こんにちは、たけうちです。
はじめましての方は、こちらの記事もご覧ください。
他人の顔色を伺いながら生きてしまうことに疲れてしまっている人は多いです。
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたもそのうちの1人かもしれませんね。
大人になればなるほど他人の顔色を伺う癖が固まってきてしまうものですから、何とかしたくてもどうしようもなかったりで、心の底から幸せな状態とは言えないでしょう。
さて、どうして僕たちは他人の顔色を伺ってしまうのでしょうか。
言い換えるならば、どうして他人に怯えて生きているのでしょうか。
この他者に対する怯えの原因の一つとして挙げられるのが、相手の承認を求めているということです。
今回の記事は、そんな承認に対する怯えに焦点を当ててお話していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
僕たちは何に怯えているのか
僕たちは相手の一挙手一投足に怯えることがあります。
悪く思われたらどうしよう、認められなかったらどうしよう。
こういった不安が心の中を付き纏い、常に心に影を落とすのです。
そして、そんな不安を払拭するために、自分を偽り、他人に気に入られようとするのです。
つまりは迎合ですね。
相手の承認を強く求めているが故、傷つかない未来を求めているが故、こういった不安や怯えから、自分を苦しめる選択をしてしまっていると言えます。
結末を受け入れる
僕たちはこの怯えを乗り越えるためにどう生きていけばいいのでしょうか。
その方法の一つとして大切なのは、結末を受け入れるということです。
ダメだと思われたくない、悪く思われたくない、認められたいといった欲求が不安を生み、他人の一挙手一投足に怯える原因を作り出します。
だったら、その結末を受け入れてしまえばいいのです。
つまりは、ダメだと思われることを受け入れる。
悪く思われることを受け入れる。
認めらないことを受け入れる。
嫌な未来、避けたい未来も、自分の未来であると覚悟し、受け入れると決意するのです。
ダメな自分と思われたっていいじゃないですか。
だって、現実の自分はダメなんだから。
大した人間じゃないんだから。
等身大の自分は、全然すごくなくて、まだまだ情けなくて、ちっぽけな存在なのです。
そんな存在だから、ダメな奴だと思われることだってあるだろうし、悪く思われることだってあるだろうし、認めてもらえないことだってあります。
でも、それは仕方がないことなのです。
その結末を避けようとすることは、等身大の自分を否定するということと同義であって、自分を愛するということとは対極にあることなのです。
大切なのは「どう思われるか」ではなく「どう生きるか」
ダメな自分として生きるにあたって大切なこと。
それは、他人がどう思うかではなく、自分がどう生きるかに焦点を当てることです。
ダメダメだから当然失敗もしますし、情けない部分もたくさんあります。
それは避けられない事実です。
大切なのは、そんな自分がどう生きるかなのです。
間違いもするし、いい結果も出せないし、迷惑もかけるだろうけど、ダメな自分なりに最善の結果を出そうと生きることが大切なのです。
結果にばかり目を向けていては、足りない部分にばかり目がいってしまいます。
それはそうです。
至らないところばかりなのですから。
結果はすぐに出ないから、すぐには変えられない。
ダメな自分が一朝一夕で生まれ変わることはありません。
でも、生き方というのは今すぐ変えられるものです。
自分が心の底から正しいと思える生き方というのは、今すぐにでも出来るものなのです。
結果ではなく過程を大切にしましょう。
至らない結果を認め、受け入れながら、そんな自分が精いっぱい生きることに注力する。
それが他人に不安を感じ、怯えないように生きる方法なのではないかと思います。
まとめ
他人の一挙手一投足に怯えるのは、ダメな自分を見せた結果、他人の承認が得られないと感じているからです。
相手に認められるために、自分を偽って生きようとしてしまうから、苦しみが生まれていきます。
ダメだと思われることを受け入れましょう。
嫌な結果も、すべて抱えて生きる決意をするのです。
それは辛いかもしれません。
でも現実問題、他人に認められないことだってあるのです。
それでも自分を偽らずに生きる必要があるのは、自分を偽ることは自己否定に繋がっていくからです。
どれだけ自分が至らない人間でも、自分まで自分を否定してはいけません。
そうやって自分を否定するのではなく、そんなダメな自分がどうやって生きるのかを考えることが大切なのです。
全ての結末をこの身で浴びて、それを背負って生きていく。
こう決意出来たときが、あなたにとっての新しい人生の始まりなのです。
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一緒に人生をより良くしていきましょう。