【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

頑張れないのは毒親のせい?

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

あなたが今自分の人生を頑張れていないとして、それは何故でしょうか。

もしかしたらご両親が毒親で、辛い過去を過ごしてきた結果、今頑張ることが出来なくなってしまっているのかもしれませんね。

 

ですがあなたが今自分の人生を頑張れていないのは、親のせいではないんです。

意外ですよね。

 

ではどうして頑張れないのでしょう。

それには、あなたの人生に対する態度が関係しているのです。

 

今回の記事では、自分の人生態度と毒親の関係についてお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

頑張れないのは自分のせい

結論から申し上げますと、あなたが自分の人生を頑張る、つまり自分の人生をより良いものにしようと困難に立ち向かっていこうとしていないのは、あなたが頑張りたくないからです。

 

決して毒親の元に産まれたから頑張れないのではありません。

 

ストレートに表現するならば、あなたは毒親を言い訳に自分を幸せにすることを放棄しているんです。

 

なかなかストレートに酷なことを言ってしまっているので、嫌な気持ちにさせてしまっているかもしれません。

ですが、僕たちが自分の人生と向きあっていく場面で、一度直面しないといけない事実なのです。

 

「そんなことない!あいつらのせいで私は……!」

と思う方もいらっしゃると思いますので、少し具体例を挙げながら説明させていただきます。

 

例えば、あなたが突然視力を失ってしまったとしましょう。

とてつもない不幸です。

これからの人生が今までとは大きく変わってしまうわけですから、気が滅入って、どうしようもなくなってしまう人もいるでしょう。

 

こういった不幸に対して、僕たちは2つの選択肢がとれるんです。

1つは、視力を失ってしまったことに絶望してふさぎ込んで、悲観した人生を送りつづける。

もう1つは、そうなってしまったことを受け入れて、目の見えない自分がより良い生活が出来るように点字を覚えるなどの努力をしていく。

 

こうやって僕たちは人生の中で、前進するか、停滞するかの選択を迫られていくわけですが、自分に降りかかった不幸に対して、頑張るか頑張らないかを決めているのは自分なのです。

視力を失ったから頑張れないのではなく、視力を失ったことを言い訳にしてあなたが頑張っていないだけなのです。

 

この例は視力を失うという不幸でしたが、不幸全般に対して同じことが言えます。

毒親を持ってしまったという事実は、毒親育ちでない人と比べたら確実に不幸だとは思います。

それを否定するつもりはありませんし、そう感じるのも間違ってはいないでしょう。

 

ですが、その不幸な環境であることは、あなたが頑張らない理由にはならないのです。

不幸な環境にいるのであれば、その環境で自分が一番幸せになれる道を選ぶことは可能なのではないでしょうか。

 

 

不幸を受け入れること

どんな不幸でも、そうなってしまったら終わりなんてことはないのです。

視力を失っても、視力がない状態で幸せに生きることが可能のように、毒親の元に生まれたとしても、毒親育ちの状態で幸せになることは可能なのです。

 

そのために僕たちがすべきことは、自らに降りかかった不幸を受け入れることです。

その不幸は変えられない事実であり、避けられない未来であり、向き合うしかない宿命なのです。

 

こんな不幸な環境に生まれて嫌だなと思う気持ちは痛いほどわかります。

僕も昔は不幸を受け入れられず、どうして僕なんだと嘆いていたものです。

 

ですが、この嘆きは無意味です。

変えられないものを嘆くだけ嘆いて、結局その場に停滞しているだけ。

それではいつまで経っても幸せにはなれません。

 

どうしようもないことは、肯定的に諦めるしかないのです。

どうしようもない親の元に生まれてしまった。

そのせいで自分の人生は思い通りには進まなくなった。

 

でもそれは仕方のないことだから、許すしかないんです。

そういう人生を歩むことになってしまった自分の不運さを許して、認めて、受け入れるしかないのです。

 

今自分に出来ることは、自分の不運を嘆いてウジウジするか、その辛い事実を受け止めて、前を向いて歩きだすかの二択なのです。

 

今出せる最高得点を

あなたが思い描く理想が100点だとして、毒親育ちの時点で100点満点は目指せないでしょう。

どれだけ頑張ってもMax80点しか叩き出せない環境に生まれてしまった。

ですが100点満点がとれないから努力しないって言うのはおかしな話で、だったら80点目指そうよって話なのです。

自分が今出せる最高得点を出すことが自己実現であり、自分の人生を生きるということなのです。

 

なのにそこで毒親を言い訳にして、頑張らないという選択をとってるのは誰でしょう?

毒親でしょうか?

違いますよね。他でもないあなたなのです。

頑張らない選択をしているのは、間違いなくあなたなのです。

 

少し耳が痛いかもしれませんが、とても大切なことなのでもう一度言います。

頑張らないという選択をしているのは、毒親のせいにすることで努力することを放棄しているのはあなたなのです。

 

 

 

まとめ

常に選択肢はあります。前進するか停滞するかの2択です。

いままでのあなたは停滞してきたかもしれません。

でも、今日ここで気づくことができたんです。

自分が前進する選択肢を選べることに気づけたんです。

 

どちらを選びますか?

不満を抱えたまま今の不幸を親のせいにして悲観的に生きるんでしょうか?

現状出せる最高得点の幸せを目指して前向きに生きるんでしょうか?

 

どちらが幸せなのかは言わなくてもわかるかと思います。

 

ただ、すぐに行動はできないと思います。

自分の心の癖みたいなものは簡単には抜けないので、明日から前向きになれるなんてことはありません。

ですが、こう生きたいと願うことはすぐにでも出来ると思います。

自分はどういう態度で自分の人生を生きたいのか、自分に問い続けてください。

 

問い続けて、答え続けることが、あなたを変える一歩目になるはずです。