【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

恥ずかしさの中に抑圧を見つける

抑圧をせず生きていこうとした時に、私たちはまず無意識にしている抑圧を見つけなければいけません。

 

抑圧していることには気づかないからですね。

 

では、どうやって見つけるのという話になっていくのですが、ここで躓く方は多いのではないかと思います。

 

今まで無意識下で処理していたものを意識下まで引き上げなくてはいけないというのは、言ってしまえばクローバーの中に埋もれている四葉のクローバーを探すようなもので、非常に見つけづらいものです。

 

そこで一つのやり方として不快感を元に探し出す、と言う方法を過去にご紹介したと思いますが、今回は別の視点からも見つけられるかなと思ったのでご紹介します。

 

それはタイトルの通り、恥ずかしさの元になっているものは抑圧しているものだと言うことです。

 

そもそも恥ずかしいという感情はどういうものなのかというと、僕たちは自分の中のある基準というものを満たさなかったときに、恥ずかしいと感じるのではと思います。

 

例えば、人前で失敗するのが恥ずかしい人は、失敗してはいけないという基準が心の中に存在しているし、ダサい格好で外を出歩くのは恥ずかしいと思っている人は、ダサい格好はダメだという基準が存在しているし……

 

と、このように恥ずかしいという感情の裏には、自分に禁止しているもの、要するに抑圧が隠れています。

 

なのでこれを元に考えて、自分が何に恥ずかしいと感じるのかを追求していくと、無意識に自分を抑圧している部分というのが見つかると思います。

 

こうして抑圧を見つけたら、まずは自分はこれを抑圧しているんだ、これをよくないと思っているんだと受け止めてあげて、そのうえでその禁止を段々と解いていってあげると、生きやすくなっていくと思います。

 

是非恥ずかしさを元に、抑圧を見つけてみてくださいね。