【脱不幸論】自分の幸せが見つかるブログ

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

行動と自信

こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。

 

www.takeuchipsychology.com

 

やりたいことがあるのに最初の一歩が踏み出せなかったり、やっとの思いで最初の一歩を踏み出したのに、壁にぶち当たってそこからすぐ逃げてしまうようなことはありませんか?

行動ができればもっと良い人生を送れるのに、それがわかっていても何故か行動できずに悩んでいるという人も多いでしょう。

 

どうして僕たちは行動が解決してくれると分かっているのに、気持ちばかりで行動が伴ってこないのでしょう。

実は僕たちが行動を起こせないのは、自信が大きく関係しているのです。

 

今回の記事では、行動と自信をテーマにお話をしていきます。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

行動を支える自信

僕たちが何かしら問題を抱えていたとして、それを解決するためには何かしらのアクション、つまり行動が必要です。

 

ですが、誰でも簡単に行動できるというわけではなく、行動に強い抵抗を感じる人もいます。

 

なぜそんなに抵抗を感じるのかと言えば、自分には難しいと感じているからです。

つまり、自信がないから行動を起こせないのです。

 

例えばあなたに、小学生の算数から足し算と引き算の問題を解いてもらうとします。

あなたがこの問題を解いていくとして、これに抵抗を感じるでしょうか。

 

99%の人が抵抗を感じないと思います。

それは、解ける自信があるからです。

何も苦戦することなく、全部解けそうだと肯定的に予測することができるから、抵抗なく取り組むことができるのです。

 

では次に、二次関数の問題を解いてもらうとしましょう。

きっと数学に苦手意識を持っている人は、ここで抵抗を感じるはずです。

それは、自分には出来るという肯定的な予測ができないからであり、このことから、この肯定的な予測があるかないかで行動力に影響が出るのが分かるかと思います。

 

自信こそが、行動を起こすためのエネルギーとなっているのです。

 

自信をつけるには

では、自信があると行動に移しやすいとして、自信をつけるにはどうしたら良いのでしょうか。

 

自信をつけるには、一貫した結果が必要です。

肯定的な判断ができる結果、つまり成功体験を一貫して積む必要があるのですが、ここで問題が起こります。

自信をつけるために行動をしなければならないのに、その行動をするためには自信がいるのです。

 

まるでニワトリが先に生まれたのか、タマゴが先に生まれたのかというニワトリのタマゴ問題のような関係を、行動と自信は持っています。

行動するから自信がつくのか、自信があるから行動するのか。

 

どちらが正しいのかと言えば、どちらも正しいです。

 

ですが、自信は一貫性の先にしか存在しません。

そういう意味では、先に行動を起こすことが大切になるわけです。

 

そこで自信のない状態で行動を起こす必要が出てくるわけですが、それを可能にするのが勇気という存在です。

 

行動の壁を越えるために

自信がない状態で行動をするのに抵抗があるのは、恐いからです。

自分のダメな部分を見るのが怖かったり、失敗して恥をかくのが怖かったりと、とにかく恐怖に対する抵抗が行動を抑制させます。

 

恐怖というものは消えません。

怖いものは怖いのです。

 

それに打ち勝つためには、自分を奮い立たせ、勇気を持って向き合う覚悟が必要なのです。

 

自分は何に怯えているのでしょう。

どうなることを、恐ろしいと感じているのでしょう。

 

それをしっかりと捉え、その恐怖と向き合うことです。

自分は確かに怯えている。

恐怖から逃げようとしてしまっている。

 

その事実をしっかりと認めることが大切です。

 

その恐怖は本当に怯えるほどのものなのでしょうか。

もしかしたら怯えすぎているだけで、そんなに恐れるものではないのではないでしょうか。

 

勇気を持つのです。

 

自信がないのは分かります。

いままで成功体験を積んでこなかったのですから、自信なんか持てなくて当たり前なのです。

 

でも、だからといってそれで行動を起こさなかったら、一生現実は変わらないのです。

 

自信がない状態でも、勇気さえあれば行動の壁は乗り越えられるのです。

いきなり大きな目標を立てる必要はありません。

 

小さな目標をいくつも立て、何回も何回も成功を積み重ねていくことで、それは成功の一貫性を生み、最終的に自信になっていくのです。

 

 

 

まとめ

行動と自信の関係は、ニワトリのタマゴ問題に似ています。

行動するから自信がつくけど、自信がないと行動できない。

 

この負のループにハマってしまうと、いつまで経っても人生を好転させることはできません。

 

大切なのはそのループを壊すことです。

自信は一貫性の延長線上にしかないのであれば、まずは行動からアプローチするのが効果的です。

 

自信がない状態で行動を起こすのに必要なのは、勇気です。

自分のダメな部分を受け入れる勇気を持つことが、行動の壁を乗り越えるためには必要なのです。

 

失敗に恐怖や不安を感じるでしょう。

ですが、失敗したところであなたが死ぬわけではありません。

 

自信がついたら行動を始めようなんて思っている人もいるでしょう。

ですが、行動しない限り自信がつくことはありません。

行動の先にしか自信は存在しないのです。

 

行動の壁を越える勇気をもつのです。

その勇気を振り絞る勇気を手に入れることが、人生を良い方向へ向かわせる推進力となるのでしょう。