【脱欠乏感】足りない人生から豊かな人生へ

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成長の必要性:コンフォートゾーンからの脱出

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

自分の人生が長年何も変わっていなくて、人生の停滞を強く感じているという方もいらっしゃるかと思います。

周りが変化をしていく中、自分だけが取り残されたような感覚になり、自分も進まなければという焦燥感に駆られることも少なくありません。

 

全く行動をしていないわけではないのに、人生を振り返ってみると変化を感じることが難しいというのは、何が原因なのでしょうか。

もしかしたらそれは、自身の成長が関係しているかもしれません。

 

今回の記事では、成長の必要性についてお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

成長の必要性

人が成長するということは、人生をより良くしていくということです。

成長とは今の自分よりもより良い自分になるということですから、必然的に人生もより良くなっていくのです。

なので逆説的に、より良い人生を送りたいのであれば、僕たちは成長する必要があるということになります。

 

ですが、人が成長するには経験が必要であり、経験をするためには行動が必要になってきます。

 

毎日布団の中で寝ていても、急に英語が話せるようにはなりません。

それは行動と経験がないから何も成長できていないのです。

 

英語が話せるようになるには、英語を話す、学ぶという経験が必要であり、その経験をするためには実際に英語で会話するや、字幕版の洋画を観るなど、何かしらの行動が必要になってくるわけです。

 

こういった、成長に必要な行動がとれない限り、人はいつまで経っても成長できず、今生きている世界を生き続けてしまうのです。

 

経験を求めて

成長するために経験と行動が必要なのだとしたら、僕たちはまずは行動を起こす必要があります。

ですが、行動であれば何でもいいというわけではありません。

毎日こなしている習得した行動というのは何も得るものがないので、いくら慣れている行動をとったところで、成長には繋がらないのです。

成長に繋がる行動は、習得していない未経験の行動である必要があります。

 

英語を話せるようになりたいからと言って、毎日同じ単語ばかり勉強していては行動はしていても成長には繋がりません。

大切なのは今まで学んでこなかった領域の単語や文法を学ぶことが、大きな成長へと繋がるのです。

 

慣れ親しんだ行動を繰り返すことをやめて、自分が慣れていない、知らない世界に身を投じることが、行動と経験から大きく成長する機会を生むのです。

 

コンフォートゾーン

経験から学び成長するというのは、正直当たり前のことであり、ほとんどの人が理解していることだと思います。

なのになぜかその行動に移すことが出来ない。

 

一体どうして新しい世界に足を踏み入れることがこんなにも難しいのでしょうか。

 

それには、コンフォートゾーンというものが関係しています。

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コンフォートゾーンは心理的に不安を感じない安全な領域のことです。

人は基本的に不安を感じたくない生き物ですから、特に理由がなければコンフォートゾーンの外へ出ようとはしないのです。

 

そして失敗に対してネガティブなイメージを持っている人や、自己効力感が低い人などはより不安や恐怖を感じやすく、このコンフォートゾーンに留まり続けてしまうのです。

 

大切なのは、このコンフォートゾーンから出る意識を持つことです。

僕たちは常に安心していたい、不安や恐怖を感じたくない生き物です。

 

なのでコンフォートゾーンに留まろうとするのは、当たり前のこととも言えます。

しかし、コンフォートゾーンは慣れ親しんでいて心理的安全が確保されている世界。

留まっていても、新しい経験をすることはなく、得るものは何もないのです。

 

人間の行動選択は無意識に行われることが多く、放っておくとコンフォートゾーン内に留まってしまいます。

なので、意識的に自分で選択をし、コンフォートゾーンから出るような選択をとっていくことが大切なのです。

 

新しい世界というのはどれも不安がつきまとうものです。

ですが、やはり踏み出しやすい世界と踏み出しにくい世界というものはあります。

 

例えば、知らないカフェに入ることは知らない世界に入ることになりますが、心理的負担は大きくありません。

ですが、自分がやりたい仕事に挑戦するだとか、そういった未知の世界へ踏み出していくことは、大きな心理的負担を伴います。

 

この違いは、感じる不安が何から来ているかによるでしょう。

自分のダメなところを見たくない、失敗が怖いという気持ちが強ければその分コンフォートゾーンから出るのは難しくなるのです。

 

もしあなたが人生の停滞に気づき、行くべき方向も分かってきているのだとしたら、自分がなぜコンフォートゾーンから出るのを拒んでいるのかを理解する必要があります。

自分が何に不安を感じているのかが分かれば、その不安は認識され小さくなっていくのです。

 

 

 

まとめ

人が成長する必要があるのは、人生をより良くするために成長が不可欠だからです。

ですが、その成長をするには未知の経験をしなければなりません。

 

でもなぜか未知の経験をするために行動しようとすると足がすくんでしまう。

それはコンフォートゾーンから出ることに強い不安を感じているからです。

 

自分が慣れ親しんだ世界であれば心理的不安を感じることもないから、なるべくそこに留まろうとしてしまうのです。

ですが、その不安や恐怖に打ち勝った先に成長できる世界が広がっています。

自分の安心安全よりも、その先にある世界の方がよほど魅力的であることは、言わずともわかるでしょう。

 

成長に伴う不安から逃げていては、あなたの人生は何年も変わらずそのままです。

この事実から目を逸らさず、毎日少しずつコンフォートゾーンを広げていきましょう。