【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

条件で決めると本質を見失う

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

パートナーを見つける。

高価な買い物をする。

新しく仕事を探す。

 

こういった選択をする際に、条件に見合った物件を見つけて手に入れたのにも関わらず、なんだか幸せになれなかったという経験をした人は多いのではないかなと思います。

 

自分が必要と考えている条件を満たしているはずなのに、なぜか心が満足せず、漠然とした不満を感じてしまうのは不思議なことですよね。

 

どうして条件を満たしているのにも関わらず満足できないのかというと、そもそも物事を条件で決めているから満足が出来ていないのです。

今回の記事では、条件と本質の関係についてお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

条件がもたらす弊害

何かを手に入れようとしたときに、条件を優先して決めてしまうと本質を見失います。

本質を見失うと、安心感は得られるかもしれませんが、心の底から幸せを感じることは難しくなるでしょう。

 

例えば彼氏が欲しいとしましょう。

そういった願望を持った人が交際相手を条件を付けながら探していきます。

 

年収は○○円以上が良いだとか、見た目は○○な感じが良いだとか、いろいろな条件に照らし合わせながら相手を選ぶのです。

 

ですが恋人との関係はあくまで人間関係であり、一番大切なのは人間性です。

もちろん人間性が素晴らしく、そこに付随して年収が良かったり、社会的地位が高かったり、容姿端麗であったりする分には問題ありません。

ですが、人間性よりもこういった条件を優先してしまうと、見るべきところに目がいかず、結果的に失敗する恋愛をする可能性が高くなってしまうのです。

 

物事の本質から目を逸らさせるものこそが、条件なのです。

 

条件とはなんなのか

どうして人は条件を設定するのでしょうか。

 

条件とは、これがないとダメだという縛りです。

それがないことによって不利益を被るから、人は条件を課すのです。

つまり欠乏を恐れていると言うこともできるでしょう。

 

例えば、彼氏に高い年収を求めるのは、お金に関する欠乏感であったり、周囲の人間との比較においての価値に関する欠乏感であったりと、欠乏感を満たすために条件を付けています。

 

他にも、新居に駅チカを求めるのは、時間に対する欠乏感であったり、良い立地に住むことによる承認に関する欠乏感であったりと、こちらも欠乏感を満たすための条件を付けています。

 

欠乏的な人間ほど、物事に条件を付け、本質から目を逸らしてしまうのです。

 

レストランに行って食べたいものではなく、安いものを選ぶのは、お金に関する欠乏感を抱えているからです。

買い物をして欲しいものを買うのではなく、安いものを選ぶのは、お金に関する欠乏感を抱えているからです。

 

僕たちが条件を付けるのは全部欠乏感を抱えているからなのです。

 

本質を見失わないために

本質を見失わないようにするには、条件を並べて自分を惑わさないようにすることです。

そして、条件が欠乏感から来ているのであれば、欠乏感を感じないようにすることが大切なのだと言えるのではないでしょうか。

 

自分は何を恐れているのか。

それは、自分が求める条件に現れます。

 

自分の求める条件からその恐れを導き出し、自分の欠乏感と向き合うのです。

 

その感じたくない欠乏感は、どこから来ているのでしょう。

どうしてそういった欠乏感を感じるようになったのでしょう。

 

そもそもその欠乏感は、あなたが実際に欠乏しているものなのでしょうか。

本当は持っているのに、あなたがないと思っているだけの可能性もあるのです。

 

自分の欠乏感を素直に認め、自分の弱さと対峙していくことが、自分を幸せにする一歩となるのです。

 

 

 

まとめ

物事の本質を捉えない限り、心の底から満足を得ることはできません。

だから僕たちは本質的な喜びを大切にしながら生きなければならないのですが、欠乏感が邪魔をします。

欠乏感は、物事を選択する場面において、条件という姿に形を変えて適切な選択を歪ませます。

条件が本質的な幸せを見えなくするのです。

 

だから恋人に人間性ではなくステータスを求めるのです。

だから仕事に与える行為ではなく給料を求めるのです。

だから買い物に欲しいものではなく安いものを求めるのです。

 

だからいつまで経っても心が満たされないのです。

条件を満たすことと心が満たされることは別だということに気づかなければなりません。

 

そして、その自分の欠乏感と正面から向き合わなければなりません。

僕たちが抱えている欠乏感は殆どが価値観による幻であったりします。

 

向き合って欠乏感を手放していけば、時間と共に物事の本質が見えてくるようになります。

人生を良いものにするためにも、逃げずに向き合っていきましょう。

 

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