【脱欠乏感】足りない人生から豊かな人生へ

欠乏感を解消して、なりたい自分に。

愛されるために必要なもの

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

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今の日本では毒親問題、アダルトチルドレン問題、愛着障害問題と、愛されなかったことが原因で引き起こされる問題というのがたくさん起きています。

この問題は愛されなかった者の人生を大きく左右するとても重要な問題であり、この問題から引き起こされる葛藤を解決することが、人生の質を変えるきっかけとなるのです。

 

さて、愛されなかった僕たちはどうにかして愛情を得たいと望み、その欠乏感を満たすために生きています。

どうしたら愛されるかを考え、自分の魅力を高めようとし、自分の本音を捻じ曲げ相手に迎合したり、自分に足りないものを得ようと努力したり、自分の持ち得る手札を重要視したりと、あの手この手で愛を与えてもらおうとするのです。

 

ですが、僕たちがこうして努力をしていても真に愛されることはありません。

それは、僕たちが愛されるために必要だと思っている魅力が本当は必要ではないからです。

必要ないものをひたすらに追い求めているから、いつまで経っても愛されないのです。

 

では、僕たちが真に追い求めるべきものは一体何なのでしょうか。

 

今回の記事では、愛されるために必要なものについてお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

愛されるために必要な魅力

僕たちは能力値やステータスの高さが人間の魅力であると思っている傾向にあります。それゆえに、愛情を求めて他者に好かれようとするとき、能力値やステータスが高いことを誇示することで、相手の好意を得ようとしてしまうのです。

 

ですが、この認識は間違っています。

いくら自分の能力やステータスを磨いたところで、真に愛されることはありません。

人間の持ち得る魅力の内、他者から真に愛される要素は、精神や心、愛なのです。

魅力的な思想や価値観を持ち、愛情深い人間は精神性が高いゆえに愛されるのです。

 

なぜ、真に愛される要素が精神だけなのかというと、ステータスや能力は、あなた自身を見ていないからです。

つまりは、ステータスや能力を持っている人物だから愛されている場合、それがあなた自身である必要はないのです。


例えば、他者があなたの容姿に惹かれたとします。

それはあなた自身が良いのではなく、容姿が優れている人物が良いに過ぎません。

容姿が劣化していけばあなたの魅力は失われてしまい、結果的に愛されなくなってしまうでしょう。

 

他者があなたがお金持ちな部分に惹かれたとします。

それはあなた自身が良いのではなく、お金を持っている人物が良いに過ぎません。

不幸があってお金が無くなればあなたの魅力は失われてしまい、結果的に愛されなくなってしまうでしょう。

 

このようにあなたが持つ魅力の殆どは失われる可能性があるものばかりであり、他者でも代替の効く要素ばかりです。

そんな中で唯一失われず、変わらず、誰にも奪うことのできないものが精神なのです。

 

だから、ステータスや能力を高めて愛されようとするよりも、精神、心、愛といった部分を重要視することが大切なのです。

 

人を愛するということはその人の精神を愛するということであり、精神が愛されていれば、あなたがどんな能力になり、どんなステータスになろうが、変わらずに愛してもらうことができるのです。

 

世間の声に耳を傾けない

世間の声を聞くと、能力やステータスが重要だという声が大きく聞こえてきます。

一般大衆が大きな声でそう言っていればそれが真実だと思ってしまう気持ちも分かります。

ですが、一つ大きな落とし穴があるのです。

 

それは、そう言って人を能力やステータスでしか見れない人は、他人を愛する能力がない人であるということです。

そんな人たちからの愛を得るために努力をして魅力を高めても、結局彼ら彼女らは他人を愛せないのであなたを愛してはくれません。

 

あなた自身を愛してくれない人の愛をわざわざ求める必要はないのです。

 

あなたをあなたと定義するものはなんなのでしょう。

 

職業があなたなのでしょうか。

学歴があなたなのでしょうか。

資産があなたなのでしょうか。

容姿があなたなのでしょうか。

 

どれも違いますよね。

あなたをあなたと定義しているものは、あなたの精神です。

だから愛されるためには、世間の声に耳を傾けず、自分の内面を磨かなければいけないのです。

精神性を磨く

僕たちが追い求めるべきは表面的な魅力ではなく、内面的な魅力です。

その内面的な魅力とは、人間性道徳心、倫理観、愛、自己実現性などが該当します。

 

こういった形のない曖昧で漠然としたものを、いかにして磨いていくがが重要になるのです。

無形ゆえに答えがないから磨くことが難しいのですが、ここを避けては通れません。

 

どうやって内面的な魅力を磨いていけばいいのか悩むところだと思いますが、一つ言えるのは、自分が正しいと思えるかどうかが大切であるということです。

そしてその正しさの根幹にあるものが愛なのだと思います。

 

自分も他人も愛することが、人間として成熟することに繋がっていくのです。

 

愛するというのは、様々な側面を持ちます。

相手を受容すること。

相手を許すこと。

相手に興味関心を寄せること。

相手を尊重すること。

相手に与えること。

そして、愛することに喜びを感じること。

 

こういったことを自分にできるようになっていけば自己実現に繋がっていきますし、他人にできるようになっていけば道徳心や倫理観、人間性の向上にも繋がっていくでしょう。

 

人を愛せる人が愛される資格を持つというのはあながち間違いではないのかもしれません。

 

 

 

まとめ

僕たちは愛されるためには魅力が必要だと考え、能力やステータスを上げることに必死になります。

ですが、そういった表面的な魅力にはあなた自身が愛される要素はありません。

 

あなた自身が愛されるのは、あなたの内面、つまりは精神であり、心であり、愛なのです。

表面的な部分にばかり目を向けるのではなく、自分の内面を磨くようにすることが愛されるために一歩となります。

 

人としてどう生きることが大切なのか。

あなたの美学をあなたの生き方に反映させて、人生をより良くしていきましょう。