
SNSが発達した時代。
周りを見渡せばすごい人たちで溢れかえっている時代です。
「それに比べて自分は」と落ち込み、悩んでしまう人も少なくないと思います。
過去の僕ももちろんそのタイプで、同じ年齢の人が正社員として働いているのにフリーターをしていることに焦りを感じたり、同級生が結婚をしたなんて話を聞くと、今の自分は何をやっているんだろうなんて悩んでしまったりしていたものです。
でも、自分と向き合う中でそういった思考からは抜け出せて、落ち着いた日々を過ごせるようになりました。
そんな思考から抜け出したこそ思うことがあって。
それが今回のタイトルでもある「君には君のペースがある」ということ。
自分のペースで、自分の持つ課題を解決していくことが大切なんだと感じています。
ということで今回の記事ではあなたにはあなたのペースがあるんだということを伝えられたらいいなと思っています。
ぜひ最後までご覧ください。
人生は課題の連続
いやーもうね、本当に課題に次ぐ課題って感じで。
ゲームとかだとクリアがあって、レベルもカンストしてって感じで終わりがあるけど、人生にはそれがないような気がします。
というよりはむしろ、レベルアップに必要な経験値が多すぎて、カンストまで辿り着かないっていう表現の方が正しいかもしれません。
とにかく人生は課題の連続で、それをひたすらに乗り越えていくことが生きるということなのかなと。
でも、課題は放置することができちゃうんですよね。
解決しなくても人生は進んでいく。
言ってしまえばレベルアップはしないままストーリーが進行していっちゃうRPGみたいなものです。
いやいやキツイって笑
スライムしか倒せないのにボス戦やらされるようなものですよ。
銅の剣も買ってないのにひのきのぼうで戦わされるようなものですよ。
こんな感じで、自分のレベル(精神的成熟性)とストーリー進行度(現在の年齢)にズレが生じてきているから、生きづらさというものが生まれている訳です。
で、多分こういう人は多くてですね。
ゲームで言う「詰み状態」に陥っている訳です。
あなたは詰んでいないか
僕の母親なんかもまさにこの状態に陥っていて、解決すべき課題を解決できずに60歳を超えてきてしまっています。
責められることに対して強い抵抗があり、問題の自責化が苦手で、反省することが難しい。
自分自身に対する強い劣等感もあるでしょう。
正直母親と関わるとイライラすることも多いのですが、彼女もまた愛のない世界の被害者であり、こうなってしまったことに関しては仕方のないことだなと思っています。
僕の母親のような精神的未成熟。
この課題を解決しないことには、安らぎのある人生は手に入りません。
あなたはどうでしょうか。
どこかに解決できていない課題を残していないでしょうか。
あなたのペースで進んでいこう
今のあなたが15歳の少年であろうが、60歳の母親であろうがやることは変わりません。
あなたが抱える課題を、正面から解決していくことです。
ぼくだって課題を解決しきったわけじゃない。
毎日毎日自分と向き合うことの繰り返しです。
でも、自分と向き合わないことには成長は成しえません。
今からでも遅くはないから、あなたのペースで一歩一歩進んでいってほしいのです。
そりゃあ周りを見たら人生が進んでる人だっているし、精神的に成熟している人だっています。
でも、その人はその人ですから。
あなたはあなたのペースで、行けるところまで進んでいけば良いのです。
今の自分がどれだけ幼かろうが、いいじゃないですか。
いままで課題を放置していた結果ツケが回ってきた、それだけのことです。
あなたはレベリングをしてこなかった勇者なんですよ。
でも、だからと言って進行不可になるわけじゃないんです。
倒してこなかった魔物をもう一度倒しに戻りましょう。
レベリングして、今のストーリー進行度に合うようなところまで成長すればいいだけの話なんです。
雑魚狩りばっかりしてレベリングをしてこなかった勇者として生きる覚悟を決めてください。
自分が課題解決から逃げていたことを認めてください。
自分は弱虫であったという事実を、認めたくない事実を、正面から受け止めてください。
別にそれは悪いことじゃないから。
課題解決から逃げていたことも、弱虫であることも事実だけど、それは悪いことではないんです。
ただ、そうなだけ。
弱い人間であることを非難するつもりもないですし、むしろ人間なんて弱い生き物ですから、それが当たり前なのだと思います。
現実を受け止めて、あなたのペースで前へ進む。
あなたに必要なのは、それを実行する勇気なのです。
まとめ
僕の周囲には課題を未解決にしたまま生きてきている人がたくさんいます。
勿論僕もそのうちの1人。
でもね、絶対解決しろとも思ってはないんです。
今はそのときじゃないのだろうから、本人が望むタイミングで成長してくれるのだろうと考えています。
だから今じゃないのなら無理はしなくていい。
でも、どこかでその課題を解決しない限り、一生同じ課題にぶつかり続けます。
だから、必要だと思ったら向き合ってほしいなって思ってます。
それは僕のためではなくあなたのために。
たった一度しかない人生を、最高のものにするために。
地獄に生まれ落ちた者が、天国で生きるために。