【脱欠乏感】足りない人生から豊かな人生へ

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嫌いな人がいる理由


こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

さて、いきなりですが皆さんには嫌いな人がいるでしょうか?

いたとして、その人のどういうところが嫌いですか?

 

割とすんなり答えられる人が多いのではないかなと思います。

人は誰しも1人や2人嫌いな人がいるものですが、どうしてあなたはその嫌いな部分を許すことができないのでしょうか?

 

それには、人を愛することというのが関わっているのです。

 

今回の記事では、嫌いな人がいる理由についてお話ししていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

人を嫌うのは何故か

僕たちは何が原因で人を嫌ってしまうのでしょうか。

それは、その人が許せないからです。

 

僕たちは許せない人に遭遇したとき、その人を嫌い拒絶します。

 

例えばいじめられた人がいじめてきた人を嫌うのは、自分を大切に、尊重して扱わないことに傷つき、それが許せないからです。

規範意識の高い人が常識のない人間を嫌うのは、ルールを守ることが大切だから自分は守っているのに、常識のない人間がルールを気にしていないことが許せないから、どんどん嫌いになってくるのです。

 

この例のように、嫌いという感情の元を辿っていくと、辿り着くのは許せないという拒絶的な感情なのです。

 

人を愛すること

この人が嫌いだという感情は、他人を愛せていないから湧いてくる感情です。

逆説的に他人を愛せる人というのは、嫌いという感情を抱きにくいのです。

 

なぜなら他人を愛せる人というのは他人に受容的なので、相手の強みも弱みも愚かさも、全てを受け入れます。

相手が精神的に未熟であっても、そんな相手を丸ごと受け入れるので、嫌うということがないのです。

真に他人を愛せる人には、人を嫌うという概念は存在していないのでしょう。

 

そして、自分を愛せない人が他人を愛せないのと同じように、他人を許せない人は自分も許すことができません。

 

なので、他人を嫌えば嫌うほど自分を嫌うようになり、ありのままに生きることが難しくなっていくのです。

ブスを嫌う人は、ブスである自分を拒絶することになり、鏡を見るたびに嫌な思いをすることになります。

社会的地位が低い人を嫌う人は、社会的地位が低い自分を拒絶することになり、仮に社会的地位が落ちてしまった場合、強い自己拒絶をしてしまうでしょう。

 

他人を嫌う人ほど自分を縛り付ける鎖が多く、それが自分を苦しめてしまっているのです。

だから僕たちは自分の幸せのためにも、他人を嫌うことをやめなければいけないのです。

 

自分を否定し、拒絶する人生の何が幸せなのでしょうか。

自分を愛し、他人も愛する人生こそが幸せで豊かな人生なのです。

 

人を嫌わないで生きるには

僕たちはどのようにして人を嫌うことをやめるためにも、人を愛さなければなりません。

人を愛せるようになること。

それが人を、そして自分を嫌わないで生きるために必要なことなのです。

 

この世の中、あれもダメ、これもダメなんて考えなくていいのです。

人生においてダメなことは他人に意図的に被害を与えることだけであり、それ以外はどれだけダメであろうと、どんな人間であろうと自由に生きていいのです。

 

あなたがダメと考えていることも、誰かが否定していたり、馬鹿にしていたからダメなのだと思っているのではないですか?

そんな閉塞的な視点が僕たちの世界ではありません。

本来の僕たちの世界は、みんな違ってみんないい、全てが許された世界なのです。

 

馬鹿だろうと、働いてなくても、惰性に生きていても、どれだけダサくても、責められることはないのです。

だから、あなたもあれもこれも禁止することはやめましょう。

この世に絶対的なルールは存在していないのですから。

 

誰かをルールや常識、一般的な価値観で断罪するよりも、そんなことはせずに相手の弱さを受け入れて、お互いの違いを認め合うことが大切なのです。

 

 

 

まとめ

僕たちが人を嫌ってしまうのは、その人が持つ特性が許せないからです。

つまりは他人を受容できない、愛せない人が他人を嫌ってしまうのです。

 

ですが、人間関係は鏡写しで、他人を嫌うことは自分を嫌うことを意味します。

自分が幸せに生きるためには自分を受け入れることが必須であり、そのためには他人を嫌うのではなく、愛する必要があるのです。

ルールや常識、世間一般の価値観で人を裁いていると、自分自身も苦しくなり、そういった当たり前からはみ出た自分を許せなくなってしまいます。

 

ダメなことなど存在しない、みんな違ってみんないいというのが世の中の真実であり、自分を愛せない人の声があまりにも大きいから、ダメなことは悪であるというような価値観が当たり前に蔓延っているのです。

 

自分も他人も全てを受け入れて、それでもいいじゃないかと認めてあげる心の余裕が、僕たちには必要なのかもしれません。