【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

人生を変えたいあなたが理解すべきルール

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

www.takeuchipsychology.com

 

人生を変えたいと願っていても、なかなか今までと同じ人生しか歩むことが出来ずに悩んでいる。

現状が苦しいのに、どうして自分が人生を変えられないのかが分からない。

 

こういった悩みを抱える人も少なくないでしょう。

少なくとも、僕はその一人でした。

 

なぜ人生を変えられなかったのかと思い返せば、ある一つの人生のルールを理解できていなかったからだと思っています。

もしも人生を変えたいと願っているのであれば、このルールを自分の価値観に取り込み、より良い人生を作り上げていってください。

 

今回の記事では、どのようなルールが人生を変えるのか、どのようにしたら人生を変えることができるのか、こういったところに焦点を当ててお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

 

 

人生を変えるために理解するべきルール

人生を変えていく上で、必ず理解すべきルール、それは因果応報です。

四字熟語のなかでは有名な部類なので、皆さん聞いたことがあると思います。

 

因果応報とはどういう意味かを調べると、このように出てきます。

人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。▽もと仏教語。行為の善悪に応じて、その報いがあること。

dictionary.goo.ne.jp

 

つまりは原因と結果は密接に関係しており、良い原因は良い結果を生み、悪い原因は悪い結果を生むということです。

そして原因があるから結果があるように、結果があるということは原因があるともいえるのです。

 

さて、ここで考えていきたいのが僕たちの人生についてです。

 

僕たちの「今」は、過去の自分が積み上げてきた結果です。

納得のいく人生を歩んでいようが、受け入れがたい人生を歩んでいようが、今の自分が結果なのであれば、原因もまた存在しているということです。

 

例えば僕は今こそ人生を進められずに困っている人の力になりたいと行動していますが、数年前までは人生に何の希望も目標もない、惰性に生きる人間でした。

自分の不幸を他人のせいにし、頑張ることから逃げ続けていたのです。

 

当時の僕は不幸な人生を送っていました。

自己実現的でなく、欠乏感を満たすためだけに行動し、自己愛が強すぎるがゆえに失敗を繰り返す。

行動するのが怖くて、何も挑戦することなくコンフォートゾーンから出ようとしない。

何もしないことが唯一の救いだったのです。

 

これが当時の僕の結果でした。

そしてここで僕は人生で初めて自分と向き合うこととなります。

結果があるということは、原因も必ず存在する。

 

僕が不幸な人生を送っていたことには、必ず原因が存在しているのです。

ではそれは何かといえば、愛情をもって親が育ててくれなかったではなく、自分が自分の人生を諦めていたからです。

 

愛されていないなりに、自分の人生をより良くしていくことから逃げていたから不幸だったのです。

 

今に問題があるのだとしたら、それには必ず原因があります。

そこと向き合うことの大切さを端的に表現した言葉こそが、因果応報なのです。

 

過去と向き合う

僕たちが人生をより良くしていくためにすべきことは、今の不幸を生み出している原因がどこにあるかを突きとめることです。

物事の因果関係を理解し、結果から辿って原因をみつけることです。

 

原因を見つけられることで、そこで初めて反省をすることが出来ます。

対策をとることが出来ます。

そうして自分の人生をより良くしていくのです。

 

ここで一つ覚えておいてほしいのは、原因は必ず他者ではなくあなたにあるということです。

 

僕は過去に軽いいじめを受けていたことがあります。

当時はそれがすごく不快で、毎日強いストレスを感じていましたが、そのいじめていた人から離れることはしませんでした。

 

当時は自分の不幸を自分をいじめていた相手のせいだと思っていましたが、いま改めて考えると違うのではないかと思うのです。

その当時の僕の不幸は、自分がいじめられていたにも関わらず、そのコミュニティから離れられない心の弱さが原因だったと言えます。

愛されたい、認められたい、孤独が怖いといった欠乏感に飲まれていたがゆえに、自らそのコミュニティでいじめられることを選択していたのです。

 

僕がとるべき行動というのは、そのコミュニティに我慢して留まることではなく、自分を大切にしてくれる他のコミュニティを探すか、自分の孤独への恐怖に打ち勝ち、1人で過ごす選択をすることだったのです。

 

原因は他者にあるのではありません。

あなたが不幸なのは、あなたが本当に選択したいことを選択できていないからです。

あなたの心の弱さが原因で、本音とは違う辛い選択をしてしまっているから、不幸なのです。

 

いじめに関して言えば、もちろんいじめる側が100%悪いです。

ですが、いじめられたときに自分がどの選択をするかは選べるのです。

全てを他人のせいにするのではなく、この結果に至っているのには自分にも原因があるかもしれないと内省することが成長へと繋がるのだと思います。

 

 

 

まとめ

何故自分はこの人生を歩んでいるのだろう。

こうなっている原因は何なのだろう。

 

「今」という結果から自分の中にある原因を探し求めることが、人生を変えていく上で大切な要素となります。

 

自分の心の奥底に隠れている真実を見つけ、対策を講じていきましょう。


結果がある以上必ず原因は存在するという観点から過去と向き合っていくことが、自己受容に繋がってくのです。