【脱不幸論】自分の幸せが見つかるブログ

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

なぜ人は心を病むのか

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

人生、生きていればいいことも悪いこともあります。

誰もが喜びと苦しみを行ったり来たりするものですが、そういった体験が平気な人もいれば、そういった体験が原因で心が病んでいく人もいるのもまた事実です。

 

僕自身も過去に恋愛があまりにも苦しくて、落ちるところまで落ちた経験がありました。

あの頃は生きることが地獄で、もしも病院へ行っていたら、何か診断が下りていたのではないかと思うくらい、ひどいものでした。

 

どうして人によっては心が病んでいくのでしょうか。

心が病む人と病まない人の違いは一体何なのでしょうか。

 

この違いには、自分自身に対する姿勢が関係しているのです。

 

今回の記事では、なぜ人は心を病むのかをテーマにお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

心が病んでいくのはなぜか

どうして僕たちは病んでいくのでしょうか。

それは、自分を責め、自分を否定し、本音を我慢しているからです。

それはつまり、自己受容が出来ていないということを指しています。

 

僕が心を病ませてしまったのは、好意を寄せていた女性にどっちつかずな態度をとられたことが原因でした。

当時の自分は自分自身の価値を肯定するには他者からの承認が不可欠で、誰かに好かれることで自分の価値を感じようとしていたのです。

 

でも、自分が好意を寄せていた女性からは求めている好意が得られない。

そういった環境の中で、自分の価値が感じられなくなり、どんどんと病んでいくことになっていたのです。

 

このとき僕が病んでいたのは、自分自身を責め、否定していたからです。

彼女からの好意が得られないのは、今の自分がダメだからだとか、あそこでこうしなければよかったのにといった、自分を非難するような言葉を常に自分に投げかけていたのでした。

 

元々生育環境が良いものとは言えなかった僕は、自分を受け入れられずに大人になってしまいました。

ありのままのを責め立て、否定する思考回路が当たり前となっていたのです。

 

自分で認められないのだから他者から供給してもらうしかない僕にとって、他者からの拒絶は、自分自身に対する拒絶に繋がっていたのでした。

 

病まずに生きるために

自己受容ができていないから、心を病ませてしまうのです。

他者依存の自己評価をするから、心を病ませてしまうのです。

 

それはつまり、本来の自分で生きるということを自分に禁止しているから起こる苦しみなのです。

 

ダメな自分だとか、受け入れがたい自分を否定せずに、責め立てずに受け入れてしまえばいいのです。

そんな自分でもいいやと、肯定的に諦めてしまえば、心が大きく病むことはないのです。

現実を現実として、絶望することなく認めるのです。

 

我慢することも同じです。

本当はこう思っているのに、嫌われたくないから、悪く思われたくないからと本音を抑圧し、相手に迎合するから苦しいのです。

その行為は間違いなく本来の自分として生きることを禁止する行為ですから、人間関係で我慢をすればするだけ心が病んでいって当然でしょう。

 

結局我慢するようになってしまうのは、他者評価を気にしているからであり、その評価軸を捨てられない限り、地獄から抜け出すことはできません。

 

本当の自分を抑圧する必要はないのです。

人から価値を得ようとしなくていいのです。

 

自分が思ったこと、やりたいこと、やりたくないこと。

こういったものを、自分の心に忠実に生きること。

それが自分自身で生きるということなのです。

 

どんな自分も否定してはいけません。

自分の感情、考え方、欲求に居場所を与えてあげましょう。

その存在を見て見ぬフリをするのではなくて、ちゃんと大切に扱ってあげるのです。

 

あなたが唯一コントロールできる自分で欲求を満たさずに、どうやってあなたの欲求を満たすというのでしょう。

あなたが唯一コントロールできる自分で自身を肯定せず、誰があなたを肯定してくれるのでしょう。

 

誰かにやってもらうのではありません。

あなた自身が、あなたを大切にし、愛し抜き、幸せにするのです。

 

 

 

まとめ

人が病むのは、自分自身で生きることを自分に禁止しているからです。

こんな自分はダメだとありのままの自分を否定したり、責め立てたり、我慢するから苦しくなるのです。

 

ありのままの自分で生きると覚悟を決めることです。

確かにダメなところもたくさんあります。

受け入れがたい弱い自分もいます。

自分を主張したら嫌われるかもしれません。

 

それでも自分で生きるのです。

ダメで、弱くて、愛されない自分で生きるのです。

 

そんな自分を愛せるのはあなただけです。

白馬の王子様が現れて、あなたを愛し抜いてくれるなんてことはありません。

唯一可能性として挙げるのであれば、あなたを愛し抜けるのはあなただけなのです。

 

誰かに否定されようが、嫌われようが、自分だけは自分の味方でいる。

そう覚悟するのです。

 

人生の一番のパートナーは自分なのですから、まずは自分が自分を愛せるよう努力していきましょう。

 

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