「感謝すること=幸せを感じること」
いつかの記事で心から感謝することが大事と書いた記憶がありますが、みなさんは心から感謝が出来ているでしょうか。
心からの感謝というのは、形式的に口だけで伝える感謝ではなく、心の底から感謝するということです。
ですが、人によっては形式的に感謝することは出来ても心の底から感謝することが出来ないという人もいるかと思います。
僕も感謝をなかなか感じられないタイプで、何故なのかを考えた結果、幸せを感知する能力が下がってるから感謝出来ないのではないかと思いました。
感謝というのは誰かに何かをしてもらった時に嬉しさや喜び、すなわち幸せを感じて、それをお礼という形で表すものです。
よって、嬉しさや喜びを敏感に感じ取ることができれば、心から感謝ができるようになるかなと思います。
では何故嬉しさや喜びを感じとることが出来ないのでしょうか。
幾つか理由はあるように思いますが、一つは何かをしてもらうことが当たり前になってしまっているということです。
当たり前にして貰っていると、人はそこに嬉しさや喜びを感じ取りにくくなってしまうものです。
当たり前を当たり前だと思うなとよく言いますが、それは喜びや嬉しさを忘れるなということでもあるでしょう。
また、誰かに何かをしてもらうというのは、相手のお金や時間、労力など何かしらを犠牲の上で与えられているものですよね(相手も犠牲とは思ってないでしょうが、便宜上そう言わせていただきます)
そういった相手が犠牲にしているものの存在をしっかりと感じとることで、感謝の気持ちも湧いてくるのではないでしょうか。
してもらっていることが当たり前ではないこと、それをしてもらって自分は嬉しく喜ばしいことだということを改めて認識することが大切かなと思います。
そして可能性の一つとして、不幸にばかり目がいって幸せを見つけられないということもあるでしょう。
意識の焦点が常に不足に向かっていると、どうしても不幸にばかり目がいってしまいます。
そうすると存在しているはずの喜びや嬉しさにまで目がいかないんですよね。
なので、意識的に喜びや嬉しさを探してみましょう。
意識していると、誰かにしてもらったことに対して、嬉しい気持ちになったり喜んでいる自分が見つかると思います。
感謝出来ない人は幸せに対する感度が鈍くなっているだけで、少し周りを意識的に見渡すだけで、喜びや嬉しいことがたくさん溢れていることに気づけるはずです。
喜びと嬉しさを鍵に、感謝する気持ちを探していくことが大切なのだと思っています。
1日1回でもいいので、自分が幸せを感じる感情を探してみてください。