意識の行動というのは減っていきます。

 

ぼくもまだまだ処理しきれていない問題があるみたいで、しっかり向き合わないといけないなと改めて感じました。

一緒に向き合っていきましょうね。