こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
やりたくないことに直面したとき、それを誰かに押し付けて逃げてしまう人が僕の周囲には多く、押し付けられた側の気持ちを考えると、あまり良いものではないなと感じています。
もちろん、心に従って生きることは大切なので、本当にやりたくないことであればやらないことの方が良いに決まっているのですが、仕事での業務などのやらなければならないことから逃げる姿勢というのは、自分にとっても周りにとっても良いものではないでしょう。
どうして嫌なことから逃げてしまうのか。
そして何故嫌なことから逃げることが良くないのか。
今回の記事では、こういった点を中心にお話していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
嫌なことから逃げる人
仕事などのやらなければならないことというのは、必ず誰かがそれを担わなければなりません。
誰もやりたくないからやらないという姿勢でいれば、その組織は成り立たないでしょう。
だから嫌でもやらなければならないのですが、ついその仕事を他人に押し付けて逃げてしまう人は多いものです。
可能であればみんなが嫌なことから逃げず、各々が責任を持てると良いのですが、どうして嫌なことから逃げてしまうのかと言えば、それは逃げる人は自己愛的だからです。
自分のことばかり考えているから、自分が嫌なことはしたくない、損はしたくない、だから他の人がやればいいという考えが浮かんできてしまうのです。
他者が困ることに対して何も思うことはなく、自分が被害を被らなかったことに安堵しているような人間が、嫌なことから逃げるような人間なのです。
思いやりのない生き方
嫌なことから逃げることが自己愛的であるということは、つまりは愛のない人間だということです。
相手が不利益を被ろうが、自分が良ければいいというその姿勢は思いやりがなく、人間性という観点から見ても、良い姿勢だとは言えません。
大切なのは、自分が不利益を被るかではなく、他人が不利益を被らないかどうかなのです。
コンビニでフリーターをしていた時代に、面倒なお客様の対応、面倒な業務の担当、トラブルの対処など、嫌で逃げたいような出来事もありました。
人によっては知らん顔でその場から離れていき、他人にその処理を押し付ける人もいましたが、やはりそういった姿勢の人は精神的に未熟な人が多かったものです。
そして、そういった行動というのは大抵見透かされます。
自己愛的で不利益を押し付けてくるような人は、どう足掻いても好かれることはありません。
人間関係を良好にするのであれば、相手に好かれていたいのであれば、他人に不利益を押し付けるようなことをしてはならないのです。
逃げ癖は至る所で現れる
こうやって嫌なことから逃げていると、逃げ癖がついてきます。
とにかく嫌なことからは逃げるという思考回路が出来上がってしまうので、人生を左右するような選択においても、立ち向かわずに逃げてしまうようになるのです。
これがあなたが不幸にある原因なのです。
逃げ癖があなたの成長機会を奪い、伸びしろのない人生に変えてしまうのです。
もちろん、人間関係において逃げないようにすることは大切です。
相手に対して愛を持った行動をとることは、人間関係を良好にするからです。
ですが、それ以上に逃げないようにすることは、あなたが自分自身の人生をより良くしていくために必要不可欠な要素でもあるのです。
嫌なことには、正面から立ち向かうのです。
確かに嫌なことはストレスを感じるでしょうし、自分が損な役回りになってしまうこともあるでしょう。
だとしても、自分の成長のためにも嫌なことから逃げずに向き合い、嫌なことを減らしていかなければならないのです。
自分の可能性の芽を摘んでいるのは、他の誰でもない逃げている自分なのです。
まとめ
やりたくないことから逃げる行為は、自分の可能性の芽を摘む行為です。
何回も逃げていくうちに、逃げられる選択肢があれば逃げるようになってしまい、いつしか問題と向き合えなくなってしまいます。
だから、嫌なことから逃げてはいけないのです。
誰かに嫌なことを押し付けるような自分の甘さを捨て、自己愛的な思考をやめるのです。
そして他人の幸せを願えるような、成熟した人間性を獲得するのです。
それが結果的に自分の幸せにも繋がっていきます。
自分のために、それが結果的に相手のためになるような生き方が出来るといいですね
。
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