こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
不安や悩みに思考が支配され、苦しい毎日を過ごしているあなたは、どうしたらこの葛藤から逃れられるのかと困っているのではないでしょうか。
考えないようにしても、何かに没頭していたとしても、気が付くとそのことについて考えてしまい、問題が解決する様子はないんですよね。
では、そういった問題は解決することができないのでしょうか。
いつまでもいつまでも問題に苦しみ続けるしかないのでしょうか。
答えはNOです。
不安や悩みといった問題を解決するには、今を生きることが重要なのです。
そこで今回の記事では、今を生きる方法についてお話していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
今を生きるとは
今を生きるとはなんなのでしょうか。
僕たちは今この瞬間にしか存在できませんし、そういう意味では今を生きているはずです。
ですが僕が言っている今を生きるとは、物質的な「今」ではなく、精神的な「今」なのです。
今を生きるとは、今現在に意識を集中させるということです。
今を生きるとは、今現在に思考の焦点を当てるということです。
今を生きるとは、五感で世界を感じ取るということです。
様々な形で今を生きるという方法がありますが、総じて言えるのは「今現在に内的意識が向いている」ということ。
そうした状態を、今を生きると言っているのです。
なぜ今を生きられないのか
どうして僕たちは今を生きられないのでしょうか。
それは、意識が今ではなく過去や未来に向かっているからです。
例えば、仕事でミスをしてしまったとしましょう。
家に帰ってもずっとそのミスのことを考えてばかりで、苦しい時間が続いてしまいます。
この時、物質的には家にいるのですが、精神的には職場にいるのがわかるでしょうか。物質的には今に存在しているのですが、精神的には過去に留まっていることがわかるでしょうか。
どれだけ時間が経とうとも、過去のことを考えているだけでそれは今を生きていないわけです。
そのときあなたは、過去を生きています。
さらに例えば、そのミスで明日怒られるんじゃないかと考えてしまっているとしましょう。
これは逆に今を生きているのに未来に生きてしまっているということになります。
これらの例を見ていただければ分かるように、僕たちの悩みや不安といったものは、総じて過去か未来にあるものであり、今現在に存在していることはまれなのです。
今を生きる方法
では、どのようにして今を生きれば良いのでしょうか。
今を生きるとは、今現在に意識を集中させるということです。
今を生きるとは、今現在に思考の焦点を当てるということです。
今を生きるとは、五感で世界を感じ取るということです。
先ほどこのように書きましたが、どれも何となくわかるけど理解できないという人が多いのではないかと思います。
そこで今回1つお勧めしたい方法がありまして、それが場所ごとに思考の座標を変更するということなのです。
何を言っているんだと思ったかもしれませんが、もう少しお付き合いください。
例えば、職場では職場のことだけ考える。
家に帰ったら、家のことだけ考えるのです。
自分の思考の座標を場所に紐づけて取り扱うことで、ずっと同じことについて考え込むのを防ごうというわけなのです。
これをすることで、意識的に思考を切り替える癖をつけることが出来ます。
今は職場だから仕事のことだけ考えよう。
今は家だから趣味のことだけ考えよう。
最初はこれくらいざっくりにやっていって、慣れてきたら職場をさらに細分化し、オフィス、トイレ、休憩中などなど、細かい場所ごとに割り振っていくとより効果的です。
僕自身、気が付くと過去のことについて考えてしまう癖がありました。
なんとなく反省会をしたりしてしまい、それが良い方向へといかなそうだったのです。
そこで、場所ごとに思考することを切り替えていきました。
まずやったのは、場所ごとに何を考えるかを決めることでした。
家では哲学的なこと、心理学的なこと、趣味全般について考えるようにし、出勤時間、退勤時間は思考せずに目の前に広がる情報を意識的に五感で感じるようにしました。
そして職場では仕事のことだけを考えて…と、自分が今いる場所ごとに切り替えるようにしたのです。
そうすると、無意識に反省会をしていたりしても、意識的に思考の座標を今に合わせることができるので、ストレスのない毎日を過ごせるようになりました。
過去のことが気になるのも分かるし、未来のことが不安なのも分かります。
ですが、どちらも考えても仕方のないこと。
本当は不安や悩みを抱える根本の原因を正す必要があるのですが、対処療法としてこの方法をやるのはお勧めですよ。
まとめ
今を生きるというのは難しいです。
思考というものに時間の概念は存在しないため、好き勝手に過去や未来へ行くことが出来ます。
だからこそ、その思考の時間軸の座標を自分でコントロールする必要があるんです。
そこでオススメなのが、場所と思考内容を紐づけるということ。
自分が今いる場所のことにのみ、思考のリソースを割くのです。
仕事で失敗をしたとしても、帰り道には空の青さに目を向ける。
鳥の鳴き声に耳を傾ける。
そうやって、今の自分ができることに意識を向けていけば、言い換えると内側の世界ではなく外側の世界に意識を向けていけば、それが今を生きるということになるのです。
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