不安や悩みのない人生に。

欠乏感を解消して、ありのままの自分で生きよう。

愛されなかったあなたへ

あなたが今生きることに喜びを感じられないのは、あなたは愛されなかったからです。

 

きっとあなたのご両親は「そんなことない」と強く言い張るでしょうが、あなたが安心して安らげる場所を持っていないことが何よりの証明です。

 

あなたは、愛されてこなかった。

これは紛れもない事実なのです。

 

おっとっと。

 

誤解してほしくないのですが、こんな風に言ってあなたを地の底まで突き落そうとしているわけではありません。

 

むしろ僕はその逆で、愛されなかったあなたに希望を持って欲しいと考えています。

 

僕も含め、あなたは愛されてこなかった。

そんな僕たちがどう生きていったら良いのか。

この記事で改めて考えたいと思います。

 

 

 

愛されなかった過去がある

今不幸なあなたは理解しなければならない。

あなたは愛されなかった過去があると理解しなければならない。

 

愛されなかったとは、ありのままのあなたを受け入れてもらえなかったということです。

未熟なあなたではダメであるというメッセージを浴び続け、自分を偽ることを強いられてきたということです。

 

だから不幸なのです。

世界に味方がいないから。

 

本来は一番の味方であるはずの親にすら認めてもらえず。

見た目は繋がりを持っているように見えたとしても、あなたは心理的繋がりを一つも持っていない。

 

そんな孤独の世界で、どうして幸せを感じることができるでしょうか。

 

あなたは認めたくないでしょう。

愛されなかった。

私は誰にも愛されることはなかった。

 

その事実は、どの真実よりも苦しい現実。

 

だから向き合うのは苦しいとは思います。

でも、この事実と向き合わないことにはあなたは前には進めないのです。

 

あなたは愛されなかったという言葉には語弊がある

あなたは愛されなかった。

確かに愛されなかった。

 

ですが、正確に言うのであればこう表現はしません。

正しくは「あなたの周囲の人間は、あなたを愛する能力がなかった」のです。

 

あなたは愛されなかったのだけど、それはあなたに価値がなかったからではありません。

あなたの周囲の人間が精神的に成熟できておらず、愛する能力が育っていなかったために愛されなかったのです。

 

あなたの両親があなたを愛することができなかった。

精神的に未熟だったから、ダメなあなたを受け入れることができなかった。

 

それゆえに、今の不幸が存在しているのです。

 

愛されなかったあなたはどう生きるか

確かにあなたは愛されなかった。

そのせいで居場所がなかった。

安心できる居場所がなかった。

 

だとしても。

どれだけ世界があなたを不幸にしたとしても、あなたが不幸でいる理由にはならないのです。

 

愛されなかったのなら、愛されなかった者なりに生きるのです。

 

あなたのありのままの価値を肯定してくれるものは世界に存在しない。

いるとすればそれは神でしょう。

 

でも神はいない。

あなたを愛してくれる存在はいないのです。

 

だったら自分で自分を愛する努力をするしかないでしょう。

あなたがありのままの自分を受け入れていくしかないんです。

 

愛されなかった者は愛を知らない。

だからこの選択をすることは非常に苦難の道となるでしょう。

 

でも行くんです。

 

あなたが追い求めているものがその先にあるのであれば、その道を進むしかないのです。

 

ダメな自分を許すことです。

出来ない自分を認めることです。

理想の人生を肯定的に諦めることです。

ダメな自分として生きることです。

 

あなたがダメであることを恥じることはありません。

あなたの周りの人間はダメなあなたを否定してきたでしょうが、あなたが一緒になって否定する必要はありません。

 

周りは否定したとしても、私はダメな私で良いと認めてあげていいのです。

 

肯定する必要はありません。

 

ダメなことを無理やり肯定しようとするから苦しいのです。

 

そうではなくて、別にダメでも良くね?って。

まぁすごい自分でもなくてもいいかって。

ダメならダメなりに生きればいいかって。

 

ただ受け入れるだけでいいんです。

ま、こんなもんかと認めるだけでいいんです。

 

 

 

まとめ

愛されなかった僕たちは、愛を知らない。

 

だから世界に居場所もないし味方もいない。

 

だとしても生きていかなければならないのです。

この孤独という地獄を生きぬかなければならないのです。

 

確かに味方はいない。

だったら、自分が味方になるしかないでしょう。

どれだけ今の自分にも愛する能力がなかったとしても、自分で自分を愛せるよう、愛せるようになる努力をするしかないでしょう。

 

あなたが苦しんだこの世界で、わずかな希望の手を差し伸べてくれるのは、他でもないあなた自身だけなのです。