【脱不幸論】自分だけの人生を。

自己理解、自己受容を通してなりたい自分になるお手伝いを。

今を生きるとはどういうことか

自己肯定感など、メンタルについて調べていると今を生きるという言葉が出てきます。

 

今を生きることでメンタルの安定が得られたりと、良いことが多いのも事実ですが、今を生きる感覚というのが掴めない方が多いのではと思います。

 

今回の記事で今を生きるとはどういうことか、考えていきましょう。

 

今を生きる

今?生きてますけど?むしろ今しか生きてないですけど?

なんて思ったりしませんか?笑

 

今を生きるというのは少し言い方がふわっとしている気がしていて。

 

個人的には今に集中するという言葉の方が分かりやすくていいのかなと思います。

 

今に集中するということはどういうことかという話になると思いますが、簡単に言うと、何も考えないということです。

 

さらに意味が分からなくなってしまいそうですが、言葉の通りなんです。

 

そもそも、今を生きるということは、思考の焦点を今に合わせるということで、過去や未来のことを考えずに生活しようということになります。

 

なので、過去の失敗を嘆いたり、未来の不安考えたりしないことが、今を生きることに繋がってきます。

 

なんとなくでも理解できたでしょうか。

 

ここからは具体的な今を生きる方法を考えていきましょう。

 

今を生きる方法

さて、先ほども触れた通り、思考の時間軸を今に集中させることで、今を生きることが出来るという話でした。

 

それに一番有効なのが、マインドフルネスという瞑想法です。

 

なんか宗教臭いですよね。ですが、しっかりと科学的にも証明されている方法で、簡単に今に集中できるのでオススメなんです。

 

どうやるかというと、目を閉じて、ゆっくり呼吸をしながら、自分の呼吸に意識を向ける、これだけなんです。

 

いろんなサイトに書かれているので、見たことがある人も多いかもしれないですね。

 

実際やってみると難しくて、全然集中できないです。

ですが、回数をこなしていくと段々とできるようになっていきます。

 

過去に対する後悔や未来への不安が頭から離れない時、このマインドフルネスを使うことで一旦思考の時間軸をリセットすることができるので、試してみてください。

 

 

このマインドフルネスは瞑想時に限定的に時間軸をリセットするというもので、普段生活をしながら使うことは難しいです。

 

やはり何かをしているとき、ふわふわと脳内に後悔や不安は現れます。

 

では、どうやって普段の生活に今を生きる感覚を適応させていけばよいのでしょうか。

 

それは、目の前の出来事に集中することで思考の時間軸の今に固定することができます。

 

 

私たち人間は、慣れてくれば慣れてくるほど無意識に行動できるようになってきます。

それは効率的に生きるために備わっている人間の仕組みなので避けようがありませんし、それに助けられている部分も多いです。

 

しかし、デメリットとして、考える余裕が出来てしまうんですね。

 

そして、考える余裕ができるということは、過去と未来について考える余裕が出来てしまうということなんです。

 

なのでできるだけ今に集中していくことで今に生きる感覚を持続させることができます。

 

まず簡単なのは、熱中できる趣味を持つこと。

我を忘れるなんていいますが、思考するのを忘れるくらい熱中できれば、思考の時間軸は今に向きます。

 

そして次に、自分の体の動き、五感に集中すること。

ご飯を食べるときに顎に意識を向けて食べてる人はいませんよね?

しっかり味わって食べている人もいませんよね?

 

僕たちは想像以上に自動運転で生きています。

それをあえて意識するんです。

顎を動かすことに意識を向けて、しっかりと味わう。

一つ一つの動作を丁寧に意識することで、今を生きている感覚が養うことができると思います。

 

さて、こうして今に集中してみて初めて思うのではないでしょうか。

自分はこんなに無意識で生きてたのかと。

スマホをいじりながら何かをしたりと、なにかと「ながら行動」の多い僕たちですが、そういった詰め込みすぎた生活を今一度見直してみるのも大切なのではないかと、ここ最近思ったりします。