こんにちは、たけうちです。
いつも自分は自己犠牲的な立ち回りをしてしまう、いつも自分ばかりが損をしている。
そんな風に感じている方もいるかと思います。
そんなあなたとは対照的に、誰かの為に行動をしていても全く損をしていると感じない人もいるのが事実なのですが、この差は一体どこからきているのでしょうか?
今回の記事では、相手に対しての行動が自己犠牲だと感じてしまう原因について深掘りしていきたいと思います。
さて、結論から申し上げますと、自己犠牲と感じてしまうのは本心ではやりたくないと感じているからです。
自己犠牲というのは、基本的に相手のために何かをする時に自己犠牲的だと感じるのですが、それはあなたが愛の真似事をしているが故にそう感じてしまっているのでしょう。
本来、相手のために何かをするという行為は、愛を原動力に行います。
相手に喜んでほしかったり、相手が幸せになれるようこちら側が与えようとする姿勢が愛で、その愛の結果として相手のために何かをしているのが本来あるべき姿です。
そして、そういった行為が理想的であり素晴らしいと皆理解していますから、自分の心が与えようという姿勢になっていなくても、頭で自分をコントロールして愛ある人を真似るようになってしまうんです。
そうするとどうなるかと言うと、確かに周りからの評価はそれなりに良くなると思います。
◯◯さんって優しいし献身的だよね!
みたいな評価は貰えますが、その評価を得るのにある程度のストレスを感じてしまっているはずです。
何故ならあなたの心は自己犠牲的な行為をすることを拒んでいるからです。
自分のことばかり考えていたいからです。
嫌われたくなかったり、自分の印象を良くしたくて嫌々やっているから自分は犠牲になっている、損をしていると感じてしまうんですね。
ストレスを感じずに生きるには自己犠牲だと感じずに生きることが大切なのですが、どうしたら自己犠牲と感じないようになるのでしょうか。
それは自分の心に従うことです。
残念ですが、自己犠牲だと感じてしまうのであれば、あなたはまだ他人に愛を与える器ではないというのが事実です。
別にそれが悪いという話ではなく、まだその段階まで精神が成熟していないというだけの話で、変に落ち込むことはありません。
そんなまだ未熟なあなたは与える余裕はないので、自己犠牲的な行為を求められたりしても、断る勇気を持ちましょう。
自分勝手に、好き勝手に生きるのが今のあなたの本当の精神レベルなのですから、そこを無理して背伸びする必要はありません。
本当のあなたで生きることが大切ですし、本当のあなたで生きることで、段々とあなたは成熟していくと思います。
でも、このままだと自分勝手なクソ野郎になって生きていけないと感じる方もいると思います。
そんな自分勝手な精神レベルを上げたいと感じるのであれば、愛ある人間を目指すことが大切です。
結局のところ、自己犠牲と感じるのはやりたくないと感じているのが原因なのですから、そもそもやりたいと感じられれば自己犠牲だとは感じなくなるんですよね。
愛を持って接すると言うのは、相手の幸せを願って行動することです。
そして、相手の喜びが自分の喜びになる感覚を理解することです。
誰かに親切にして、笑顔でありがとうって感謝されたら嬉しいじゃないですか。
そういった喜びを求めて生活することが、愛ある人間になるためには大切です。
そうして愛を理解して与えられるようになると、自己犠牲だと感じていた行動も自分の喜びに変わります。
やってることは同じなのに、視点を変えるだけで幸せにも不幸にもなるのが、この与えると言う行動なんですね。
もし、自分が自己犠牲的な立ち回りをしやすいと感じているのなら、背伸びをせずに自分の気持ちを大切にすること。
それと同時に愛することを学んで、与える喜びを知ること。
これがあなたの人生を潤す薬となるでしょう。
もしあなたの献身性で悩んでいるのでしたら、ぜひ試してみてくださいね。