こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
人生に失敗はつきものです。
とにかく失敗して、その失敗から学び、正解を導き出していく。
成功とは、こういったプロセスを経て辿り着くものなのです。
さて、成功に向かうには失敗を経ていくことが大切なのですが、そもそもどうして人は失敗するのでしょう。
もしかしたらその原因は、物事の本質を見誤っているからかもしれません。
今回の記事では、物事の本質をテーマのお話していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
失敗の原因
人が失敗をするとき、それは物事の本質を理解していないときです。
物事を表面上だけで判断し、一番大切な部分を蔑ろにしてしまうから人は失敗するのです。
逆説的に言うと、人は本質を理解することで成功に向かうことが出来ます。
なので、より良い人生に向かって歩き出したいのであれば、物事の本質を理解するように努めるべきなのです。
結婚を失敗したと嘆いている人は、なぜ失敗したのでしょう。
それは、世間一般の幸福論を自分の幸福だと勘違いし、結婚を目的として結婚したからです。
結婚というのは、一生を添い遂げたい人と一緒になるための手段です。
一生を添い遂げたい人と一緒になるための手段であって、結婚を目的に結婚相手を見つけるものではありません。
この結婚の本質を見誤り、一生を添い遂げたいと思えない相手と結婚した人が、失敗したと嘆くのです。
相手を愛していない人間が嘆いているのです。
仕事が上手くいかないと嘆いている人は、なぜ上手くいかないのでしょう。
それは、仕事はお金を稼ぐツールだと勘違いし、お金を稼ぐことを目的として仕事をするからです。
仕事というのは、愛という名のサービスを提供をする手段です。
社会に対してより良い生活が出来るような価値を提供するために手段であって、お金を稼ぐことを目的にするものではありません。
この仕事の本質を見誤り、お金を稼ごうと自分のことだけを考えている人が、上手くいかないと嘆くのです。
これもまた、相手を愛していない人間が嘆いているのです。
どちらの例を見ても分かる通り、本質を捉えられていない人間は失敗に終わってしまいます。
では、本質を理解することが大切なのであれば、どのようにして本質を理解していけばよいのでしょうか。
本質を理解するために
物事の本質を理解するには、まず欠乏感を感じずに生きることが大切です。
他人の価値観で生きる人や、自分を受け入れられない人は、欠乏感を感じてしまいます。
例えば、愛されたいという欠乏感から恋人を作ったとして、恋愛関係の本質である愛するということではなく、愛されることを求めてしまいます。
その結果、愛の搾取に相手側が疲れ、分かれる結末を迎えてしまうでしょう。
欠乏感というのは、物事の本質から目を逸らさせます。
目を逸らした先には愛はなく、あるのは自己愛だけです。
人間関係を良好にするのは愛ですから、欠乏感に支配されることなく生きることが、人間関係の本質を理解するためには大切なのです。
そして、失敗から学び、より良い方向へと舵を切ることも大切です。
失敗の裏には、必ず物事の本質が隠れています。
つまり失敗は物事の本質を理解するためのキッカケになり得るのです。
どうして恋人に振られたのだろうと過去を振り返れば、自分が彼女を愛しきれていなかった過去が見つかるかもしれません。
または、人を好きになる条件が歪んでいたせいで振られたのかもしれません。
自分の過ちに素直になり、失敗から学ぼうとする姿勢が本質を理解する上では大切なのです。
そして最後に、問い続けることも大切です。
欠乏感も失敗もそうですが、なぜ自分が欠乏しているのか、なぜ自分が失敗したのかという問いを自分に投げかけるのです。
基本的に物事の表面的なことしか理解していない僕たちは、改めて問いかけないと物事の本質を理解することができません。
どうして僕たちは仕事をするのか。
どうして僕たちは結婚をするのか。
どうして僕たちは欠乏をするのか。
当たり前のようにある物を「なぜこうなのだろう」と改めて問い続けることで、本質の理解へと辿り着くことができるのです。
まとめ
物事の本質は失敗の裏に隠れています。
その本質を理解しない限り、僕たちは間違い続け、不幸の中を彷徨い歩くことになります。
物事の本質を理解するには、欠乏感を感じないよう努め、失敗から学び、常に問い続ける姿勢が重要です。
僕たちは過ちから学ぶ生き物です。
失敗は悪いことではなく、成功に達するまでに必要なプロセスですから、失敗しても心を折らずに本質と向き合う勇気を持ちましょう。
本質を理解していけば、現実も自ずと変わってきます。
前向きに、より良い自分を目指して頑張りましょう。