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職場の人間関係が上手くいく考え方

僕の職場の別部署に新人さんが入ったのですが、3週間経たずしておやめになられました。

 

よくあることかもしれませんが、僕は言いたい。

声を大にして言いたい。

 

彼がやめたの、絶対○○さんのせいやーーーーーん!!!

 

いや、こんなことを言うのは良くないかもしれない。

でも言わなければいけない。

 

彼がやめたのは、間違いなくとある方の教育方法が良くなかったからだ。

 

たまにいるじゃない、教え方が恐い人。

正しいこと言ってるんだけど、嫌な気分にさせられる人。

 

これねー、昔の僕なんですよ笑

 

ほんとに昔の僕は未熟だったので、正論で周囲の人間をなぎ倒していくような人間でした。

その姿は赤兎馬に跨った呂布と見間違えられるほどだと言います。

 

で、なんで正しいこと言ってるのにそれがダメなのかって話なんですが、それは立ってる土俵を間違えているから。

逆に言うと、土俵を意識することで人間関係というのは上手くいったりします。

 

ということで、今回の記事では人下bb関係が上手くいくために知っておきたい「正しさの土俵」についてお話していきます!

 

 

 

正しさの土俵

正しいことを言っているのにそれが悪くとられてしまうのは、土俵が間違っているからです。

 

何が言いたいのって感じだと思うんですが、実は正しさには土俵があります。

 

例えばですが、平和な世界という土俵において、人を殺さないことが正しいとされていますよね。

ですが、戦争という土俵においては、人を殺すことが正しいとされるわけです。

 

同じ「人を殺す」という事象であっても、それが正しくなったり正しくなくなったりするのは、経っている土俵が違うからです。

 

つまり、土俵によって正しさは変わってしまう。

 

だから、自分がどの土俵に立っているのかを意識することで、自分の正しさというものを再確認できるわけです。

 

職場の正しさとは

職場というのは仕事の正しさと人間関係の正しさという2つの正しさが混在しています。

このどちらも欠けることなく、2つの正しさを満たせる人が職場で上手くやっていける人というわけです。

 

仕事の正しさのみに意識が行ってしまっている人というのは、言っていることは正しいわけです。

だから言っている本人にも悪気はない。

 

そんな言い方しなくてもいいじゃんなんて言っても「自分何か間違ったこと言ってますか?」みたいに反省する様子はないのです。

 

仕事の正しさ

仕事の正しさとは、お客様や他の従業員に迷惑をかけないようにすることです。

そして、与えられたタスクをしっかりとこなしていくこと。

 

だからミスをしたり、求められた仕事が出来ていないと、責め立てられるわけです。

 

どうしてできないんだ、どうしてやらないんだと。

 

確かに仕事という土俵において、問題を起こさずに、ミスをせずに行うということは正しいですし、そうできるように指導していくのも企業として大切なことだと思います。

 

ですが、そこだけを見て指導していくと問題が起きてくるのです。

 

人間関係の正しさ

ミスを指摘するなど、言葉を伝えるという行為は仕事という土俵ではなく人間関係の土俵になります。

 

そうなったときに最優先されるのは人間関係の土俵の正しさであって、その正しさとは、相手が嫌な思いをしないこと、つまりは愛です。

 

愛を持って相手に接することこそ、人間関係の土俵においては絶対的に正しいものとなります。

 

仕事の正しさを伝えるときに、人間関係の土俵に立って伝えなければならない。

だから職場の正しさというのは難しいのです。

 

仕事の正しさを伝えるときには、相手が嫌な思いをしないよう配慮しなければならないのは、伝えるという行為が人間関係の土俵だからです。

 

ここをはき違えなければ問題なくコミュニケーションがとれ、円滑な人間関係の上で仕事を教えていくことが出来るのです。

 

今あなたはどの土俵にいる?

今自分のやっていることが正しいのか分からなくなってしまったら、自分はどの土俵に立っているのか考えてみてください。

自分の立っている土俵において、その行為が正しいのかどうかを精査するのです。

 

正しさというものは、不変的なものではありません。

常に土俵によって変わるものであり、その視点を養っていくことで、最適解を常に導き出せるようになるでしょう。

 

 

 

まとめ

職場の人間関係がごたごたするのは、仕事と人間関係という2つの正しさのバランスがとれていないからです。

 

仕事という、お客様に対する正しさだけを相手に配慮せずに押し付けてしまっては、相手に嫌な思いをさせてしまうのも当然です。

 

反対側に人がいるとき、その土俵は人間関係の土俵となります。

 

愛を持って相手に接しながら他の土俵の正しさも出していけると、何かと上手くいくのではないかと思っています。