こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
僕は過去10年ほど、惰性で生きていました。
生きる目的もなく、やりたいこともなく、ただ人生の川を流れるように生きてきたのです。
もちろん小さな幸福はあったので不幸ではなかったと当時は感じていましたが、惰性で生きるのをやめた今の自分から振り返ると、勿体無い生き方をしてしまったというのが素直な感想です。
みなさんの中にも、つい惰性で生きてしまっているという人もいるのではないでしょうか。
惰性で生きるとつい楽な方へと向かってしまい、自分の本質的な喜びに向かって生きていくことが出来ませんから、より良い人生を過ごしたいのであれば惰性で生きることをやめる必要があります。
今回の記事では、惰性で生きることをテーマにお話していきます。
この記事を読んで、自分の生き方を見つめ直すきっかけにしてもらえればと思います。
なぜ惰性で生きるのか
どうして惰性で生きてしまうのかと言えば、無気力状態に陥っており、人生をより良くするエネルギーが残っていないことが挙げられます。
抑圧、迎合をすればするほど、自分を押し殺せば押し殺すほどエネルギーというのは失われていくので、何年もその状態で生きてくると何もできなくなってしまうんです。
本当は自分はこう思っているのに、相手に嫌われるのが怖くて本心を伝えることが出来ない。
本当は自分にはやりたいことがあるのに、どうせ自分には無理だと決めつけて行動をしない。
こういった本来の自分を抑圧するような行動は、心の中で葛藤を起こします。
葛藤が起きている間、人は心のエネルギーを消耗し続けるので、結果的にエネルギーの枯渇という問題が引き起こされるのです。
我慢をすればするほど心の余裕がなくなり、頑張れなくなってしまうんですね。
向き合わないといけないことがあっても、向き合うエネルギーが出ないので向き合わずに楽な道を選んでしまい、結果惰性的に生きてしまいます。
惰性で生きることをやめる
少しでも惰性で生きることをやめたいと思っているのなら、自己実現してやりたいことをしていきたいと思うのであれば、抑圧や迎合をしないことです。
本来の自分を見失わないことです。
本質的な自分の幸せから目を背けないことです。
本当にやりたいことをやろうとしたり、言いたいことを言おうとすると頭の中の自分が邪魔をしてくるでしょう。
「そんなの無理に決まってる」
「そんなの馬鹿にされる」
「周りに嫌われる」
この声はただのエゴであり、植え付けらえた根拠のない価値観であり、偽物の自分の気持ちなのです。
この声に耳を傾けてしまうことが抑圧であり迎合になります。
こうやって頭の中に響いてくる否定的な声に従うから不幸になるのです。
そうではなくて、自分の素直な心の声に耳を傾けてあげましょう。
本当は自分はどうしたいのでしょうか。
どの道を選んでも成功するとわかっていたら、どの道を選んでも受け入れられるとわかっていたら、あなたはどうするのでしょう。
不安や不満、不足を感じていないあなたが、充足に満たされているあなたがとるのはどういった行動でしょう。
それが、あなたの本心であり、従うべき心の声なのです。
満たされているあなたが導き出す答えこそが、信じるべき声なのです。
本心を我慢することなく、常に心の声を大切にすることで、抑圧や迎合が減り、結果的に心のエネルギーの消耗を抑えることができるのでしょう。
まとめ
惰性で生きることは人生の貴重な時間を浪費します。
こんなことを書いている僕は約10年を惰性で過ごし、貴重な20代を使ってしまいました。
惰性で生きることの無意味さを痛感しているからこそ、こうして声を大にして伝えているのです。
楽と幸せは違います。
楽に生きることに苦労はなくても、その先に幸せもないのです。
だから代わり映えのない毎日が淡々と流れていくのです。
流れに身を任せて生きるのはやめましょう。
自分の力で人生という川を泳ぐのです。
自分で泳いでいった先に幸せは存在しています。
抑圧や迎合をやめ、しっかりと自分の本音に目を向けましょう。
そこがあなたの人生のスタートラインになるのです。