「相手を主体にして考える」
心から感謝することをマスターできていなかったので、ここ最近の僕のテーマは感謝でした。
どうすれば口先だけの形式的な感謝ではなく、心から感謝出来るようになるかを突き詰めた結果、一つの答えが出せました。
それは冒頭にもあるように「相手を主体にして考えること」が大切なのだと思います。
一つ例を出してみましょう。
友人から旅行へ行ったお土産をもらったとします。
僕のように感謝が出来ない人は「僕はお土産を友人にもらった」と脳内で処理します。
これだと相手がしてくれたことへのフォーカスが出来ず、自分にフォーカスしてしまっているんですね。
そうではなく「友人が僕のためにお土産を買ってきてくれた」と、主語を相手にして物事を考えるんです。
そうすると、相手の行為がフォーカスされますよね。
そうやって相手がしてくれたことを心の中で咀嚼して味わうことで、喜びや嬉しさを感じることができ、結果として感謝出来るようになるでしょう。
多分僕も含めて、自己愛の強い人ほど感謝が出来ない傾向にあると思います。
というのも、自己愛が強い人は自分が大切なのでつい自分を中心に物事を考えがちだからです。
これは思考の癖みたいなものなので、意識的に相手を主体にした考え方を繰り返すことで、段々と変化させることが出来ていくのではと思います。
この「相手を主体にして物事を考える」ことに気づいてから続けていますが、すごく幸せを見つけやすくなりました。
想像以上に自分の周りには幸せが溢れていて、本当に気付けていないだけなのだなと痛感した次第です。
感謝が出来ないと感じている方はもちろん、自分は不幸だと感じている方にもこの考え方を通して幸せを感じてほしいと思っています。