みなさん、今を生きているでしょうか。
今を生きることが大切なんて言われていますが、どうも今を生きることは難しい。
時間軸的には今を生きているのに、今を生きろってどういうことやねんと。
意外とどうやったら今を生きることができるのかが分からなかったりするものです。
それでですね、今を生きる上で1つ抑えていて欲しいのが「人生をこなさないこと」だったりします。
こなす。
僕たちって、結構人生こなしてしまっているんですよね。
こなしてしまうから、思考と心がズレて苦しみに向かっていってしまったりするんです。
ということで、今回の記事はそんな「人生をこなすということ」について書いていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
今を生きるとは「人生をこなさないこと」
こなすってなんか、業務的なニュアンスがあるじゃないですか。
仕事をこなすとか、家事をこなすみたいに、やりたいわけではないけど、やることだからやるみたいなニュアンスがあると思うんですけど、共感できますかね?
僕はそれが今を生きられない原因だと思うんです。
人生をこなしちゃってるんですよ。
例えばですけど、毎日の食事をこなしてないでしょうか?
ご飯は食べなければならないもの。
つまり思考ベースで行っている行動です。
食べたくて食べている訳ではありませんから、これが食べたい!という気持ちが付随していない場合は良くあるかと思います。
それからパートナーとのデートとかもそうですね。
本来であれば会いたいから会うはずなんですけど、1週間に1回会うって決まっちゃってると、会いたいからデートをするのではなく、デートをこなすために会うようになってしまう。
考えてみると、意外と僕たちの人生は想像以上にこなしてばかり。
だから満たされない。
思考ベースの「しなければならないこと」だけで生きれば生きるほど、こなす人生となっていき今を生きられなくなってしまうのです。
心を大切に生きる
どうして豊かに生きられる人がいるのかというと、自分の心が付随する選択をしているからです。
行動の動機ベースが「こなすこと」ではなく「心が喜ぶこと」だから一見質素な生活でも心が満たされていくのです。
仕事だって、ただこなしてちゃいけません。
例えばコンビニの店員だって、適当にレジだけやっとくこともできます。
いい加減に挨拶して、ちんたらレジ打ちして、言われたことだけして、時間が過ぎ去るのを待つ。
確かにこうやってこなしても、もらえる給料は同じだからこなしたくなる気持ちも分かります。
でも、こなしてたらそこに喜びは生まれない。
そうではなくて、お客様が気持ちよく買い物ができるよう接客し、どうすればお店がより発展するかを考えて働いていく。
それが「こなさずに生きる」ということなのです。
自身の行動1つ1つに意味を持たせる。
行動全てから喜びを得るために生きる。
それがこなさずに生きるということなのです。
常に心を付随させる
自分の心に目を向けることです。
自分の心はどうしたら喜ぶのかということに常にアンテナを張っておくことです。
それが今を生きるということに繋がっていくのです。
自分の行動で心を動かすこと、それが今を生きるということなのです。
現状のあなたで、現状あなたができる選択肢の中で、あなたがどう満足するのか。
それが大切なのです。
その選択で心は喜ぶのでしょうか。
不安から逃げる選択をとってあなたは喜ぶのでしょうか。
今目の前にある選択肢の中で、どの選択があなたの心を弾ませるのでしょうか。
もっと心を大切にするのです。
こなさないトレーニングを
今この瞬間からでもやれることはあります。
今のあなたはどんな姿勢でこの記事を読んでいるでしょうか。
姿勢1つとってもこなさずに生きることができるものです。
どんな格好で読んでいるあなたが最高にクールでしょうか。
猫背でだらしない恰好で読んでいるあなたと、背筋を伸ばしてびしっとした格好で読んでいるあなた、どちらがクールでしょうか。
この記事を読んだあと、どんなあなたでいることが最高にクールでしょうか。
一瞬一瞬を大切に生きるあなたと、結局何もしないあなた、どちらがクールでしょうか。
意識をしだせば、ありとあらゆることをこなすことなく生きることができます。
今選択でき得る選択肢の中で、自分が一番満足する選択をしましょう。
選択の1つ1つにこだわりましょう。
それこそが今を生きるということであり、こなさずに生きるということなのです。
まとめ
僕自身、たまにそれこそこのブログもこなしてしまうことがあります。
書くことが目的となって、誰かに想いを届けるという部分がすっぽ抜けてしまうんです。
そういう時は一度立ち止まって、何を伝えたかったのかを再確認して、心が付随するようにしています。
そうやって少しずつでも、自分の心を大切にできる時間を、今を生きる時間を増やしているのです。
心の豊かさっていうのは、心の付随した行動の多さと比例します。
もっと自分の心に目を向けて、生きていくことです。
その先に、満たされた世界は広がっているのです。