【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

愛されない人がするべき努力

こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

適切な愛情をもらうことができず、愛されずに育ってきてしまった人は、愛情飢餓感というものを抱えて生きています。

 

愛してほしい、ありのままの自分を無条件で受け入れてほしいという心の葛藤を胸に秘めながら生きているのです。

 

なので人間関係、特に恋愛においてその要求が強く出ます。

親に求めたかった愛情をパートナーに求めてしまい、与えて貰えないことが不満になり、それがキッカケで上手な人間関係を築くことができなくなってしまうのです。

 

そこで僕たちは愛されるために努力します。

こうしたら愛されるんじゃないか、ああしたら愛されるんじゃないかと試行錯誤しながら自分を磨く努力をするのですが、一向に愛されない。

 

もしかしたらそれは、愛されるためにする努力が間違っているのかもしれません。

今回の記事では、愛されない人がするべき努力についてお話ししていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

間違った努力

僕たちのような愛情飢餓感を抱えた人間は、愛されるためにダメな自分を改善しようとします。

自分が愛されないのは、ダメな部分があるからで、そこを満たしていけばきっと次は愛される。

そんな風に希望を持ちながら、自分磨きに精を出すのです。

容姿を磨いてみたり、仕事に打ち込んでみたり、ブランド物を身につけてみたり。

ありとあらゆる方法で愛されるためにダメな自分を打ち消していきます。

 

でも、愛されないのです。

何でここまで頑張っているのに、努力だってしたのに愛されないのか。

それは、間違った努力をしているからです。

 

あなたが愛されないのは、あなたがダメだからではありません。

あなたに魅力がないからではありません。

 

あなたが愛されないのは、相手に愛する能力がないからなのです。

愛する能力

愛されないのは、相手に愛する能力がないからであって、あなたに落ち度があるわけではないのです。

なので、どれだけ素敵な人でも、相手に愛する能力がなければ愛されないのです。

 

愛するというのは動詞であり、その主語であるのは僕たちではなく相手なのです。

だから、愛する行為に問題がある場合、それはこちらの問題ではなく相手の問題なのです。

 

あなたが海を泳ぐとしましょう。

海からすると、あなたに泳がれる訳ですが、あなたが海を泳げなかった場合どちらに問題があるでしょう。

 

荒波を立てている海でしょうか?

あまりにも広く泳ぎきれない程の大きさの海でしょうか?

 

違います。

大きくて荒れている海を「泳ぐ能力がない」あなたに問題があるのです。

泳がれる海に問題があるなんて言うのは泳ぐ能力のない人間の責任転嫁でしかなく、泳げる人間は海のせいだとは言いません。

 

愛することも同じことなのです。

だから、僕たちには何の問題のないのです。

 

どんな人間であろうと、どれだけダメな人間であろうと、あなたが愛されないのはあなたのせいではなく、相手に愛する能力がないからなのです。

 

愛されるために

自分が愛されるかどうかは相手の愛する能力に依存するのだとしたら、僕たちはどのようにして愛されれば良いのでしょうか。

 

それは、愛する能力のある人を見分けることです。

 

愛されるためにダメな自分を消していって、完璧な自分になる努力は、愛する能力を持った人間を見極めることを難しくします。

 

ダメな部分を受け入れることこそが愛なのですから、愛されるためには敢えてダメな部分を晒していかなければならないのです。

 

あなたが晒したダメな部分、あなたの弱点を見て、他人を愛せない人は勝手に離れていくのです。

あなたが自分を偽らず、ありのままの姿で生きていれば、自然とあなたを愛してくれる人が周りに残るのです。

 

つまり、愛する能力がある人間を見極めるには、自分で自分を愛してあげて、自分の弱点ごと愛してあげることが大切なのです。

 

ここを間違えてしまうから、僕たちはいつまで経っても愛されなかったのです。

表面上の良いところだけを愛してもらうことは、僕たちは求めていないのです。

僕たちが求めているのは、ありのままの自分をそのまま受け入れてくれる愛だったのです。

 

 

 

まとめ

僕たちは今まで愛されるために間違った努力をし続けてきました。

愛されないのは自分に原因があると思い込み、常にその自分を否定して生きてきました。

 

しかし、実際は違います。

僕たちが愛されないのは、相手に愛する能力がないからであって、僕たちに原因はないのです。

 

だから、愛せる能力を持った人間を大切にしなければいけません。

愛せる能力のある人間を見つけなければいけません。

 

そのためには、まずは自分自身を愛してあげて、ありのままの自分で生きてあげること。

それが結果的に愛されることに繋がっていくのです。

 

自分で自分を蔑ろにしているところはありませんか?

今回の記事を機に、自分との向き合い方を見直してみるのも良いのではないかなと思います。

 

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