「生きるのが辛いのは、その場で足が止まっているから」
なぜ生きるのはこんなにも辛いのかと、苦しい思いをしている人もいるでしょう。
毎日頑張って生きているのに、何故かこのつらさが晴れない。
いつまでも付き纏ってくる。
私だけいつも不幸で不公平だ。
こんな風に思ってしまっているかもしれません。
どうして生きるのが辛いのかと言えば、それは問題に苦しめられてるからではなく、その場で足が止まっているからです。
決して問題自体があなたを苦しめていることはありません。
進むべき方向に行くのを避けているからずっと不幸なんですね。
その進むべき方向というのは、例えば自分と向き合うことだったり、勇気を出して踏み出すことだったり、諦めることだったり。
現実的な問題を解決する場合もあれば、心理的な問題を解決する場合もあるでしょう。
とにかく今、自分に起こっている問題に正面から向き合って、それに対して足を進める。
前に、前に、勇気を出して歩みを進めていく。
それが、辛さを感じるかどうかの分岐点になっているんです。
仮に問題を解決しようとして失敗しても、前に進めていたら辛さは感じることはないです。
なぜなら前に進んでいるからです。
どれだけ小さな一歩でも歩みを止めないことが、辛さから脱却する力になるでしょう。
前に進んでいるのにまだ辛さが抜けないとしたら、もしかしたら本音とは違う行動を起こしているのかもしれません。
無意識のうちに世間の評価や一般論、常識なんかに囚われてしまうと、意識の中での自分の望みは捻じ曲げられてしまいます。
しっかりと本当にやりたいことを感じてあげて、抑圧や迎合をせずに生きていくことが大事ですね。