【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

大切なのはベストを尽くしたかどうか

 

 

「出来ない自分なりに出来る限りのことをする」

 

 

 

今日、僕の働いているコンビニにある中学生がやってきました。

 

雨が降っていたせいでびしょ濡れだった彼は、僕に話しかけた途端泣き出し「学校でいじめられた。母親のいる場所まで連れて行ってほしい」と伝えてくれました。

 

すごく胸が苦しくなりますね。

 

こういったシチュエーションは初めてでしたので、自分なりに彼をケアできるよう善処し、彼の母親への引き渡し等はオーナーに引き継ぎ僕はこの件から身を引いたワケですが。

 

彼へのケアを振り返り、もっとやり方があったなぁと深く反省しています。

 

安心できるような言葉をかけれれば彼はもっと悲しい気持ちを少しは癒せたかもしれません。

 

自分の力不足を痛感しました。

 

昔の僕だったらここで反省と後悔から負のネガティブループに陥っていたでしょう。

 

ですが今回は、しっかりと自分をコントロールすることができました。

 

というのも、理想の自分を演じることではなく、いま自分が出来ることにベストを尽くせたかどうかが大切だからです。

 

ぼくは今回初めての経験、点数で例えるなら出せて50点が最高得点でしょう。

 

ここで100点を出せなかったことを悔やむ必要はないですよね。だって元々そんな点数出せるはずないんですから。

 

大切なのは今自分が出せる最高点を叩き出せたか、ベストを尽くせたかです。

 

もし、50点出せていたのなら頑張れた自分にOKを出してあげて、出来なかった部分を反省すれば良いだけです。

 

今回ぼくの例えだとこういったシチュエーションでしたが、何か上手くいかなかった時に、つい理想を見てしまう人は多いかと思います。

 

それだと絶対に自分を否定してしまいますよね。

 

そうではなくて、出来ない自分なりに出来る限りのことをしたかどうか。

 

これを基準にすることで自分の成長を見守っていけるのではないかと思います。