【脱欠乏感】足りない人生から豊かな人生へ

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愚痴と悪口の違いとは

こんにちは、たけうちです。

 

人として正しく生きることは、人生をより良くしていく上で大切なことだと思います。

というのも、自分が正しさをもって他人と接することは、相手に愛を与えることにも繋がっていくからです。

 

さて、生きていく中で愚痴を吐くことがあると思います。

愚痴を吐くことで自分の心の中に堆積したモヤモヤを吐き出すことができるので、ストレスを抱えている人にとっては非常に有効な手段と言えるでしょう。

 

そんな愚痴と似たものに、悪口というものがあります。

愚痴を吐いているつもりなのに、気づかないうちに悪口を言っていたなんてことも少なくありません。

悪口は他人を貶める発言であり、人として正しい在り方とは言えないので、悪口は控えるべきだと言えます。

 

今回の記事では、愚痴と悪口の違いを抑えつつ、悪口を言わないようにしていくにはどうしていけば良いのかを考えていきましょう。

 

 

 

最初に、愚痴と悪口の違いについて抑えていきましょう。

まず、愚痴と悪口では主語が変わります。

愚痴は自分の気持ちや自分の周囲の環境について吐き出すなど、自分が主語のなりますが、悪口は相手の人格や容姿、存在などについて言及することが多く、相手が主語になります。

 

また、攻撃性というのも大きく変わるポイントになります。

愚痴はあくまで自分について述べる性質上、攻撃性がありません。

ですが、悪口となると攻撃性が増し、万が一相手に聞かれたら相手を傷つけてしまう恐れが出てきます。

 

こうしてみると、愚痴というのはあくまで自分が主体であり、自分の気持ちを述べることに重きを置いていると言えます。

逆に悪口というのは、主体が相手主体となり、攻撃性をもって相手を貶めるのが目的になっていると言えるでしょう。

 

悪口というのは意図的に相手を傷つける行為ですから、人としての正しさに反しているため、やはり言うべきではありませんよね。

ではどうしたら悪口を言うのをやめられるのでしょうか。

 

まずは、悪口というのはいかなる場合も許されないということを理解することです。

悪口は相手を貶し、傷つける行為で、そこに愛は存在しません。

相手を攻撃することで自分の感情をコントロールすることは、非常に自己中心的で幼児性が強いと言えます。

相手が悪いから悪口を言ってもいいと思っている方もいらっしゃいますが、それは犯罪者にはどれだけ加害してもいいと言っているのと同じで、決してそれは正しくありません。

どれだけ相手に非があっても、あなたが相手を攻撃する権利にはならないのはわかることでしょう。

もしも悪いことをした人には攻撃してもいいと本気で考えているのでしたら、認知に非常に大きな歪みがあるということを理解してください。

相手の状態に関わらず、相手を傷つける行為は加害であることを忘れてはいけません。

 

悪口はいけないことだと理解出来たら、具体的な対策を考えていきましょう。

 

まずは先ほども書きましたが、悪口に加害の意識を持ちましょう。

悪口とは言葉のナイフです。

誰かを傷つける可能性を持つ言葉であり、直接的に傷つけていなくても、それは立派な加害行為なのです。

そこを意識し、悪いことをしている自覚をすることで、徐々に悪口を言う頻度を減らしていけるでしょう。

 

そして、悪口を言う人は嫌われやすいということも意識するといいです。

ナイフを振り回している人を見て近づきたいと思いますか?

危ないから近づきたくないですよね。

それは悪口も同じで、悪口を言っている人に近づくと、自分も傷つけられるかもしれないと思われる可能性が高いです。

なので人間関係を円滑にするためにも、悪口は言わない方がお得だったりします。

 

もし可能なのであれば、嫌いという感情に攻撃性を与えないというのも有効です。

なぜ攻撃的になってしまうのかと言えば、それは相手に対して嫌悪感があるから。

その嫌悪感と攻撃性が連動しているから嫌いな人間に対して攻撃的になってしまうんです。

嫌いな人間がいることは悪いことではありません。

嫌いな人間はいて当たり前ですが、嫌いという感情で止める必要があるんです。

 

必要以上にこちらから接触しないことが大切なんですね。

嫌いな人間に自分から絡みに行くのが攻撃性を持つ人間のやることで、例えていうなら、虫嫌いな人が森の中に入って虫を潰してるようなものです。

非常に非合理的で、無駄なことをしているのが分かるかと思います。

虫が嫌いなら虫のいるところにわざわざ行かないのと同じように、嫌いな人間にわざわざ近づかない、思い出さない、話題に出さないことであなたも平穏な生活を送ることが出来ます。

 

そして、根本的に治すのであれば相手を許すことです。

嫌悪感を感じるのには理由があります。

その理由を許してしまうのです。

 

理由によっては難しいかもしれませんが、あなたを縛る思い込みを手放すことにも繋がりますし、あなたの中に巣食う憎しみを浄化させるチャンスになるかもしれません。

 

許すというのは、受容するということなので、自己受容と同じ要領で大丈夫です。

自分の中で消化することで、さらに成熟した自分になれるでしょう。

 

 

 

いくつか対策を挙げてみましたがいかがだったでしょうか。

悪口というのは、百害あって一利なしです。

愚痴と悪口をしっかり線引きし、人として正しい生き方を追求することで、おのずと幸福度は上がっていくと思いますので、ぜひ意識して生活してみてください。