いつまでも安定を選んでいては、現状を変えることはできない。
だからこそ、どこかで勇気を出して、覚悟を決めて一歩を踏み出す必要があります。
その一歩がどれだけ価値あることか。
その一歩にどれだけ恐怖が伴うことか。
それは踏み出した者にしか分からないことでしょう。
それくらい、一歩を踏み出すということは難しいものです。
でも、そんな恐怖との葛藤の中で一歩を踏み出している人もいるでしょう。
不安と戦いながら、見えない未来に足を踏み入れていくあなたは、きっと心細いと思います。
今回の記事はそんな「現状を変えたくて一歩を踏み出した人」に向けた、僕からの応援のメッセージになります。
あなたのその偉大な一歩が、ダイヤモンドのように価値あるものになることを願って贈りますので、ぜひ最後までご覧ください。
まずはおめでとう
冒頭でも書きましたが、一歩を踏み出すというのはすごく恐怖が伴うものです。
なぜならその一歩先というのは暗闇でなにも分からないから。
もしかしたら一歩先は床がないかもしれない。
もしかしたら一歩先は足元が灼熱の溶岩かもしれない。
それでも尚、勇気を出して踏み出したそのあなたの覚悟に、僕は称賛を贈ります。
本当におめでとう。
心から、あなたのその一歩を嬉しく思います。
人生は流れ続けます。
自分がどれだけ停滞していようが、お構いなしに時間は流れていくものです。
その流れを無視するように、そこで足踏みをしてしまう人のなんと多いことでしょうか。
恐怖で足がすくみ、前にも後ろにも動けないような状態で時間を浪費してしまう人を僕はたくさん見てきました。
何より過去の自分もその中の1人です。
だからこそ、その一歩がどれだけ価値のあるものなのかを知っています。
どれだけ素晴らしい偉業であるかを僕は知っているのです。
だからまずはその選択をとれた自分を、前に進む勇気を持てた自分を誇りに思ってください。
あなたは執着を捨てた
いままで停滞していた人が、どうして前に進むことができるようになったのかといえば、それは恐怖を乗り越えたから。
言い換えると、執着を捨てたからです。
あなたは恐れていた。
もしかしたら上手くいかないかもしれないという安定の欠乏を。
今関わっているものと縁が切れてしまうかもしれないという愛の欠乏を。
あなたを支えてくれている大切なものを失うかもしれないという依存対象の欠乏を。
だから一歩を踏み出すことができなかった。
どうしても欠乏した未来を受け入れることができず、現状に甘えていた。
それでも、前に進むためにあなたはその執着を捨てたのです。
執着を捨てて孤独に前に進むことには、不安が訪れる。
それは支えがなくなってしまうから。
特に精神的に成熟しきっていない状態では、その不安や恐怖というものは肥大化します。
それにも関わらず、あなたはその不安と恐怖の中にその身一つで飛び込んでいった。
この一歩は一歩でも、ただの一歩ではない。
人生を大きく変える偉大な一歩なのです。
全てを堰き止めていたダムが決壊する瞬間のような、全ての始まりの一歩なのです。
あなたならやれる
その一歩先では、相変わらず予測不能な出来事があなたを苦しめるでしょう。
いままでは安定した人生があなたを守っていました。
人生の流れを極力堰き止めることで、あなたが傷つくことからあなたを守っていました。
でも、今は違います。
堰き止めていた人生が流れ出し、それに伴って困難という壁があなたの人生に流れ着いてきます。
それはまるで川を流れる流木のよう。
またあなたの人生を堰き止めようとするかもしれません。
でも、今のあなたにはその流木を下流に流す力がある。
困難に立ち向かう力がある。
今迄みたいに、流れてきた流木という乗り越えるべき課題を放置して、人生を傍観しているような生き方はやめたのです。
大丈夫。
絶対に乗り越えられる。
大切なのは、あなたが乗り越えようとするかどうかなんです。
あなたに乗り越えられる力があるかどうかではなくてです。
そのためにも、どうして自分の川にばかり流木が流れてくるんだと嘆くことはもうやめにしましょう。
みんなの川にだって、見えていないだけで流木は流れてきているんです。
それをみんな、自分なりのやり方で堰き止めないように乗り越えているんです。
みんなと同じように、淡々とその目の前に課題を乗り越える。
そうしてだんだんとあなたは強くなっていくんです。
まとめ
恐怖を乗り越えたあなたには、これからたくさんの課題が降りかかってくるでしょう。
その度に苦しくなって、誰かに救いを求めたくもなるでしょう。
それでも自分の力で歩くのです。
誰かに甘えることなく、目の前の現実を自分の力だけで乗り越えていく。
それが自立なんです。
失敗もすると思います。
それでもいい。
転んだらまた立ち上がればいい。
どんな結果であろうと、自分の足で歩いたという過程が美しいのです。
あなたならきっと、一歩先でも困難を乗り越えて幸せになれると僕は信じています。
心の底から応援しています。