【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

人間関係が疲れる理由

こんにちは、たけうちです。

はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

人間関係とは本来心地よいものなのですが、人によっては人間関係に疲れを感じ、人付き合いが嫌になってしまう人もいます。

 

自分でも何故か分からないのですが、コミュニケーションに対してエネルギーを大きく消耗してしまうのです。

だから友達と出かけることも楽しいのだけど、それ以上に疲れてしまうからと断ってしまう場合もあり、少しばかりの生きづらさを感じていることでしょう。

 

どうして僕たちは人間関係に疲れを感じてしまうのでしょうか。

そこには、人間関係に対する姿勢の違いが関係しているのです。

 

今回の記事では、人間関係が疲れる理由についてお話していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

なぜ人間関係で疲れてしまうのか

目上のお偉いさんとのコミュニケーションならともかく、友達や恋人、場合によっては家族とのコミュニケーションですら疲れてしまうという人もいるのですが、周りの人は平気そうにコミュニケーションをとっているのに、どうして自分はこんなにもコミュニケーションに疲れてしまうのでしょうか。

 

それは、コミュニケーションに正解を求めているからです。

どういった発言をすれば相手に好かれるのか、どういった発言をすれば相手に嫌われないのかという視点でコミュニケーションをしてしまうため、常に相手の機嫌を伺い、気を張ってコミュニケーションをとってしまうから、人間関係に疲れてしまうのです。

 

このように相手に迎合する人間というのは、相手を重要視しています。

コミュニケーションをとっている相手が自分にとって重要だから、相手の機嫌を伺うようなコミュニケーションしか取れないのです。

 

そして、どうして相手を重要に感じるのかと言えば、自分の何かしらの欠乏感を満たしているからでしょう。

特にコミュニケーションにおいて様々な人に迎合してしまうような人は、高確率で愛情に対する欠乏感だと思われます。

 

その人からの愛情を得られなくなるのは非常に恐く、不安に駆られる。

誰かから嫌われてしまったら、自分の無価値観が刺激されてしまう。

 

こういった感情が自分の心の奥深くに眠っていて、それが無意識に自分の行動をコントロールしていくのです。

本来の人間関係

相手に迎合し、自分を捻じ曲げてでも相手の機嫌を伺うようなコミュニケーションのせいで人間関係に疲れを感じてしまうのだとして、どういったコミュニケーションをとれば気疲れしないコミュニケーションをとることが出来るのでしょうか。

 

気疲れしないコミュニケーションに必要なのは、自分を大切にすることです。

そして相手にこう思ってほしいという要求を捨てることです。

 

自分を大切にするというのは、自分の思ったままに生きるということを意味します。

自分を尊重するとも言えるでしょう。

 

もちろん思ったまま生きていいからと言って、相手が傷つくことを平然と言うようなことはしてはいけません。

悪口などの、攻撃性のある発言はしてはいけないのですが、自分の気持ちを主張をする分には問題ないのです。

 

例えば、シフトがどうしても埋まらないから出てくれとお願いされたとしましょう。

人間関係に疲れるような人というのは、ここで断ると相手が不快な思いをして、その結果自分が悪く思われると考えてしまうので断れずに引き受けてしまいます。

 

こういった、自分の気持ちや都合を伝えた結果相手が不快な思いをするかもしれない場合、その責任は相手にあるのです。

 

悪口を言った場合などは、原因は言った側のあなたにありますが、あなたの都合などを伝えて不快に思うかどうかは相手次第なので、そこまでをあなたが気にする必要はないのです。

仮にそれで相手が不愉快そうにしていたとしたら、それは相手があなたを尊重していないことを意味します。

あなたを大切にしてない人をあなたが大切にする義理もありませんから、相手が不快な思いをしないよう気遣う必要もないのです。

 

あくまであなたがどう思うか、どうしたいのかが大切なのです。

それを大切に生きていれば、相手に対する配慮は少なくて済みますし、自分を曲げないのでストレスも少なくなるのです。

 

そして相手に良く思われたいと思うこともやめましょう。

相手がどう思うかはコントロールできませんから、コントロールできないことをコントロールしようとする行為が無駄なのです。

 

どれだけ相手に優しくしても嫌われる時は嫌われますし、特に何も考えずにコミュニケーションをとってても好かれるときは好かれます。

なので、自分らしく生きている自分を好きだと言ってくれる人を大切にしようと考えていればいいのです。

 

ありのままの自分と一緒にいて合わない人に好かれようとするから辛いのです。

特定のコミュニティに自分と合う人が1人もいなかったとしたら、1人で居ればいいのです。

誰かがいないとダメな自立性のない自分だから、そうやって迎合してしまうのでしょう。

 

本来のコミュニケーションは楽しいものです。

自分を捻じ曲げずに相手と対等にコミュニケーションをとることで愛のやり取りが生まれ、お互いの関係を良くしていきます。

お互いがお互いを受け入れあう、気楽な関係を作ることが出来るのです。

 

自分が今までやってきたコミュニケーションは間違っていたと認めるところから始めると良いでしょう。

 

 

 

まとめ

人間関係に疲れてしまうのは、相手の機嫌ばかりを伺うコミュニケーションをしているからです。

自分を出さずに、偽物の自分を作ってばかりいれば疲れてしまうのも納得がいくでしょう。

 

大切なのは自分を大切にし、相手に嫌われることを恐れないことです。

その人に嫌われたら何か問題でもあるのでしょうか。

ありのままのあなたを尊重出来ないような人をあなたは大切にしようとしているのです。

 

どれだけ馬鹿げたことをしているのでしょう。

もっと自分を大切にして下さい。

自分を大切にしない人間を大切にするなんてことは、自分に対する裏切りです。

 

そんな風に相手に迎合しなくても、あなたを大切にしてくれる人はいます。

あなたが気にしているだけで、いざありのままの自分で生きてみたら意外と受け入れてもらえたなんてこともあります。

 

ありのままの自分の価値を信じて、偽らずに生きるのです。

そして、もしもありのままで生きたらあまりの性格の悪さに人が離れていってしまうという心配があるのなら、人として正しく生きる努力をしてください。

 

性格だから治らないなんてことはありません。

相手を思いやる気持ちがあれば、いちいち気づかいしなくても相手を傷つけることなく、リラックスしてコミュニケーションをとることが出来ます。

 

自分が努力もせず腐りきった生き方をしているのにも関わらず愛されたいと望むことも都合が良すぎるのです。

 

今一度自分と向き合い、自分の怯えや人としての在り方を見つめ直すと良いでしょう。

 

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