【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

他人に嫌われたくない心理


こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

他人から嫌われることを恐れると、僕たちはつい相手に迎合し、本当の自分を捻じ曲げてしまいます。

 

本当の自分で生きることこそが僕たちにとっての喜びであるのに、嫌われることを恐れている限りその喜びを手に入れることはできないのです。

 

それならそもそも他人から嫌われることを恐れることなく生活出来れば良いのですが、どうして僕たちはここまで他人から嫌われることを恐れてしまうのでしょうか。

 

今回の記事では、他人に嫌われたくない心理に着目していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

 

嫌われることを恐れる理由

どうして僕たちが他人から嫌われることを恐れているのかと言えば、それは他人が自分にとって重要だからです。

他人を重要視している人は、好かれたいと願い、嫌われることを恐れます。

 

そして何故他人を重要視しているのかと言えば、彼らの存在が自分の欠乏感を満たしているからです。

 

自分が意識下、無意識下において、不足していると感じているものを相手が与えてくれるから他人が重要に思えてきます。

その人がいなくなって不足を感じてしまうのが嫌だから、結果その人を重要視してしまうのです。

 

例えば、僕は20歳くらいまでは相手に迎合ばかりするような人間でした。

相手の顔色を伺い、正解を探り、恐る恐るコミュニケーションをとっていたものです。

 

ではなぜそんなに相手を重要視し、迎合ばかりしていたのかと言えば、それは相手の好意が欲しかったのです。

 

いじめられた過去があるせいか、親子関係に問題があったせいかは分かりませんが、他人から好かれたいという欲は人一倍あったのだと思います。

自分に対する無価値観、そして愛情飢餓感を満たしてくれる存在が、周囲の人々でした。

 

周囲の人々から認められ、好かれることで自分の中にある欠乏感を満たそうとしていたのです。

 

欠乏感と対峙する

嫌われたくないからといって相手に迎合することをやめたいのであれば、自分の欠乏感に目を向けることです。

 

どうして自分はここまで相手に対して迎合してしまうのだろう。

どうして自分はどうでもいい人にまで嫌われないよう努力しているのだろう。

 

自分の行動の動機を深掘りし、自分の欠乏感を見つけ出すのです。

 

嫌われたくないという心理の裏側にある欠乏感は、大抵が認められたい、愛されたいという欠乏感ですから、そういった感情を抱えている自分がいることを受け入れてあげることが、その欠乏感を手放すために必要なことになります。

 

自分を自分で満たす

嫌われたくないという心理の裏側にある欠乏感は、他者から与えられたいという欲求です。

相手に認めてもらいたい、相手に愛されたいという相手の行動を期待するものなので、この欠乏感を満たすことは難しいのです。

 

他人をコントロールすることはできないから、どれだけ自分が頑張っても、与えられない時は与えられない。

それがこの嫌われたくないという気持ちの裏にある欠乏感なのです。

 

では、一生満たさないのかと言えばそうでもありません。

他人から与えられないのであれば、自分で与えれば良いのです。

 

そもそも、どうして他人から認められたい、愛されたいと思うのかと言えば、自分で自分を認めることができず、愛することも出来ないからです。

自分で出来ないから誰かに満たしてもらおうとしているのが、この欠乏感なのです。

 

だったら、誰かに認められる努力をするより、自分を認める努力をしましょう。

誰かに愛される努力をするより、自分を愛する努力をしましょう。

 

他人はコントロール出来ませんが、自分自身をコントロールすることは可能です。

 

本来であれば無条件に自分は認められる存在だし、無条件に愛される存在なのですが、育ってきた環境が無条件に認められ愛される環境ではなかったから、間違った刷り込みが入ってしまったのです。

 

何か条件を満たしていないと自分は認められず、愛されないというこの刷り込まれた価値観を手放しましょう。

当たり前すぎて手放すのが難しい価値観かもしれませんが、本当は無条件に認められ愛されるのです。

 

だからありのままの自分を、ダメなところがある自分を認めてもいいし、愛していいのです。

これは、あなたが決めるだけのことです。

世間の一般論はさておき、あなたがあなた自身を愛すると決めるだけで、あなたは自分を認められるようになるのです。

 

自分で自分を愛せていれば、他人がそこまで重要ではなくなり、嫌われても別に強いショックは受けなくなります。

だから自分と向き合い、自分を愛する努力をするのです。

 

この正しい方向への努力が、あなたを幸せな方向へと連れて行くのです。

 

 

 

まとめ

嫌われることを恐れるのは、他人を重要視しているからです。

そして他人を重要視するのは、その人が自分の欠乏感を満たしてくれているからです。

 

ですが、他人に頼る限り他人に振り回され続けます。

だから、自分の欠乏感は他人に満たしてもらうのではなく、自分自身で満たさなければならないのです。

 

自分で自分を愛し、認めることが、嫌われる勇気に繋がっていきます。

しっかりと自分と向き合い、恐れを克服していきましょう。

 

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