【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

なぜ弱点に劣等感や負い目を感じるのか

こんにちは、たけうちです。

 

人は誰しも弱点を持っていますよね。

弱点とは、自身が受け入れられていない自分の定義のことです。

この弱点に劣等感や負い目を感じることで、人は不幸を感じ、辛い人生を生きることになってしまいます。

 

どうして僕たちは弱点に劣等感や負い目を感じるのでしょう。

劣等感や負い目を感じなければ、もっと幸せに生きれるはずですから、この問題は解決すべきだと言えます。

 

今回の記事では、弱点に劣等感や負い目を感じる理由について深堀りしていきたいと思います。

 

 

 

まず前提として抑えておきたいことがあります。

それは弱点のせいで劣等感や負い目を感じているわけではないということです。

 

なんだか混乱しそうですが、結論から申し上げますと、弱点自体が問題なのではなく、弱点に対する認識に問題があるのです。

 

認識の歪みが人生の幸福に大きく影響を与えている、ということを理解することが大切なんですね。

 

例えば、太っているという弱点を持っているとします。

太っていることに強く劣等感や負い目を感じている人は、太っていることに対してどう思っているのでしょうか。

 

このとき、劣等感や負い目の裏側には「社会に認められない」「いけないことである」「価値のないことである」と言う価値判断が隠れているわけです。

 

この価値判断が認知の歪みであり、正すべき認知となります。

 

太っていることは何故価値がないのでしょう。

それを証明することはできるでしょうか?

 

これについてご自身でやってみてほしいのですが、自問自答を繰り返していっても、価値がないことは証明出来ないのです。

何故かといえば、こういった価値判断は「誰かの感想」であることが殆どだからです。

 

証拠も何もない、例えば「痩せてる方が可愛いから」とか「みんな痩せてる人が好きだから」とかそんな理由ばかりであって、太っていることを理論的に価値がないと言うことは出来ないんです。

 

弱点の殆どはこのように価値がないことを証明できない以上、認知が歪んでいるということになるんです。

 

なので、まずは自分の認知を疑い、こういった認知の歪みに気づき、正していくことが大切だと言えます。

そうすることで、いかに自分が歪んだ認知で世界を見ていたか気付くことができるでしょう。

 

認知の歪みを正してしまえば、弱点に対して劣等感や負い目を感じることもなく、それを自分の魅力の一部として受け入れることができますので、ぜひ自分の認知と向き合ってみてください。