こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
人から好かれる人と好かれない人。
その違いは何なのか考えたことはありますか?
純粋に魅力があるかどうかで決まるようにも思えますが、実際はそんなことなく、もっと根本的な部分に問題があるのです。
その根本とは、行動の動機です。
あなたが行動をする際の動機に答えの全てが隠されているのです。
今回の記事では、行動の動機に焦点を当てて、好かれる人と好かれない人の違いを解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
動機のベクトル
結論から申し上げましょう。
好かれる人というのは、行動の動機のベクトルが相手に向いています。
逆に、好かれない人というのは、行動の動機のベクトルが自分に向いています。
たったこれだけの要素で、人は好かれるようにもなりますし、好かれないようにもなっていくのです。
僕の知り合いで、lineの内容が愚痴ばかりの人がいます。
毎日毎日、愚痴を聞かされているのですが、やはりその人を好きになることは出来ません。
どうして好きになれないかというと、その行動に要求がましさが透けて見えるからです。
lineを送るという行動の動機は何なのかを考えてみるとわかりやすいです。
彼女はlineで愚痴ばかりを送ることによって、僕をどういう状態にしたいのでしょう。
きっと、僕をどういう状態にしたいのかという視点は持ち合わせていないはずです。
僕の心情に興味はなく、彼女が興味を持っているのは、自分の愚痴を聞いてもらうことによって自分が気持ちよくなれるかというところなのです。
私の欲求を満たしてくれ、こういった相手に要求する心理が、行動を通して相手に伝わっていく。
だから好かれないのです。
動機のベクトルが常に自分に向いているというのは、非常に幼児的なのです。
お母さんから与えてほしかった無償の愛を他者に要求してしまうこの幼児性が、自分から周囲の人々を遠ざけるのです。
そして、その幼児性にすり寄ってくる人間こそが、自分の価値を自分で感じることが出来ず、他者承認を強く求めてしまう人間なのです。
このタイプの人間もまた自分にベクトルが向いた人間であって、お互いに奪い合う関係へと発展していくのです。
好かれる人になるために
好かれようとしてテクニック的に覚えることはおすすめしませんが、好かれるために、言い換えると人を愛するために行動していきたいのであれば、まずは相手を中心に物事を考える癖をつけることが大切です。
自分はこの行動を通して相手にどうなってほしいのかという部分を大切にし、常に相手の喜びに貢献できるような思考でいることで、結果的に好かれるようになっていきます。
与える喜びを知ることです。
見返りを求めることなく、ただ相手の幸せにために、惜しむことなく自分のリソースを差し出せるような精神性を手に入れるのです。
損得で物事を考えている人は、与える喜びを知ることは出来ません。
与える行為というのは、損をすることに喜びを感じることを指すからです。
物質的損によって、精神的に得をする。
これが与える人間の姿勢なのです。
先ほど例に挙げた僕の知り合いだったら、lineを通して僕が喜ぶようなことをするべきなのです。
実はこうして考えていくと、lineを通して相手が喜ぶような価値を提供できるというのは相当ハードルが高く、無理に価値を提供しようとはせずに頻度を落とした方が正解の場合が多かったりします。
少し話が逸れましたが、自分の行動が誰のための行動になっているかをしっかりと見直すことが、好かれる人間への第一歩となるでしょう。
まとめ
好かれる人と好かれない人の違い、それは行動の動機が自分を向いているか、相手を向ているかの違いです。
自分のために行動すれば、それは相手にとって要求がましくなってしまい、周囲から人が離れていく原因となってしまいます。
逆に、好かれる人というのは、行動原理が相手の幸せですから、どんどんと周囲に人が増えていくのです。
自分の行動の動機というものは、意識しなければ意外と分からないものです。
動機という部分に普段から着目していないから、気づかないうちに人が離れていくのです。
自分のことを省みましょう。
そしてしっかりと反省し、より良い行動に繋げていくのです。
行動の動機のベクトルを逐一修正していけば、あなたは愛に溢れた人となり、良い人間関係に恵まれていくでしょう。
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