こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
能動的に生きることが人生を好転させていくうえでは重要です。
ここ最近、能動的な生き方、受動的な生き方について記事を書いていましたが、大概の人生の問題というのは、能動的に生きることで解決していくことが出来るのです。
能動的に生きるという言葉は、調べるとこのように書かれています。
[形動]から他へはたらきかけるさま。「—な人」「—に振る舞う」⇔。
つまりは自分から行動を起こしていくということです。
しかし、能動的に生きるというのは少しイメージが掴みにくいかもしれませんので、今回はこの能動性を深堀しながらお話していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
能動性とは自立することである
能動的に生きるということは、自立して生きるということです。
自立するということは、他人に頼らず、自分自身の力で目の前の課題を解決していくということです。
自立には3つの自立があると僕は考えています。
経済的自立、生活的自立、そして精神的自立。
この3つの自立を果たしていくことが大切なのです。
自分の稼いだお金で生きていれば、それは経済的自立を果たしていると言えます。
誰かに養ってもらっている状態は、他人の力を借りて生活をしていますから、これでは自立した人間とは言えないのです。
自分の世話を自分でやれていれば、それは生活的自立を果たしていると言えます。
家事に始まり、生活面で自分がやれることを他人にやってもらっているというのは、自立した人間としてはふさわしくない行動です。
自分の抱えた欲求を自分で満たすことが出来ていれば、それは精神的自立を果たしていると言えます。
自分の不機嫌を他人に直させようとしたり、愛されようとしたり、相手から与えられようとしている人間は、精神的に自立した人間だとは言えません。
全てに共通することは、誰かにやってもらおうとするのではなく、自分自身で解決しようとする姿勢です。
それが自立の本質であり、まさにそこに能動性が現れるのです。
自分自身は自立した人生を送れているのか。
上記の3つの自立を参考に考えてみると良いでしょう。
能動性とは欲求を自分で満たすことである
能動的に生きるとは、人に頼らず自分の欲求を自分で満たすということです。
上記の精神的自立の部分でも触れましたが、自分自身が抱えた欲求を他者に何とかしてもらおうとしている姿勢は非常に受動的です。
そうではなく。
与えられようとするのではなく。
自分自身で心の問題、精神的課題を解決しようとする姿勢が能動性なのです。
自分自身で自分の価値を感じることが出来ないから、他人の承認を求めてしまったり、自分自身で自分を愛することが出来ないから、誰かに愛してもらおうとしてしまったりと、精神的に未熟な人間は与えられようとしてしまいます。
ですが、こういった姿勢では自分の望みを叶えることは難しいのです。
なぜなら、自分の願望実現の主導権を握っているのが他人だから。
コントロールできない他人に願望実現の主導権を握られていて、どうして自分の思い通りの人生を生きることが出来るでしょうか。
自分の思い通りの人生を歩みたかったら、自分の欲求は自分で満たすのです。
自分の価値を感じたかったら、自分で自分の価値を認めましょう。
誰かに愛してほしかったら、自分で自分を愛しましょう。
心に抱えている問題は、自分で自分に供給することで解決するのです。
他人に依存した姿勢では、いつまでも解決することはありません。
あなた自身があなたの欲求を満たしてあげれば、それが能動的な生き方になるのです。
能動性とは自分軸で生きることである
能動的に生きるということは、自分軸で生きるということです。
他人軸で生きている人間は、他者の価値観で生きています。
その行動原理は、相手に嫌われたくない、愛されたいといった受動的な動機であることがほとんどです。
つまり、他人軸で生きている人間は、行動は能動的に見えても動機が受動的であり、そういった精神的受動性が人生を思い通りに生きられない原因なのです。
他人を軸に物事を考えることをやめましょう。
他人がどう思うか、どうするかという思考から生まれるのは相手に対する迎合です。
あの人がどう思うかではなく、あなたがどう思うかなのです。
大切なのはあなたがどうしたいか、どう思うかなのです。
自分の軸に正直に生きることです。
自分軸で生きると、自分の能動的な動機を大切にしますから、行動もどんどん能動的になっていきます。
そうしていくことで、人生は自分が望む方向へ進んでいくのです。
まとめ
能動的に生きるということは、自立を果たすということであり、自分の欲求を自分で満たすということであり、自分軸で生きるということです。
どれもよく聞くことだとは思いますが、全て本質は同じで、自分自身で自分の願望を叶えていくという姿勢が本質なのです。
与えられることを待っていてはいけません。
誰かに与えられることを期待するのではなく、あなたがあなたに与えていくのです。
自分で自分を満たすにはどうしたらいいのかを考えていくことが大切なのです。
つまりは、自分を愛するということなのです。
能動性の獲得とは、自分を愛する能力の獲得なのでしょう。
本来自分を愛してくれるはずだった母親には、愛する能力がなかった。
子どもの頃に与えられたかった愛を未だに外の世界に求めているから、未だに自立が出来ていないんです。
でも、その無償の愛を与えてくれる人はいないんです。
唯一の希望であった母親があなたを愛せない以上、それを外の世界に求めても見つからないのです。
もしも救いがあるとするなら、それはあなた自身です。
あなたがあなたを愛すること。
能動的に自分の欲求を満たしていってあげること。
これが、あなたに残された最後の希望なのです。
自分を大切にする姿勢を改めて見直し、能動性の獲得に向けて、取り組んでいきましょう。
【カウンセリング、コーチング始めました】
脱不幸をして自分らしい人生を送りたい人はこちらもご利用ください。
一緒に人生をより良くしていきましょう。