こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
行動できないのは、失敗に対する恐怖心を持っているからだ、というような内容の記事を前々回投稿しました。
この記事の執筆中にふと思ったことがあります。
それは、行動しない理由として『出来るか分からないから』という理由を持ち出す人がいるということです。
みなさんの中にも、もしかしたらいるかもしれませんね。
もしそのように考えていたのであればその考え方を見直し、『できるかどうか』ではなく、『やりたいかどうか』で判断すべきだと思うのです。
そうすることで、行動力が増していき、なりたい自分に近づくことが出来るでしょう。
今回の記事では、行動を決める判断軸というテーマでお話していきます。
行動を決める判断軸
僕たちは何かを行動しようと意図したときに、無意識に行動をするかしないかを判断しています。
そのとき、何を基準に判断をしているかというと、高確率で『できるかどうか』で判断しているのです。
例えば、あなたの家の中で水が飲みたいと意図したとしましょう。
水を飲もうと意図してそのまま行動できるのは、その行為が自分にとってハードルを
感じない、難しくないものだからです。
自分には水を飲むことが可能だから行動に移せるのです。
では次に、何もない部屋に閉じ込められた状態で水が飲みたいと意図したとします。
どこにも水がない状態では行動に移らないと思いますが、それはその行為が自分にとってハードルを感じる、難しいものだからです。
自分には水を飲むことが不可能だから行動に移さないのです。
どちらも同じ意図→行動という動きなのですが、ハードルを感じているかどうかで行動が変わってしまうのです。
このように『できるかどうか』で行動を判断してしまうと、本当にやりたいことがあっても諦めてしまったり、自分の出来る範囲での行動しかとらなくなってしまいます。
だから僕たちは『できるかどうか』ではなく『やりたいかどうか』で判断すべきなのです。
できるかどうかで決めると抑圧に繋がる
できるかどうかで決めると抑圧に繋がってしまいます。
それは『できることはやるけど、できないことはやらない』という行動範囲の縮小が起こるからです。
この縮小化によって減った行動の数だけ抑圧が起こっているので、その結果ストレスを感じたり、何故か満足感が得られない人生を送ることになりやすいです。
だからできるかどうかで行動を決めるという行為は薦められません。
それに比べて『やりたいかどうか』の判断軸で行為を決めるとどうでしょう。
『やりたいことはやる』というシンプルな構造なので、やりたいことを我慢したりすることはないのです。
抑圧というのは自己受容において非常に重要な要素ですが、その観点からしても『やりたいかどうか』で判断することが大切だと言えます。
そもそも最初から出来ることは少ない
『できることだけする』という判断軸が染みついて自分の可能性を狭めてしまっている人に伝えたいのですが、そもそも最初から出来ることなんて少ないので、自分の得意なフィールドだけで戦おうとするのはやめましょう。
それだけ自分の行動が減ってしまいます。
世の中のほとんどが出来ないことばかりですし、できなくて当然なのです。
最初はできないもので、できなくてもやっているうちにできるようになるのです。
『できるからやる』のではなく『やるからできる』のです。
自分の行動を狭めてしまっている人は、ここが逆になってしまっているから生きづらくなってしまっているのです。
やりたかったらやればいいんです。
別に上手くいかなかったらダメだとか、そんなこと気にしなくていいんです。
結果にこだわるのではなく、過程にこだわる。
できるかどうかにこだわるのではなく、やりたいかどうかにこだわる。
このようにして行動の判断軸を変えることで、あなたの行動力は増大し、なりたい自分に向かって行動していけるようになるのです。
まとめ
僕は、人生を良くするのは行動だと思っています。
その行動を抑止している要素の一つが行動の判断軸であり、ここを正すことが非常に重要なのです。
もっと心に素直になりましょう。
やりたいことはやるというシンプルな考え方が、あなたの人生を良い方向へ導くのです。
まずは自分の判断の観察から始めてみてください。
自分が『できるかどうか』で判断していることが多く見つかると思います。
その都度自分が『やりたいかどうか』で再判断することで、だんだんと判断軸の移行が出来るようになると思います。